「怖いもの知らず」でギネス認定された動物とは
動物ドキュメンタリーが大好物の皆さんが“怖い動物”と聞いて思い浮かべるのは、ライオンやワニといった獰猛な肉食動物だろう。しかし“怖いもの知らずの動物”と聞けば、どんな屈強な姿をイメージするだろうか? しかもそれが、ギネスブックに認定されているほどの動物だとしたら……。
世界最高峰のドキュメンタリーチャンネル「ナショナル ジオグラフィック」で放送されるのは、ギネス認定された“世界一怖いもの知らずの動物”ことラーテル(ミツアナグマ)に密着した『無双の闘士ラーテル』。過酷すぎる環境に適応した驚きの生態を、貴重な映像とともにじっくりたっぷり分かりやすく紹介する。
『無双の闘士ラーテル』© Earth Touch
ラーテルって何がすごいの?謎が多すぎる生態
英名を「ハニーバジャー」と言うだけあってハチミツ大好き、でも昆虫から爬虫類~鳥類、小型哺乳類、そして植物の根っこや果実まで何でも食べてしまうラーテル。獰猛なヘビを頭からかじり、毒虫やサソリも臆することなくペロリと平らげてしまうが、猛毒を受けても数時間ほど休めば“解毒”してしまうという反則レベルの耐性を備えている。
『無双の闘士ラーテル』© Earth Touch
とはいえ弱肉強食の世界で生きる以上、大型肉食動物の攻撃は避けられない。そこでフル活用されるのが、まるで小さな装甲車のような“低く硬い”ボディだ。獰猛なライオンの群れに囲まれても分厚い皮膚が牙を防ぎ、逆に強靭なアゴで噛みつかれれば猛獣たちも辟易してしまう。被食者になることを全力で拒絶する、階級差をものともしない逞しさは、観る者に勇気を与えてくれさえする。
『無双の闘士ラーテル』© Earth Touch
それでも短い足でポテポテと歩く姿は可愛らしく、せっせと子育てをする姿は犬や猫と変わらず微笑ましい。何から何まで不思議な生態を知ることができる『無双の闘士ラーテル』はナショナル ジオグラフィックで日本初TV放送。動物好きで知られる田中直樹(ココリコ)のナレーションにも要注目だ。
“邪神ロキ”が歴史ドキュメンタリーの案内役に!?
そしてもう一つ、タイトルだけで海外映画・ドラマ好きが反応してしまうだろうドキュメンタリーが『ポンペイの失われた物語WITH トム・ヒドルストン』。古代ローマ時代にベスビオ火山の噴火に巻き込まれた人々の最期を、MCU作品の<邪神ロキ>役で知られるトムヒが“歴史探偵”となって、落ち着いたナレーションと共に紐解いていく。
『ポンペイの失われた物語WITH トム・ヒドルストン』© 2026 National Geographic Partners, LLC.
イングランド~スコットランド系のトムヒとポンペイにはとくに繋がりはないように思えるが、MCUドラマ『ロキ』で時空間移動したロキが、ベスビオ火山の噴火に見舞われる直前のポンペイを訪れていたことを思い出してほしい。まるでロキが“2つのタイムライン上”で歴史の答え合わせをしているかのようで、トムヒファンもMCUファンも必見のドキュメンタリーと言えるだろう。
『ポンペイの失われた物語WITH トム・ヒドルストン』© 2026 National Geographic Partners, LLC.
トム・ヒドルストンが熱視線を送る“火山に埋もれた”古代都市ポンペイとは
かつて南イタリアのナポリ近郊にあった古代ローマの都市ポンペイは、西暦79年に近隣のベスビオ火山が大噴火するという悲劇により、街全体が時間を止めたまま地中に封印されることに。やがて18世紀に本格的な発掘が始まると、美しいフレスコ画が残る邸宅、劇場、浴場、さらにはパン屋や当時の落書きに至るまで、活気あふれる市民の日常生活が驚くほど鮮明な状態で姿を現したのだ。
『ポンペイの失われた物語WITH トム・ヒドルストン』© 2026 National Geographic Partners, LLC.
災害の爪痕は生々しくも、古代ローマの息遣いを現代にそのまま伝える“タイムカプセル”として世界遺産に登録されたポンペイ。無数の<死>を想起させる古代都市の悲劇を、住民が遺した痕跡と再現ドラマによってタイムトリップし、かけがえのない<生>の物語として描き直す同ドキュメンタリーは、壮大な古代史ドラマとしても見応えたっぷりの仕上がりだ。
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