東京コミコン2020にマイケル・J・フォックス参戦! 公開35周年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が今ふたたびアツい理由とは?

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ライター:杉山すぴ豊
東京コミコン2020にマイケル・J・フォックス参戦! 公開35周年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が今ふたたびアツい理由とは?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』©1989 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC.

臨場感にコダワリあり! 東京コミコン2020は幕張メッセからオンライン開催

2020年も東京コミコンが12月4~6日の3日間にわたって開催されます。今回は新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインでの開催。今までの東京コミコンの楽しさをできる限りお届けするべく、会場は例年どおり幕張メッセを使い、そこから無観客配信で行われます。やはりイベントとしての臨場感にはこだわりたかったのです。

東京コミコンで人気なのは、やはりステージ。ここにスターが登壇して、ファン・ミーティング的な盛り上がりをみせたり様々な発表が行われるわけですが、2020年はそれを中継して、配信するわけですね。東京コミコンのサイトにアクセスすれば、無料で配信されているステージのコンテンツをオンタイムで1回限り視聴することができますが、550円(税込)で有料ゾーンに入ると、そこではステージ・コンテンツがアーカイブ化されているので、見逃したステージを楽しんだり、気に入ったステージを何度も見ることができます。今年は話題のアニメの声優さんを呼んでのトークショーや、アッと驚く映画の発表などを予定しています。

さて、東京コミコンの名物といえば海外からスターを招いての撮影会やサイン会ですが、今回はさすがに来日が難しいということでサイン会のみ。オンラインで申し込みを受け付けて、サインが送られてくるというダンドリになります。そのサイン会のゲストが発表されました。まず、あのSF映画の傑作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)の主演4人、マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トーマス・F・ウィルソンが参加。そしてNetflixで話題を呼んだ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016年~)から、ミリー・ボビー・ブラウンとノア・シュナップ、ケイレブ・マクラフリン、ゲイテン・マタラッツォ。さらにクリスティーナ・リッチ、キーファー・サザーランド、イライジャ・ウッドが参加です。このうち何人かは東京コミコン参加者に対しビデオ・メッセージをくれる予定なので、楽しみにしたいですね。

※11/30追記:セレブエリアサイン会 一部延期

マイケル・J・フォックスは2021年3月初め~4月頃(予定)、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クリストファーロイド、クリスティーナ・リッチ、キーファー・サザーランドは12月中旬(予定)に実施。上記5名のサイン受付はコミコン期間中まで延長。フォックス氏サイン会の追加予約に関しては現在米国側に問い合わせ中。

(左から)マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トム・ウィルソン

時代を象徴する映画やドラマの豪華キャスト陣が時代と世代を超えて東京コミコンに参戦!

こうして見ると、2020年の東京コミコンのゲストは非常に面白い取り合わせです。

“20世紀の映画”である『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(以下『BTTF』)と“21世紀の配信ドラマ”『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。時代もメディアも異なるエンターテインメントですが、どちらも熱狂的なファンが多い人気作であり、昨今のリバイバルやTV放送で『BTTF』を好きになった若いファンもいれば、『ストレンジャー~』はかつてのSFホラー物の楽しさを再現しているから、40代以上の層にも人気がある。そんな、時代を象徴する2作品の主要キャストが揃いました。

(左)ミリー・ボビー・ブラウン、(右)ノア・シュナップ

『ストレンジャー~』のミリー・ボビー・ブラウンと『アダムス・ファミリー』(1991年)のクリスティーナ・リッチの参加というのも面白い。ミリーは2021年にハリウッド版ゴジラ第三弾『ゴジラVSコング(仮題)』に出演するなど、ここ数年のジャンル映画好きにとってのアイドルです。一方のクリスティーナは、90年代のジャンル映画好きにとってのアイドル。僕は彼女が出演したティム・バートン監督作『スリーピー・ホロウ』(1999年)が大好きですが、『バッファロー’66』(1998年)で彼女のファンになった人も多いハズ。

クリスティーナ・リッチ

そして2001年、映画界とTVドラマ界を沸かせたアイコン的作品の主役が2人登場します。映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(2001~2003年)のフロドことイライジャ・ウッドと、ドラマ『24』(2001~2010年)のジャックことキーファー・サザーランド。そう、21世紀のエンタメはこの2作品から始まったと言っても過言ではありません。その両雄が揃うわけです。

キーファー・サザーランド

個人的には『BTTF』のマイケル・J・フォックスさん(→ここからは自分の想いもあり“さん”付けにします)を東京コミコンに“お呼び”できたことは本当に嬉しい。SFの楽しさを、SF映画ファン以外に広げたという意味で『BTTF』は偉大なる作品だし、青春映画としてもピカイチの楽しさです。

イライジャ・ウッド

杉山すぴ豊が解説! マイケル・J・フォックスを招聘した3つのアツい理由

今回、マイケルさんをお呼びした背景は3つあります。1つは2020年が『BTTF』の公開35周年という記念すべき年だから。このメモリアル・イヤーに東京コミコンとしても、ぜひ参加したかった。繰り返しになりますが、35年前に『BTTF』という素晴らしい作品があったからこそ、ジャンル映画は市民権を得たと言っても過言ではない。『スター・ウォーズ』(1977年)と並ぶぐらい、『BTTF』はスペクトされるべき作品なのです。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』トリロジー 4Kニューマスター吹替版/字幕版©1985 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved./©1989 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC./©1990 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC.

2つめの理由は、オンライン開催になったことです。東京コミコンとしては、ずっとマイケルさんに来ていただきたいと思っていたのですが、やはり体調のことがあります。しかし、今回は来日を前提としなくても参加していただける東京コミコンですから。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』©1990 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC.

そして3つ目の理由は、東京コミコンは比較的若いファンが多いイベントですが、こういったレジェンド的な作品やスターをご紹介することで、新しい世代との接点を作っていきたいと考えたからです。そういう意味で、これからも東京コミコンはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)や配信ドラマといった新しいエンタテインメントを取り入れながらも、こうしたエンタテインメントの先駆者であり、今なお愛され続けている作品を、スターを、クリエーターをフィーチャーしていきます。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』©1990 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC.

今年はウイルスのおかげで、本当に多くのワクワクや楽しみを邪魔されてしまいました。でもそういう時だからこそ、ファンの熱い想いをめいっぱい発散させる場として、東京コミコンを開催したいと思います! ぜひご参加ください!!

文:杉山すぴ豊

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