赤楚衛二&町田啓太がお互いをベタ褒め!『チェリまほ THE MOVIE』の愛と思いやり溢れる熱烈制作秘話

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ライター:加賀谷 健
赤楚衛二&町田啓太がお互いをベタ褒め!『チェリまほ THE MOVIE』の愛と思いやり溢れる熱烈制作秘話
町田啓太 赤楚衛二

赤楚衛二×町田啓太=❤

豊田悠による同名漫画を原作に、赤楚衛二町田啓太ら人気若手俳優陣が出演し大ヒットしたドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年、テレビ東京系)。その映画版『チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』が、2022年4月8日(金)から全国公開される。

『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会

原作/ドラマでじっくり描かれたサラリーマン・安達(赤楚)と同期の黒沢(町田)が育む純愛の行方が気になる! ということで、劇場公開に先立ち赤楚さんと町田さんにインタビューを実施。他局ドラマでの再共演も話題になったお二人が、映画版『チェリまほ』への思い入れや役柄を超えた信頼関係など、心温まるエピソードを語ってくれた。

町田啓太 赤楚衛二

「安達と黒沢の強い関係性のおかげで演じやすかった」

―ドラマ版から引き続き同じ役を演じられて嬉しかったことはありましたか?

赤楚衛二(以下、赤楚):「また一緒だね」「頑張ろうね」「映画だね」と町田くんと控え室で話していました。どうやって同じ役を演じればいいだろう? と考えていたんですが、何より現場の皆さんに再会できる喜びが大きかったです。

町田啓太(以下、町田):黒沢を再び演じられる喜びはすごく大きかったです。その反面、ドラマ版から期間が空いている中、ちゃんと演じられるのかという不安もあったので、準備はしっかり整えました。

赤楚:とにかくずっと笑っていた現場でした。

町田:この現場は安心・安全だなと思っていましたね。

赤楚衛二

―映画版の安達と黒沢は、ドラマ版を踏まえ、より親密な関係性になっていると思いますが、役作りの工夫やお二人で話し合われたことがあったら教えてください。

赤楚:ドラマ版での安達と黒沢の関係性は一つのゴール段階だったので、お互い話さずとも自ずと分かっていました。

町田:もちろん撮影現場で色々と相談し、話し合ったりはしましたが、ドラマから続けて撮影している感覚でした。

―引き続き安達は魔法が使えるわけですが、心の声のやり取りを演じる上で、演技面で気をつけたことはありますか?

赤楚:ドラマではまだ恋仲ではない時間が多く、黒沢が何を考えているんだろうと純粋に気になるという演技でしたが、深い関係性からスタートする映画版では、すんなり演じられたんじゃないかと思います。

町田:今回は、心が読まれていると分かった状態でやり取りする部分があるんですが、そこはすごく面白かったですね。安達と黒沢の強い関係性のおかげで演じやすかった部分はあると思います。

町田啓太

「この人は黒沢の解釈が完璧すぎて怖い!(笑)」

―劇場版の撮影を通して、安達の好きだったところ、黒沢の好きだったところをそれぞれ教えてください。

赤楚:ドラマでは見せてくれなかった黒沢の表情や弱さ、本音などを少しぶつけてくれたところですね。黒沢への愛おしさが強くなり、安達の強い芯になったと思います。黒沢はずっと一緒に楽しんでくれますし、楽しませようとしてくれます。神社で二人の未来について話す場面がありますが、そうやってキラキラした未来を見せてくれる人は、素敵だと思います。

町田:安達は本当に優しくて、素敵な愛情のある人です。本当の優しさって強いものだなと思うんですが、映画版の安達にはそれが強く見えるし、感じられるんですよね。ここが自分の居場所だなと思えるし、この人と自分が幸せになるために行動していける、そのエネルギーをくれる人。絶対に相乗効果があるし、お互いにとってプラスでしかない。そういう安達が魅力的ですし、今回は安達から黒沢にアプローチすることが多いので、見どころです。

赤楚衛二

―お互いの役と似ているところを、赤楚さんは黒沢、町田さんは安達について、それぞれお話いただけますか?

町田:ご飯つぶを付けているところなどは、赤楚くんと非常にリンクしています。本当の優しさや人の痛みを知っているところも完全に一致していますし、安心感があります。

赤楚:照れくさいので、この辺りにしてもらいます(笑)。僕はさっきも言った、人の痛みを知っているから相手を傷つけないというのは、町田くんと同じです。多分、過去の経験が滲み出ているのでしょうし、人を思う優しい空気感に黒沢と通ずるものがあると思います。

町田:黒沢はほんとうに完璧すぎて、自分で演じていて恥ずかしくなる時がありました。大丈夫かな、俺で? と(笑)。黒沢はどういう人なんだろう、と必死で考えましたね。

赤楚:原作者の豊田悠さんが生み出した黒沢の素晴らしさを、町田くんがさらに引き立てていると思います。ひとつエピソードがあって、風間(太樹)監督に「安達って右側にいる? 左側にいる?」と聞かれた時、僕は「だいたい左側にいる感じですね」と答えたんですが、町田くんは「黒沢は安達が車道側にならない方に立つから右左関係ないです」って答えたんです。その瞬間に、この人は黒沢の解釈が完璧すぎて怖い! と思いました。そこまで考えられる人、絶対にいませんよ。

町田:(笑)。黒沢の“ベース”がありますからね。

町田啓太

「一途に想い続ける素晴らしさは世界共通」

―『チェリまほ』は国内外で非常に高い人気を誇る作品になりましたが、ここまで評価された理由はどこにあると思いますか?

赤楚:僕は二つあると思うんです。一つは“黒沢の圧倒的ルックス”というところ(笑)。

町田:何を言っているんだ(笑)。

赤楚:やっぱり同性の僕から見ても、世界で通用する見た目です。もうひとつは、これも町田くんの話ですが、黒沢のジェントルマンな姿勢は同性も異性も関係なくグッときますし、何より一途に想い続ける素晴らしさは世界共通かなと思います。それを演じた町田くんのおかげですね(笑)。

町田:いいんだよ、そんなにアゲてくれなくて(笑)。逆に言わせてもらいますと、僕もありますよ。それはね、絶対に赤楚くんなんです。安達のもさいキャラクター性がとても重要です。もささの中に相当な可愛さだったり、ピュアさが滲み出る優しさがないと成立しないんです。黒沢からしたら、お願いだからみんな気づいてくれるな! という感情があるくらいなので、赤楚くんだからこその安達だと思います。

そして、この『チェリまほ』は監督やスタッフさんも仰ってるんですが、空気感がいい。その空気は赤楚くんが作ってるんです。(現場の空気は)主演の雰囲気に寄るんですよね。みんなもそこにベクトルが向くし、自ずと合う。本人は謙遜していますが、誰に聞いても絶対にそう言うと思いますよ。

『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会

赤楚:町田さんも皆さんも柔らかい方じゃないですか!(笑)

町田:赤楚くんがこういう雰囲気じゃなかったら、絶対に共演者の雰囲気も違うと思う。

赤楚:え、変わりますかね。

町田:絶対違ったよ。……これは何の時間なんだ!?(笑)。

赤楚:「One for All, All for One」の関係ですね(笑)。

町田:そういうことか(笑)。こういう運命だし、巡り合わせだと思うので、スペシャルなことが起きただけだと思います。

赤楚:奇跡ですね。

『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会

「相手に言葉で伝える時には、素直に心から伝えること」

―お互いに“信頼している”エピソードなどはありますか?

赤楚:僕から見る町田くんは、今回は多分、今までにないくらい現場ではっちゃけていたという印象的です。

町田:(笑)。

赤楚:そこまで心を開いてくれてるんだ、と。楽しそうな等身大の姿でした。たとえば紳士な姿を見ると“さん”付けで呼びたくなる気もしましたが、やっぱり元気な“町田くん”でしたね(笑)。

町田:楽しかったですよ(笑)。現場が楽しみでしたし、みんなと話しているとやっぱり楽しいので、早めの同窓会のような感覚でした。お互い普通にそこにいて、何かあれば相談し合えるし、仲間として友人として、ありがたいなと思いながら演じていました。

赤楚衛二

―安達と黒沢の関係性を見ていると、言葉で相手に伝えることが非常に重要なテーマだと思いましたが、お二人は何か意識していることはありますか?

赤楚:基本、思ったことや、「ありがとう」「ごめんね」は常々お互いに言っている気がします。

町田:それは相手に対して、信頼感もあるしリスペクトしているからですよね。赤楚くんは自然体ではっきり言葉で伝えながらも、ちゃんと言葉を選んでもいて、素敵だなと思います。僕自身は、昔から喋るのは好きだったんですが、自分の気持ちをどう言語化していいのか、すごく難しかったなと。相手にちゃんと伝わるように言語化するのが苦労したし、今も苦労しながら生きています。

赤楚:町田くんは、頭の中で整理して話をしてくださるからか聞きやすいですし、僕に足りない部分だなと思います。

町田:いやいや、全然。努力しないとなと思います。相手に言葉で伝える時には、素直に心から伝えることが大事だと学びました。

町田啓太

「小さな日常に幸せを感じてもらえたら」

―映画版でも黒沢が手料理を振る舞い、安達が「うんまっ!」と食べる幸せな一コマが織り込まれていて、二人の温かな関係性に思わずキュンとしてしまいます。そんなささやかな日常にも幸せを感じられる安達と黒沢が、それほどまでにお互いを思い遣り続けることができる“秘訣”は何だと思いますか?

町田:二人に聞いてみたいです(笑)。

赤楚:そうですね(笑)。難しいですね。

町田:ちょっとしたことで幸せだと思えるのは、そういう相手や環境があるからです。その環境をお互いに大事にしようと思うことが大切で、そうすると、どれだけ小さなことでもキラキラ輝いて見えると思うんです。

赤楚:確かに、日常の小さなことでも“幸せだな”と、安達も黒沢もお互い感じる人たちだと思います。そうした感覚を重点的に置いていたら、私生活もすごく鮮やかになりますよね。まさにその通りだと思います。

町田:視野が広がりますよね。

『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会

―赤楚さんと町田さんの中では、こんなところで小さな幸せを感じたなという場面はありましたか?

赤楚:帰り道のシーンや一緒にお弁当を食べてるシーンなど、本当に“全部”ですね。黒沢が笑ってくれたとか、何気ない瞬間がドラマ版から多々ありました。キャンプに行ったりイベントを楽しむ場面もありますが、日常でご飯を食べるところを愛らしく思ったり、細部にこそ幸せが宿っています。

町田:今回は安達と黒沢の気持ちが通じ合っているところからスタートなので、そういうシーンが多いですし、僕らもそれを意識して演じています。こうしようか、ああしようか、と神社からの帰り道で、幸せな未来を話して共有するシーンでは強く感じますね。

『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会

―では最後に、映画の公開を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

赤楚:今回は映画ということで一つの節目になるんですが、本作を観てくださった皆さんが、この二人ならどこかで幸せにやっていけるだろうなと、ドラマ版の最終話より強い安心感をもって余韻に浸れると思います。まだ『チェリまほ』を観ていない方でも楽しめる作品なので、人との繋がりの素晴らしさを伝えられたらなと思います。

町田:まさに“小さな日常”に幸せを感じてもらえたらいいなと思います。そういう生き方や考え方によって行動することで、人生が少し楽しくなったり、観た方それぞれに何かを感じていただけると思うので、なんかちょっと、観に来てください(笑)。人の温かさや温もりを感じたいなと思ったとき、ぜひ観ていただけたら。

『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会

取材・文:加賀谷健
撮影:落合由夏

『チェリまほ THE MOVIE  30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』は2022年4月8日(金)より全国公開

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『チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』

童貞のまま30歳を迎え、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れたサラリーマン・安達と社内の人気者で仕事も出来る同期・黒沢は恋人同士。デートを重ねたり、社内恋愛も順調な幸せな日々の中、安達に転勤の話が舞い込む。やりたい仕事ができるチャンスに喜ぶ安達だが、転勤先は遥か1,200km離れた長崎だった――。転勤話をめぐり、互いを想い合うがゆえにすれ違ってしまう安達と黒沢。そして、遠距離恋愛をきっかけにふたりは未来について考え始めて……。はたしてこの恋、どうなる!?

監督:風間太樹
脚本:坂口理子
原作:豊田悠

出演:赤楚衛二
   浅香航大 ゆうたろう 草川拓弥(超特急)
   佐藤玲 鈴之助
   町田啓太

制作年: 2022

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