「この事実を多くの人に伝えたい」 河合優実、土屋太鳳、宇多丸ほか絶賛コメント続々!映画『LOST LAND』 7日間連続舞台挨拶も
映画『LOST LAND/ロストランド』に絶賛コメント続々
4月24日(金)より全国公開となる映画『LOST LAND/ロストランド』に、俳優の河合優実や土屋太鳳、映画監督の濱口竜介、表現者のサヘル・ローズ、RHYMESTERの宇多丸ほか各界の超豪華著名人17名より、熱い絶賛コメントが到着した。
『LOST LAND/ロストランド』©2025 E.x.N K.K.
難民キャンプで暮らす5歳のシャフィと9歳の姉ソミーラ。二人は家族との再会を願い、叔母と共に遠く離れたマレーシアへ旅立つことに。パスポートを持てない彼らは密航業者に導かれるままに漁船へと乗せられる。自然の猛威や人身売買の危機に阻まれながらも、シャフィとソミーラは過酷な道のりを必死に乗り越えていく。
『LOST LAND/ロストランド』©2025 E.x.N K.K.
ベネチア国際映画祭で日本人監督が“初”三冠達成
世界三大映画祭の一つである第82回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門にて日本人監督初の審査員特別賞をはじめ、各国の映画祭で続々と受賞を重ねる本作。“世界で最も迫害されている民族の一つ”といわれるロヒンギャ難民たちが、総勢200名が出演する長編映画は世界初。故郷を追われた実際の当事者である彼らの声と眼差しは、演技未経験ながらも、映画の世界に圧倒的なリアリティと強度を与えている。
『LOST LAND/ロストランド』©2025 E.x.N K.K.
監督・脚本を務めるのは、移民の物語を描いた『僕の帰る場所』(2017) 、『海辺の彼女たち』(2020)で、大島渚賞や新藤兼人賞を受賞し、国内外で注目を集める藤元明緒。実話をもとに、息を呑むような容赦のない現実と子どもの温かな幻想が入り混じる世界観の中、難民たちが辿る旅路を映し出す。
4月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、kino cinéma新宿、ポレポレ東中野ほか全国公開
河合優実「こんなに胸を締め付けられるのはなぜか?」
土屋太鳳「この事実を多くの人に伝えたい」
本作の予告編ナレーションを務めた俳優の河合優実は、「想像も及ばない環境で生きる人々の物語なのに、こんなに胸を締め付けられるのはなぜか?」と遠く離れた世界の出来事でありながらも、同じ人間として深く共感してしまう本作の力に切実な思いを寄せる。同じく俳優の土屋太鳳は、作中の姉弟の戯れや笑顔が自分たちと同じであるからこそ「人が人ではない場所がある」という現実に胸を痛め、「この事実を多くの人に伝えたい。何をすべきか考えなければ」と、観る者の心に深く問いかける切実なメッセージを投げかける。
『LOST LAND/ロストランド』©2025 E.x.N K.K.
そして第79回カンヌ国際映画祭にて、最新作『急に具合が悪くなる』がコンペティション部門に正式出品が決定した濱口竜介は、安易にすべてを見せない本作の表現の鋭さについて、「『よく見えない』ことが『よく見える』ことよりも遥かに重要であるような映画に、久しぶりに出会えた」と、藤元監督の覚悟を絶賛。そして表現者のサヘル・ローズは、本作に映るのは難民という「言葉」ではなく生きている「人間」の姿であると語り、「人の人生を『運』という言葉で片付けてはいけない」 と、存在している人々を忘れないでほしいという切実な願いを込めた。
『LOST LAND/ロストランド』©2025 E.x.N K.K.
さらに、自身がホストを務めるラジオ番組でも世界中の映画作品を紹介しているRHYMESTERの宇多丸は、過酷ながらも愛おしく美しい瞬間が刻まれた本作を「驚異の地球横断記」と称え、「『難民』はただの言葉でも、数字でもないのである」 と、全瞬間に息を呑み、胸を衝かれた衝撃を語っている。
『LOST LAND/ロストランド』©2025 E.x.N K.K.
そのほか、映画監督の深田晃司、株式会社ファーストリテイリング取締役の柳井康治、バングラデシュ難民キャンプに訪れたことのある作家の角田光代、作家・クリエーターのいとうせいこうなど豪華著名人17名よりコメントが寄せられた。コメント全文は以下にて。
【コメント】※順不同・敬称略
想像も及ばない環境で生きる人々の物語なのに、こんなに胸を締め付けられるのはなぜか?彼らも私たちも、不安や孤独を感じ、愛する家族を持ち、良い未来を目指す、同じ人間だからだと思います。ぜひ劇場でご覧いただきたい映画です。
河合優実(俳優)
この作品に刻まれているのは「今」だけじゃない。
誰もが陥り得る未来も潜んでいると思います。
世界には様々な文化と歴史が存在する、だから難しい、
だとしても、二人が興じる遊びは私たちの遊びと同じなのです。
笑顔も涙も。なのに「人が人ではない場所がある」、
この事実を多くの人に伝えたい。何をすべきか考えなければ。土屋太鳳(俳優)
「よく見えない」ことが「よく見える」ことよりも遥かに重要であるような映画に、久しぶりに出会えた。この闇を示す覚悟は貴重なものだ。観客は何でもかんでも、見ることが許されているわけではない。一方で確かに、見なくてはならないものもある。『LOST LAND』を見ることは、そのタイトロープを渡る体験となる。おそらくは作ることが、そうであったように。
濱口竜介(映画監督)
小手先ではない、映画の存在そのものが世界に対する問いかけとなっている、本当の意味での社会派作品がここにある。あまりにも自然で力みなく、ありのままにカメラの前に立つ出演者たちに目を奪われ、呆然となる。作り手の端くれとしても映画ファンの一人としても、心洗われるようでした。
深田晃司(映画監督)
世界で最も寄る辺なき人々ロヒンギャの、しかも幼い子どもたちの目線を通して描き出される、過酷だが時に愛おしく美しくすらある、驚異の地球横断記! 文字通り全瞬間、息を呑み、胸を衝かれた。「難民」はただの言葉でも、数字でもないのである。
宇多丸(RHYMESTER)
真っ先に心を奪われたのは子どもたちの驚くほど自然で勇敢な演技だ。二人の存在は、この不条理な世界をリアルに私たちに近づけ、心をかき乱す。
ショーン・ベイカー(映画監督)
人知れず国籍を奪われ、暴力にさらされ、故郷を追われてきたロヒンギャの現実を、遠い国の出来事として終わらせない映画。 ミャンマーという国と長く向き合ってきた藤元明緒監督だからこそ、この過酷な旅路を子どもたちの目線で見つめ、私たちの問題として引き寄せてくる。間違いなく今年最も大切な作品。
斎藤工(俳優・映画監督)
途中まで、ずっとドキュメンタリーだと思いこんで見ていた。
故郷を失ったロヒンギャ難民の、終わりのない過酷な現実のおそろしさに胸が詰まった。つらくて、幾度も目をそらしたくなったけれど、でも、だからこそ見るべきなんだと思う。だってこれは現実なんだから。角田光代(作家)
バングラデシュの巨大な難民キャンプでの『国境なき医師団』の活動取材でも、日本での暮らしを選んだ方への『文藝』でのインタビューでも、ロヒンギャへの苛烈な差別と暴力をその度に思い知り、とにかく胸を痛めてきました。この優しく厳しい映画が、どうか彼らの世界的な地位をよりよいものとしますように。ラストシーンを何度も思い出しながら。
いとうせいこう(作家・クリエーター)
なぜここまで搾取され、存在否定され、踏みにじられなければならないのか。「ロヒンギャとして生まれた」という、ただそれだけの理由で。しかしその「踏みにじっている」構造の中に、日本社会も、私もいるではないか、とこの映画を観終え思う。
安田菜津紀(メディアNPO Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
ロヒンギャ難民という言葉をニュースで見聞きすることはあっても、
その人たちの暮らしや言葉、習慣まで思い浮かべる機会は、まだ多くはありません。
200人以上のロヒンギャ難民の人々がこの映画には出演しています。
ですが、そこに映るのは難民という『言葉』ではなく、生きている『人間』の姿です。
この映画は物語ではない、『現実』です。
どんな想いで生きているのか。
我が子を思う親の姿。
親を思う子どもの眼差し。
生まれてくる場所は誰にも選べない。
だからこそ、人の人生を「運」という言葉で片付けてはいけない。
可哀想で彼らは救えない。
存在している人々である事を、忘れないで。サヘル・ローズ(表現者)
原題HARÀ WATANの意味を知ったとき、コックスバザールで暮らすロヒンギャの皆さんを思い出し、身体の何処かが重たくなった気がしました。
柳井康治(株式会社ファーストリテイリング取締役)
「難民」と括られる人々にも、ひとつひとつかけがえのない名前や、心身や、生活がある。それを生き生きと体現する姉弟の未来が、どうか明るいものであってほしい。この映画を観た以上、もはや他人事ではない。
小川紗良(文筆家・映像作家・俳優)
ロヒンギャ難民の当事者たちがフィクションとノンフィクションの垣根を越えて全身で痛みを浮き彫りにした。 大人が決めた国境や分断の中を、森や都会の暗闇にまぎれて生きる子供たち。手を差し伸べられずにいる私たち傍観者はもどかしさを感じる。 1人の日本人監督がこの作品を作り上げたことに誇りを感じる。
宮本亞門(演出家)
難民にとっての「家」はどこなのだろうか?自分が生まれた難民キャンプなのか?
大人たちが去らざるを得なかったマンゴーの木がある故郷なのか?逃れた先の国なのか?
日本に逃れた難民にも通底する「家=安心して滞在できる場所があること」の大切さ。
主人公の子どもたちのまなざしをどう受け止めるのか、私たちにも問いかけられている。石川えり(認定NPO法人 難民支援協会 代表理事)
過酷な迫害から逃れようと、ミャンマー/マレーシア国境に張り巡らされた金網をこじ開け、越境するロヒンギャ難民たち。
その子どもたちが懸命に生きていく姿。藤元監督は、フィクション/ドキュメンタリーの境界の金網をこじ開け、事実以上の真実を描いてくれた。喝采を送りたくて思わず立ち上がりたくなった。金平茂紀(ジャーナリスト)
作為なき姉弟の歩みと眼差しに、映画であることを忘れ圧倒された。その濃密な時間が、フレーム外に広がる世界の理不尽を突きつけてくる。なぜ生まれた場所や民族を理由に、生きるための移動を強いられるのか。居場所のない人々の痛切さを描き、ルーツを超えて物語に向き合う藤元監督とチームの皆さんに、心からの拍手を。
川和田恵真(映画監督)
公開劇場で「7日間連続」舞台挨拶を実施
さらに本作の劇場公開を記念し、公開初日となる4月24日(金)から1週間にわたり、ヒューマントラストシネマ有楽町、kino cinéma新宿、ポレポレ東中野ほか都内劇場にて、7日間連続の公開記念舞台挨拶を実施。パスポートを持てないため日本を訪れることのできない主演のシャフィとソミーラがオンラインにて登壇!さらに本作の共同プロデューサーであり、日本で暮らすロヒンギャ族のコミュニティリーダーの一人であるスジャウディン・カリムディンが登壇。詳細日程は下記。
4/24(金)
ヒューマントラストシネマ有楽町18:30の回※上映前舞台挨拶
登壇者:藤元監督、渡邉一孝、スジャウディン・カリムディン、北川喜雄
ポレポレ東中野18:40の回※上映後舞台挨拶
登壇者:藤元監督、渡邉一孝、スジャウディン・カリムディン、北川喜雄
4/25(土)
ポレポレ東中野12:30の回※上映後舞台挨拶
登壇者:藤元監督+Zoom(主演シャフィ&ソミーラ)
kino cinéma新宿14:15の回※上映後舞台挨拶
登壇者:藤元監督+Zoom(主演シャフィ&ソミーラ)
4/26(日)
ヒューマントラストシネマ有楽町11:50の回※上映後舞台挨拶
登壇者:藤元監督、スジャウディン・カリムディン、春成カディージャ
ポレポレ東中野12:30の回※上映後舞台挨拶
登壇者:北川喜雄
4/27(月)、28(火)、30(木)、5/1(金)
ポレポレ東中野12:30の回※上映後舞台挨拶
登壇者:藤元監督
4/29(水・祝)
kino cinéma立川髙島屋S.C.館10:20の回※上映後舞台挨拶
登壇者:藤元監督
『LOST LAND/ロストランド』UTme! チャリティTシャツ&
オリジナルチャリティートートバッグ劇場限定販売
『LOST LAND/ロストランド』UTme! チャリティTシャツを公開劇場にて限定販売(無くなり次第終了)。
『LOST LAND/ロストランド』UTme! チャリティTシャツ
価格:3,960円(税込)
藤元明緒監督、俳優の河合優実が登壇した特別先行上映にて限定販売を行い、完売したオリジナルチャリティートートバッグは、劇場公開に合わせて、各劇場にて限定販売。本作の主演を務めたシャフィとソミーラが協力して描いたイラストを使用。
販売によって得た寄付金は、映画『LOST LAND/ロストランド』を製作した株式会社E.x.Nが、本作の共同プロデューサー/スジャウディン・カリムディンが運営するロヒンギャの子どもたちが通う学校(ラーニングセンター)に寄付し、その資金は子どもたちの未来に向けた活動に充てられる。
オリジナルチャリティートートバッグ
価格:3000円(税込)
詳しくはHPを参照:https://www.lostland-movie.com/