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酒におぼれ大学中退!? 大スター ロバート・レッドフォード遍歴 『スティング』『追憶』ほかイッキ観

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ライター:#高橋ターヤン
酒におぼれ大学中退!? 大スター ロバート・レッドフォード遍歴 『スティング』『追憶』ほかイッキ観
『華麗なるヒコーキ野郎』© 1975 Universal Studios, All Rights Reserved.
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野球青年が俳優になるまで

「永遠の二枚目スター」と言えば、様々なスターの名前が挙がるだろうが、間違いなく入るのがロバート・レッドフォードだ。異論は受け付けない。

チャールズ・ロバート・レッドフォード・ジュニアは1936年8月18日生まれ。カリフォルニア州サンタモニカで会計士のロバート・レッドフォード・シニアの子として生まれた。白人、アングロ・サクソン、プロテスタントという文字通り“WASP”の家庭に生まれ、さらに才色兼備という、まさに世界が想像するアメリカ人、アメリカ人が憧れる王道のアメリカ人だ。

レッドフォードはヴァン・ナイズ高校(サイ・ヤング賞投手のドナルド・ドライズデールと同級生)を卒業後、野球の特待生としてコロラド大学に入学。しかしレッドフォードは大学で酒におぼれ、奨学金を失って退学を余儀なくされる。ヨーロッパを放浪するもアメリカに戻り、アメリカ演劇芸術アカデミーで演技に開眼。俳優としての道を歩み始める。

舞台やTVから映画へ

1959年、ニューヨークのブロードウェイにて「のっぽ物語」の端役で舞台デビュー。数多くの舞台で経験を積んだレッドフォードは、舞台デビュー作である「のっぽ物語」の映画版(1960年)で、端役ではあるが映画デビューを果たす。

TVシリーズ『第八救助隊』(1958~1960年)でエミー賞候補となるなど一定の評価はあったものの、レッドフォードは今一つブレイクしきれない中堅俳優として低迷を続ける。しかしデビューから10年後の1969年、『明日に向かって撃て!』(1969年)への出演が決定する。

明日に向って撃て! (字幕版)

©1969 Twentieth Century Fox Film Corporation

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