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稲垣吾郎も絶賛する『正欲』岸善幸監督の魅力に迫る!東京国際映画祭で最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞‼ 見どころ解説&監督コメントも

稲垣吾郎も絶賛する『正欲』岸善幸監督の魅力に迫る!東京国際映画祭で最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞‼ 見どころ解説&監督コメントも
© 2021 朝井リョウ/新潮社 © 2023「正欲」製作委員会
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第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え映画化した映画『正欲』が、202311月10日(金)より全国公開となる。

東京国際映画祭で観客賞&最優秀監督賞をW受賞!

『正欲』は、家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語。

©︎ 2021 朝井リョウ/新潮社 ©︎ 2023「正欲」製作委員会

映画化したのは、『あゝ、荒野』(2017年)、『前科者』(2022年)などを経てその手腕にさらに期待が高まる演出家・岸善幸と、原作を大胆に再構築しながら監督の演出の可能性を拡げていく脚本家・港岳彦。このふたりのタッグにより、いわゆる「当たり前」ではない生活を送る人たちの人生を大胆な演出表現をもって映像として浮かび上がらせた。本作の監督である岸善幸は、『あゝ、荒野』が主要映画賞で多数作品賞を受賞し、前作『前科者』では希望と再生の物語を感動的に描いてきた。

『正欲』岸善幸監督 ©2023 TIFF

いま最も新作を期待される監督のひとりである岸監督の最新作『正欲』は、先日閉幕した第36回東京国際映画祭でコンペティション部門観客賞&最優秀監督賞をW受賞。本作での岸監督は巧みな演出力で、登場人物それぞれのキャラクターに寄り添うように、ラストシーンまでを丹念に描き出している。

今回は、そんな大注目の岸監督の今までの映画作品を振り返りつつ、劇場公開を控える映画『正欲』の見どころについてもご紹介したい。

©︎ 2021 朝井リョウ/新潮社 ©︎ 2023「正欲」製作委員会

次ページ:稲垣吾郎も絶賛する岸監督の撮影術とは?
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『正欲』

横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。

原作:『正欲』(新潮文庫刊)
原作小説は、2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞、2013年『何者』では直木賞を受賞した朝井リョウが、作家生活10周年で書き上げた渾身の一作。2021年3月に発売されるやいなやその内容が波紋を呼び、第34回柴田錬三郎賞を受賞した話題作。自身が「小説家としても一人の人間としても、明らかに大きなターニングポイントとなる作品です」と語る通り、共感を呼ぶ傑作か、目を背けたくなる問題作か・・・「この衝撃は読んでみないとわからない」「もう読む前の自分には戻れない」と、続々と読者が増え続けている。

制作年: 2023