在宅マッツ・ミケルセンにリモートインタビュー! “ほろ酔い”主演最新作『アナザーラウンド』を語る

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ライター:BANGER!!! 編集部
在宅マッツ・ミケルセンにリモートインタビュー! “ほろ酔い”主演最新作『アナザーラウンド』を語る
マッツ・ミケルセン

マッツ、55歳の誕生日おめでとう!

ご存知“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンが2020年11月22日、55歳の誕生日を迎える。そして極レアな密着番組など、ことある度にマッツの動向を追ってきたCS映画専門チャンネル ムービープラスが、このめでたいタイミングに合わせて“マッツ・ミケルセン誕生祭”を開催。なかでもマッツが“全赦し”聖職者を演じた『アダムズ・アップル』(2005年)の放送は国内初となる。

『アダムズ・アップル』© 2005 M&M Adams Apples ApS.

ということで今回は、日本公開が待望される主演最新作『アナザーラウンド』についてマッツに直撃インタビューを敢行。新作にまつわるお酒エピソードからプライベート秘話、さらにコロナ禍の生活に至るまで、たっぷり話を聞くことができた。

マッツ・ミケルセン

「やっぱりお酒を飲む時には、ある種のバランスが必要だとは思う」

―最新作『アナザーラウンド』の見どころを教えてください。

“お酒を飲む人たち”のお話なんだけど、4人の中年男性が主人公で、彼らの人生はある意味で停まってしまっている。でも、お酒を飲むと気分が少し上がるので、非常につらい思いをしているこの4人が、気持ちを上げるために職場でもどこでもお酒を飲む実験を始める……っていう物語なんだ。そういうお話なので、すごくコメディチックなんだけど、悲劇的なことも生まれてくる。楽しんでもらえる作品だと思っているよ。

 

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―本作ではダンスを披露しているそうですね。

今回、演じたキャラクターは若かった頃にアマチュアダンサーだったという設定で、いつもみんなからそれをからかわれている。それで、ある段階でそのダンス・スキルを見せるシーンが出てくるんだ。ちょっとだけなんだけど、美しいシーンで、この作品のテーマである“人生を抱きしめよう”っていう考えとシンクロするシーンになっていると思うよ。

―お酒はお好きですか?

この映画でも描いているように、ある程度お酒を飲むと、いわゆる“ゾーン”に入って、とても気持ちがいいよね。例えばビールを飲んでダーツしているとすると、全部がパーフェクトのように感じて、ダーツが的に当たらなくても全然気にならない。しかも、ビールを一杯も飲んでいなければ、そもそもプレイしたいとすら思わないかもしれないよね。そういうセオリーがこの作品には出てくるんだ。ちょっと気持ちが上がって、全てがパーフェクトな状態、彼らはそのゾーンに留まろうとするんだ。アルコールって、そういう風に人に影響を与えるものだよね。


お酒を飲む人なら、気持ちのいい“パーフェクトなゾーン”は分かってくれる感覚だと思うんだけど、ちょうどそのゾーンに入っている時って、友達とも最高に楽しい会話ができたりするよね。ただ、その理想的なゾーンを残念ながらキープできなくて、何を話したか覚えていないようなこともある。でも僕は、この映画で出てくるセオリーに関しては正しいんじゃないかなと思っていて。みんながなんとなく分かる感覚だしね。ただ、やっぱり飲む時にはある種のバランスが必要だとは思う。

 

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―お酒はお強い方ですか?

うん、かなり強いと思うよ。ただ、若い時は「ストップ」って言うのを忘れてしまったことが何回かあった(笑)。それってみんなも経験あるよね。

「いつも作品の世界観に誠実でいたいと感じながらアプローチしているんだ」

―本作の高校教師役をはじめ、『アダムズ・アップル』(2005年)での牧師や、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)での悪役など、さまざまな役柄を演じる上で、意識していることはなんでしょうか?

やっぱり物語と脚本が大事だね。だから何度も脚本を読むし、監督ともたくさん話をして、作品の世界観がどんなものなのかっていうことを確認していく。例えば今回の『アナザーラウンド』では、誰もが見慣れているような日常的な現実が出てきて、それが世界観であり、そういうフレームワークなんだってことが分かる。

Another Round

『アダムズ・アップル』の場合はちょっと誇張されたリアリティの世界観で、おとぎ話的なところがあるよね。どちらの場合も、その世界観に誠実でいたいと感じながらアプローチしているんだ。

『アダムズ・アップル』© 2005 M&M Adams Apples ApS.

その物語のフレームがどんなものなのかっていうのを忘れてはいけないと思っていて、『カジノ・ロワイヤル』の場合は、もちろんジェームズ・ボンドの世界観だよね。意識しているのは、世界観がどんなものであるかを決して忘れずに、誠実にアプローチしていくということかな。

―『アナザーラウンド』には「もう一杯」という意味もありますが、もう一度行ってみたい日本の場所や、もう一度食べてみたい日本食はありますか?

ぼくは日本食の大ファンで、嫌いな食べ物に出会ったことがないよ。全部、もう1回“アナザーラウンド”したいよ。京都にまた行きたいかな。去年、妻と訪れた時に、ほぼ日本酒しか出さない小さなレストランに行って。そこにまた行ってみたいんだけど、名前が思い出せなくて困ってるんだ。

 

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#MadsInJapan: Golden temple. ☸️🧢🎍 #theofficialmads

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『アダムズ・アップル』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2021年4月放送

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