秋冬必見のアニメ映画3選!
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は社会的現象を巻き起こし、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』もさっそく話題を呼ぶなど数々の作品が話題となり、いま最も“熱い”ジャンルと言っても過言ではないアニメーション映画。
この秋~冬にかけても注目作品が続々控えている――ということで今回は、その中でもジャンルが異なる必見のアニメ映画を3作ご紹介!
『果てしなきスカーレット』
11月21日(金)公開
世界中の観客を魅了し続ける細田守監督の最新作。
「死んで、生きて、愛を知った。」壮大なテーマで観る者の心を大きく揺さぶる――。
国王である父を殺した敵への復讐に心を誓う王女・スカーレットは、≪死者の国≫で目を覚まし、復讐の戦いに身をゆだねながら旅を続けていた。そんな時、現代からやってきた看護師の青年・聖と時を超えた出会いを果たし、彼への信頼と愛情に、心動かされ変化してゆく感動の物語。
狂気に満ち溢れた世界が、2Dでも3Dでもない圧倒的な映像によって壮大かつ鮮明に描かれる本作。様々な作品テーマで世界中を魅了し続けるアニメーション映画監督・細田守が描く「生きるとは何か?」という本質的な問いを、観る者すべてに突き付ける、これまでにない全く新しい境地へ――。
芦田愛菜、岡田将生、役所広司ら豪華俳優陣と細田守監督が送る、かつて観たことのない“衝撃の王女”と作品に込められたメッセージに大きく心が動かされるだろう。
『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』
12月5日(金)公開
「生き残る、ふたりの約束――」君の生きた証を伝えたい。終戦80年に届ける、史実に基づく戦火の友情物語。
各界クリエイターから絶賛された戦争マンガの金字塔がついに映画化!
太平洋戦争末期の日本の戦局が悪化していた中、極力無意味な玉砕を禁じられ、徹底持久を命じられた「ペリリュー島の戦い」。米兵の精鋭4万人以上に対して日本軍は1万人。その中最後まで生き残ったのはわずか34人とされる過酷な戦いだった。
そんな中、心優しい漫画家志望の主人公・田丸均は、亡くなった仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す<功績係>を担っていた。心強い同期の吉敷佳助らと共に壮絶に戦い、懸命に生きた、史実に基づく戦火の物語が、終戦80年にスクリーンで現代を生きる人々へ届けられる。
第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した原作は、かわいらしいタッチでありながらも「戦争が日常」であるという今では考えられない狂気を圧倒的なリアリティで描き、ちばてつや、花沢健吾などなど、各界のクリエイターから絶賛の声が寄せられている。そんな戦争マンガの新たなる金字塔が、主演・板垣李光人&共演・中村倫也の実力派タッグで映画化が実現した。
『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』
第1幕:12月26日(金)公開
大人気シリーズのスピンオフコミックが全4幕で劇場上映
「わちゃわちゃもりもり、みんなの日常」で彼女たちがもっと好きになる一大作戦のスタート!
これまでテレビアニメ、劇場版と大きな支持を集めていた『ガールズ&パンツァー』シリーズ。12月26日公開の第1幕を皮切りに、第4幕までで構成される本作は、大人気スピンオフコミックのアニメ化だ。
戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界で、県立大洗女子学園に通う高校生たちの青春、奮闘を描いてきた同シリーズ。本作では、大洗女子チームをはじめ、戦車道にとことん邁進する学生や周囲の人々の知られざる日常と、学園同士の交流にフォーカスしている。
普段とは少し違う、愛すべきキャラクターたちの裏側を垣間見ることができる内容に、ファン心がくすぐられること間違いなし。4月10日公開の第4幕まで長期間にわたって楽しむことができるのも嬉しいポイントだ。