「女性アスリートへの服従命令」「人質事件のTV生中継」実話サスペンス『TATAMI』&『セプテンバー5』の衝撃
新場面写真解禁!誇りを奪う理不尽な命令に選手は……
『TATAMI』からは、新たな場面写真も到着。最初の一枚は、主人公のレイラが久しぶりに再会したイスラエル代表のシャニ・ラヴィ(リル・カッツ)と談笑する場面を捉えたものだ。実はこの時、微笑みを交わす2人の姿を監督のマルヤムはいぶかしげに見つめていた。
そして見事な勝利を収め、畳の上で両手を掲げて喜ぶレイラの姿も。初戦から快進撃を続けるレイラは、この後イラン政府からの「棄権せよ」という理不尽な命令に激しく葛藤することになる。
『TATAMI』© 2023 Judo Production LLC. All Rights Reserved
さらには、レイラが順調に勝ち上がれば対戦することになるシャニ・ラヴィをとらえたカット。この後、イスラエル選手との対決を前にしたレイラは、どんな決断を下すことになるのか。気になるその先の顛末を、劇場の大スクリーンで目撃しよう。
世界に生中継されてしまった人質事件を描く!『セプテンバー5』
本作は1972年のミュンヘン五輪で発生した武装組織による人質事件を、TV中継を担った放送クルーたちの視点でスリリングに描き、賞レースの台風の目となっているノンストップサスペンスだ。
©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
1972年9月5日、パレスチナ武装組織<黒い九月>によるイスラエル選手団9名が人質にとられる事件が発生。全世界が固唾を飲んで見守った歴史的なTV中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁のスポーツ番組の放送クルーたちだった。
過激化する武装組織の要求、機能しない現地警察、錯綜する情報……。中継チームが極限状況で選択を迫られる中、刻一刻と人質交渉期限は迫っていく。立て籠もった犯人たちは自分たちの報道を見ている。刻一刻と変わる状況の中で、“伝えること”を使命とする4人はどんな決断を下すのか――。
報道の自由、事件当事者の人権、そのとき報道は何ができるのか? SNSの普及で人類全体がメディアになり得る現代。世界各地で続く紛争や虐殺、驚きの結果をもたらしている大統領選に混迷する日本政治を含め、メディアによる“報道”のあり方をも問う衝撃作だ。
『セプテンバー5』は2025年2月14日(金)より全国公開