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櫻井佑樹と髙松アロハが「尊さ」を実感!? BLドラマ『4月の東京は…』の“初”尽くし&ほっこり撮影エピソード

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ライター:#加賀谷 健
櫻井佑樹と髙松アロハが「尊さ」を実感!? BLドラマ『4月の東京は…』の“初”尽くし&ほっこり撮影エピソード
櫻井佑樹 髙松アロハ
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「僕と和真は似ている部分がある」「僕と蓮は正反対のキャラ」

―『不幸くんはキスするしかない!』を呼び水として、枠を通じてBLドラマ作品を放送している「ドラマシャワー」。まず、今回『4月の東京は…』に主演するお気持ちを教えてください。

櫻井佑樹(以下、櫻井):「ドラマシャワー」は昨年度、たくさんの方に見ていただいたBLシリーズです。自分自身、BL作品に出たいなと思っていたので、記念すべき作品に起用していただいたことが嬉しかったです。

今回の滝沢和真役が初主演ですが、不安よりも、むしろ「やってやろう!」というやる気に満ちたワクワク感がありました。原作を読んだ時点で、僕と和真には似ている部分があり、役柄をうまく理解することができました。

髙松アロハ(以下、髙松):僕の場合は、少し不安がありました。すごく嬉しい反面、経験不足を感じ、自信が持てませんでした。この場に立っていいのか、と。さらに原作を読んだ時、石原蓮のキャラクターが僕とは正反対だったんです。

©「4月の東京は…」製作委員会・MBS

―櫻井さんとは、全く逆の状況だったんですね。

髙松:はい、僕は結構アウトドア派ですが、蓮はインドア。絵を描くのも苦手ですし、本当に真逆の人です(笑)。

―でも髙松さんは、「超特急」のメインダンサーですから!

髙松:えっ(笑)。

櫻井:あはは(笑)。

櫻井佑樹 髙松アロハ

「監督の事前演出のおかげで撮影初日にもうまく取り組めた」

―そうしたキャラクターとのギャップを感じながらも、脚本を読んでいくうちに、段々イメージが浮かんできたんでしょうか?

髙松:そうですね。初めて監督とお会いした時に、僕ら個々に、キャラクターの設定を書いた紙を持ってきてくださいました。原作で明言されていない考察も含め、端から端までずらっと書かれた紙です。そこから、蓮との共通点があるかもと思い、役作りができました。

―櫻井さんは、その紙を読んでどうでしたか?

櫻井:まず自分の中でイメージする和真像がありましたが、さらに理解が深まりました。石橋夕帆監督は、本当に親切な方だなと思いました。あそこまで用意してくださる監督さんは、あまりいらっしゃらないと思います。

―その紙は、脚本と一緒に渡されたんですか?

櫻井:仮脚本ではありましたが、本読み段階で渡してくださいました。僕がイメージする和真像以外にも、監督が思い描くものがあり、監督ならではの原作の読み込み方を感じました。そうした事前の演出があったからこそ、撮影初日にもうまく取り組めたと思います。

櫻井佑樹 髙松アロハ

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『4月の東京は…』

10年ぶりにアメリカから帰国した滝沢和真は、新入社員として入社した広告代理店で中学時代の親友、そして初めての相手である石原蓮と再会する。
思いがけない展開に盛り上がる和真、だが蓮はなぜかそっけない態度で中学時代の話題を避けようとする。
そんな中、ある夜2人は再び関係を持ってしまい──!?

監督:石橋夕帆 本田大介 岸田雅喜
脚本:三津留ゆう 石橋夕帆

原作:ハル(「「4月の東京は…」大洋図書 刊)

出演:櫻井佑樹(劇団 EXILE) 髙松アロハ(超特急)
   古川毅 綾乃彩
   岡部尚 中山慎悟

音楽:松尾真之介 
オープニング主題歌:あたし「イベリス」(SDR)
エンディング主題歌:林 和希「One Day」(LDH Records)

制作年: 2023