アントマン、ワスプ、スパイダーマン大集合 2023年、ヒーロー映画界のトレンドは「虫」

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ライター:杉山すぴ豊
アントマン、ワスプ、スパイダーマン大集合 2023年、ヒーロー映画界のトレンドは「虫」
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』©Marvel Studios 2022

最新“虫”系ヒーロー

映画ではないですが、2023年に放送される特撮ドラマでスーパー戦隊ものの最新作が『王様戦隊キングオージャー』と発表されました。今回はヒーローの名前がクワガタオージャーなど“昆虫”がモチーフということで話題になっています。実は、2023年のヒーロー映画界も虫にちなんだ作品が多いんですね。

MCUフェーズ5のキックオフ作品『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

まずはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2月17日(金)日米同時公開)。アントマン=アリ男、ワスプ=ハチ女というヒーローが活躍します。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』©Marvel Studios 2022

彼らはスパイダーマンのようにクモの力を身に付けた超人というわけではなく、アリのように小さくなれたり、ハチのように羽で飛び回れるスーツを装着しているという意味で、このヒーロー名を名乗っています(もっともアントマンはヘルメットを通じてアリと交信できるという特技も持っています)。この作品はMCUのフェーズ5のキックオフとなる重要な作品であり、マルチバースの1つである量子世界(クアンタム)で大活躍。フェーズ5および6の鍵を握ると言われている超重要ヴィラン、カーンが本作でデビューすることでも話題です。

5月3日(水)にはMCUの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が公開。2作目から登場している、虫のような触角を持ったマンティス(カマキリの意味)に注目。彼女はディズニープラスで独占配信中の特番ドラマ『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー ホリデースペシャル』において、主人公のピーターとの意外な関係が明かされました。したがって本作において、より重要な役割を担うのではないかと思います。

いろんなスパイダーマン大集合『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

そして6月には、元祖虫系ヒーロー、スパイダーマンの最新作が登場!『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』です(アメリカ公開は6月2日。日本公開日は未定)。

本作は、2018年に公開されアカデミー賞を受賞した長編アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の待望の続編。ピーター・パーカーの意志を受け継ぎスパイダーマンとなった黒人少年マイルス・モラレスくんがスパイダーバース(スパイダーマンを基軸としたマルチバースの捉え方)を旅し、様々なスパイダーマンたちと出会うという話になりそう。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』©︎2022 CTMG. ©︎& ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.

解禁された予告を見る限り、前作の最後にチラっと登場した未来世界のスパイダーマン、スパイダーマン2099ことミゲル・オハラを筆頭に、沢山のスパイダーマンの姿が確認できます。例えば……

■紙バッグみたいなものをかぶった男。これはピーターがスパイダーマン・コスチュームを失った際、自分の正体を隠すために紙バッグを被った時の姿。ボンバースティック・バッグマン(アメージング・バッグマン)と呼ばれています。

■親子連れみたいな2人組のスパイダーマンの姿が見えますが、これは別バースでメリー・ジェーン(MJ)とピーターの間に生まれた娘、アニー・パーカーでしょう。この2人は母娘ヒーローとなり、スピネレット(MJ)とスパイダーリング(アニー)と名乗ります。

■警察官みたいなスパイダーマンがちらっと登場しますが、これは“スパイダーコップ”と呼ばれるキャラ。スパイダーマンのプレステのゲームやコミックにも登場する、これまた別バースのスパイダーマンです。

■そのスパイダーコップの横を通る、背中に人工アームをつけたキャラはメイ・ライリーことレディ・スパイダーと呼ばれるキャラです。

……ざっと見ただけでもこれだけの“スパイダーマン”を見つけられたので、まだまだ多くのスパイダーマンと出会うことができるでしょう。

DC映画『ブルービートル』は“スカラベ”なヒーロー

アリ、ハチ、カマキリ、クモときて、8月にはビートル(甲虫)に関連したヒーローがデビュー。DCの『ブルービートル』です(8月18日全米公開予定)。

DCコミック史においてブルービートルを名乗るヒーローは複数存在するのですが、今回の映画版は2006年にコミック・デビューしたジェイミー・レイエスという青年が変身するブルービートルの冒険を描きます。

ジェイミー青年は、偶然手にしたエイリアンのデバイスを使い、青色の、甲虫を模したパワードスーツを装着します。そしてそのデバイス自体が青いスカラベ(エジプトにおける、コガネムシ)のようでした。

いかがだったでしょう。あ、アメコミ映画ではないですが、庵野秀明監督の『シン・仮面ライダー』も公開(3月予定)。仮面ライダーと言えばバッタがモチーフですよね。というわけで、2023年は“虫”系ヒーローがトレンドなのです。

文:杉山すぴ豊

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