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「人って、死ぬとどうなるの?」子どもたちの“前進”を通して現代社会を見つめる『光る校庭』全国公開中 安達祐実、光石研ら出演

「人って、死ぬとどうなるの?」子どもたちの“前進”を通して現代社会を見つめる『光る校庭』全国公開中 安達祐実、光石研ら出演
©2023 光る校庭

梅垣然太や笹木祐良ら子役陣、そして安達祐実や光石研らベテランキャストが顔を揃えた『光る校庭』が2023年12月1日(金)より劇場公開中。国内の映画祭で数々の賞を受賞した注目作だ。

©2023 光る校庭

2人の少年と、それぞれの家族の小さな前進

――行方不明となったまま死亡とされてしまった父を持つ大場智哉は、小学5年生の夏に東京から母の実家へと移り住む。夫の死を未だ受け入れられていない母、しっかりものの姉と、明るい祖父との新生活が始まった。

©2023 光る校庭

智哉は転校先の小学校で、大病を患うクラスメイト・西川翼と出会う。体の弱い翼を過剰なほど気づかう担任やクラスメイトたちに違和感を抱きつつも、智哉は翼との距離を縮めていく。そして、翼の存在が智哉にとっての死生観を刺激しはじめ――。

©2023 光る校庭

「こういう時代だからこそ、優しい気持ちになる作品を届けたい」

2020年、新型コロナウィルスの流行のため、私たちの生活は一変。病床不足・医療逼迫や、コロナ患者、死者に対する隔離・制限のニュースは、本作の監督、比嘉一志にとって自身の死生観を見つめ直すきっかけになったという。一方で、コロナ禍で仕事を失い漫然とSNSを眺めていると、他者への誹謗中傷などの強い言葉を日常的に多く目にすることに気づき、比嘉自身の心も滅入っていった。

コロナ禍で直面したひとつひとつの非日常を機に比嘉が紡ぎ出したのは、家族愛や少年の友情を描く普遍的であたたかな物語。こういう時代だからこそ、優しい気持ちになる作品を届けたい――そんな想いを込めた。

舞台は前作『焦げ。』と同じく、監督の故郷である愛知県豊田市。豊田市商業観光課協力のもと、全編豊田市で撮影された。工業のまちとして知られる豊田市の新たな魅力が、少年たちのひと夏の物語を鮮やかに彩る。

国内の映画祭で数々の賞を受賞した話題作

本作は、 横濱インディペンデント・フィルムフェスティバル⻑編部門最優秀賞受賞、第21回中之島映画祭グランプリ受賞、第9回賢島映画祭準グランプリ受賞、 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2023 ゆうばりチョイス部門正式出品、第17回田辺弁慶映画祭正式出品など、国内の映画祭で数々の賞を受賞。

©2023 光る校庭

梅垣然太、笹木祐良、桔河芽りさ、林真白、矢部翔琉 生田朱莉ら子役陣に加え、安達祐実や光石研、里園侑希、榊原徹士、岡崎ゆうといった豪華出演者も集結した。さrない、主題歌は大平伸平が新曲「描くヒカリ」を書き下ろし、作品の世界観を支えている。

『光る校庭』は2023年12月1日(金)よりイオンシネマ豊田 KiTARA(愛知)、下北沢トリウッド(東京)にて公開中、12月8日(金)よりイオンシネマ板橋(東京)イオンシネマ名古屋茶屋(愛知)ほか順次公開

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