テージャ・サッジャーに独占インタビュー!ついに日本上陸『Mirai 運命の戦士』のアクションと歴史背景
テルグ語映画最新作『Mirai 運命の戦士』
主演テージャ・サッジャーに独占インタビュー
『バーフバリ』シリーズや『RRR』で知られる、インドはテルグ語映画界が贈る最新作『Mirai 運命の戦士』が、8月21日(金)より全国公開中。若くして豊富なキャリアを持つスター俳優テージャ・サッジャーが主演する、壮大な歴史ファンタジーを盛り込んだエキサイティングなアクション映画だ。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
そんな『Mirai 運命の戦士』(以下、『Mirai』)から、インド在住クリエイターのMayoによる、テージャへの貴重なインタビューが到着。日本語を交えながら真摯に質問に答えるテージャは、まさにインド映画の“未来”を背負って立つ陽性のオーラを放っている。
このインタビューではBANGERの独自質問にも答えてくれたので、鑑賞前に読めば作品世界の理解の一助になるだろう。もちろん鑑賞後の答え合わせ的にチェックしても良し、2度目、3度目の鑑賞へのモチベーションをぐっと高めてくれること間違いなしの必読インタビューだ。
「壮大なアクションがありながら、インドの深いルーツや歴史、神話が根底にあります」
――『Mirai』の脚本を初めて読んだ時、何が1番印象に残りましたか?また、出演を決めた理由は?
カールティーク監督が『Mirai』のストーリーを説明してくれたとき、そのスケールの大きさと監督のビジョンに驚きました。この映画は『アンチャーテッド』や『ミッション:インポッシブル』のような壮大なアクションがありながら、インドの深いルーツや歴史、神話が根底にあります。監督がストーリーを説明してくれたとき、私はすぐに「出演したい」と伝えました。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
――アクションシーンの撮影は大変でしたか?
『Mirai』には、たくさんのアクションシーンがあります。アクションを観ながらハラハラドキドキして楽しんでもらえるよう、撮影ではリアルさにこだわりました。スタントマンは使っていません。ほとんどのアクションシーンは大規模で、緻密に計画されたものばかりだったので、撮影はとても大変でした。
タイやスリランカでも撮影しましたし、走っている列車の上を走るシーンや、雪の中での撮影もありました。この映画の撮影は、肉体的に本当に過酷でしたし、その準備のためのトレーニングもとてもハードでした。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
――日本で『Mirai』をご覧になる皆さんに、特に注目してほしいポイントは何ですか?
この映画にはたくさんのスリルやアクションがあります。また、インドの歴史や神話を盛り込んでいて、インドの神話であり、実際のインドの歴史を、とても楽しく、エキサイティングな方法で表現しています。映画のクライマックスでは、きっと鳥肌が立つと思います。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
「誰もが知っている文化的な参照点を出発点に、その先に何があり得るかを想像している」
――テージャさんはインドの神話をもとにした映画『ハヌ・マン』にも出演され、日本でも大ヒットしました。この『Mirai』もインドの神話がもとになった作品ですが、“インドの神話”というテーマへの想いを教えてください。
エキサイティングなストーリーとともに、若い世代にインドの神話に関する知識を届けることができるからです。インドのみならず、世界に届けることができます。我々の文化に深く根付いた物語を届ける機会があるならば、ぜひ関わりたいです。
このような作品に関わるのは楽しいですし、小さな子どもたちが「映画、楽しかった」「私も神話のスーパーヒーローが好き」「神話シリーズのファンです」と言っているのを聞くと、誇らしい気持ちになります。
私が出演してきた作品は、とてもクリーンでお子さんも観られるので、家族で一緒に楽しめます。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
――『Mirai』はアショーカ王の伝説を背景にした物語であり、あなたが演じるヴェーダは伝説の戦士「スーパー・ヨーダ」に覚醒します。このような本作の物語の背景は、インド国内の認知度も高いのでしょうか。また、神話に忠実な部分と映画のためのフィクション部分の割合は、どれくらいの比率でしょうか?
インドの観客にとって、アショーカ王は歴史上の人物として非常によく知られていると思います。特に、強大な征服者から平和と法(ダルマ)を重んじる人物へと変容していくその姿は、多くの人に馴染みがあります。
しかし『Mirai』が行っているのは、その歴史的な土台の上に、まったく新しい映画的な世界を構築することです。
ヴェーダというキャラクターも、「スーパー・ヨーダ」というコンセプトも、この映画のために生み出されたものです。つまり、映画は人々がすでに知っている歴史的・神話的なアイデアからインスピレーションを得ながらも、ヴェーダの旅、キャラクターたち、葛藤、そして『Mirai』の世界そのものは完全にオリジナルです。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
私にとって、それがこの映画の最もエキサイティングな点のひとつでした。歴史や神話をそのまま再現しようとしているのではなく、誰もが知っている文化的な参照点を出発点に、その先に何があり得るかを想像しているのです。
この映画はインドの歴史や神話と深くつながっていますが、語り口はあくまで映画的でオリジナルです。アショーカ王や神話の細部を全て知らなくても、壮大なアドベンチャーとして楽しめますし、ヴェーダの旅を感情的に追いかけることができます。
それこそが、この映画を特別なものにしていると思っています。根底に親しみのある何かがありながら、その周囲に作り上げた世界は、観客がこれまで経験したことのないものです。
『Mirai 運命の戦士』©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
「ラーナー・ダッグバーティのような人物がこの世界の一部になってくれるのは、本当に特別なこと」
――ラーナー・ダッグバーティさんが、ある場面に登場しますね。彼は『バーフバリ』シリーズで日本でもよく知られていますが、ラーナーさんの印象を聞かせてください。
ラーナーは、俳優としても人間としても、私がずっと尊敬してきた存在です。彼のスクリーン上の存在感は圧倒的で、『バーフバリ』によって彼はインド全土だけでなく、日本を含む国際的な顔となりました。
『Mirai』における彼のたった一つの登場シーンでも、彼は映画の世界に独特の重厚感と迫力をもたらしています。ラーナーのような俳優がフレームに入ってくると、彼が持つ存在感の大きさから、自然とスケール感が生まれるのです。
『バーフバリ』からラーナーを知っている日本の皆さんは、『Mirai』で彼の姿を目にした瞬間、きっと「あの人だ!」という興奮と喜びを感じてくれるはずです。
私にとっても、ラーナーのような人物がこの世界の一部になってくれるのは、本当に特別なことです。彼は、インド映画が国境を越えて届いていることを体現する存在であり、『Mirai』もまた世界中の観客とつながることを願っている作品です。
だからこそ、日本の観客の皆さんにそのシーンを観てもらうのがとても楽しみです。特に、ラーナーを『バーフバリ』から知って愛してくれている方々に。
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『Mirai 運命の戦士』
紀元前、悲惨なカリンガ戦争を経験したアショーカ王は、人間を神のような存在に変えることができる禁断の叡智を「9つの聖典(グランタ)」に封印した。強大すぎる力をもつ聖典は、悪用を恐れた王の命により、選ばれし9人の無名戦士たちによって歴史の闇の中で密かに守り継がれてきた。
時は流れ、現代。世界を永遠の闇「エクリプス」で覆い尽くそうと企む邪悪なカルト集団のリーダー、最凶の敵「ブラック・ソード」ことマハービール・ラーマーが動き出す。彼は不死の力を得るために次々と守護者たちを抹殺し、聖典を奪い去っていく。
世界が絶望の淵に立たされる中、最後の希望として運命の糸に導かれたのは、裏社会で生きる孤独な青年ヴェーダだった。自身に隠された出生の秘密を知らない彼は、愛する者たちと出会い、そして過酷な真実に直面することで、聖典を守るべく宿命づけられた伝説の戦士「スーパー・ヨーダ」として覚醒し始める一。
神の力を持つ弓 「コーダンダ」を手にし、インド古来の棒術と超常的な能力を操るヴェーダは、圧倒的な強さを誇るブラック・ソードの野望を打ち砕くことができるのか。時空を超えた歴史の謎と、世界の命運を懸けた壮絶な戦いの火蓋が今、切って落とされる。
出演:テージャ・サッジャー マンチュ・マノージ リティカー・ナーヤク シュリヤー・サラン ジャヤラーム ジャガパティ・バーブ
監督・脚本・撮影:カールティーク・ガッタマネーニ
| 制作年: | 2025 |
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2026年8月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開中