“エルトン・ジョンの幸せを祝福する物語”  『ロケットマン』カンヌ公式上映で大絶賛

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ライター:まつかわゆま
“エルトン・ジョンの幸せを祝福する物語”  『ロケットマン』カンヌ公式上映で大絶賛
『ロケットマン』©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
特別上映作品としてカンヌ映画祭でお披露目された『ロケットマン』の記者会見には、デクスター・フレッチャー監督と、エルトンを演じたタロン・エガートン、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワードが登壇。前日の上映での熱狂振りに興奮冷めやらぬ中、最高に幸せなひとときを振り返った。

『ロケットマン』は、エルトンの幸せを祝福する物語

タロン・エガートン&リチャード・マッデン

エルトン自身が製作に加わった自伝的な作品ではあるが、フレッチャー監督はフィクションとしてミュージカルの技法で映画化。映像的にもファンタジックなオリジナルミュージカル映画として作り上げている。
公式上映の大成功を受けての会見は司会者からのこんな質問から始まった。「昨日、泣いていましたよね?」
エガートン「泣いてなんか、ハハハハハ、泣きました(笑)感情が高ぶっちゃったから。感動しちゃってね」と告白。
ハワードが続ける「エルトン、泣いてたわよ。アフターパーティでライブをしてくれたの。最高だった。彼は今とてもハッピーだから、自伝であるこの映画も最後はハッピーエンドだとみんな知っている。だからこの作品はエルトンの幸せを祝福するものなのよね」

ブライス・ダラス・ハワード

そう、『ロケットマン』はエルトン・ジョンの自伝的、フィクション、ミュージカル映画、である。
フレッチャー監督は「ミュージカルというものは、観客のハートを開くんだ。共感させるし、巻き込んでいく。今回はミュージカル映画のセオリー通りに、歌にセリフの代わりをさせて、登場人物同士が掛け合いをするというシーンを作って見たんだが、キャストたちが、非常に素晴らしかった。ミュージカルだからね、音楽と歌が重要なのは当然なんだが、ドラマ部分の演技も素晴らしくて、本当に、キャストのみんなを誇らしく思うよ。一番の功労者は俳優たちだよ」

デクスター・フレッチャー監督

「ミュージカルは演劇学校で学んだくらいなんだけれど、オーディションでエルトンの歌をフルで歌って、そしてエルトン役をもらえ、ここまで来られて、むちゃくちゃ感動したんだから、泣いたって当たり前だよ(笑)」とエガートン。
「今回エルトンはとても協力的だった。これはやるな、なんて一言も言わず、困難な部分はどうすればいいか一緒に考えてくれてクリアにしていった。フィクションというか映画的な演出をするところとバイオグラフィのバランスを取るのが大事だったんだよね」と監督はエルトンとキャストへの感謝を隠さない。ここのところがフレッチャー監督の人のいいところだなぁと思ったりして。和気藹々とした感じが伝わってくる会見だった。

文:まつかわゆま

『ロケットマン』2019年 8月23日(金) 全国ロードショー!

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ロケットマン

音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれた伝説的ミュージシャン”エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテイメント超大作!

制作年: 2019
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