ジャッキー・チェンの現役ぶりを印象づけたヒット作
昨年末に日本公開されスマッシュヒットを記録したことも記憶に新しい、ジャッキー・チェン主演の本格クライム・アクション『シャドウズ・エッジ』。中国本土で4週連続興行収入1位を獲得し、累計興収12.7億元(世界興収約1億6,000万ドル)を記録したメガヒット作だが、その熱気はアジア圏にとどまらず欧米市場をも大きく揺らした。
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「近年の最高傑作」欧米メディア・批評家が絶賛
限定公開された北米やイギリスなどの海外市場において、大手辛口レビューサイトでは批評家支持率83%、観客支持率97%という高水準のスコアを記録(※11月4日時点)。往年の香港ノワールの伝統と現代的なサイバースリラーを融合させた構成には、各メディアから賛辞が寄せられている。
もちろん高評価の中心には70代を迎えたレジェンド、ジャッキーによる小細工なしの肉弾アクションがある。そのうえで、最新テクノロジーと泥くさい捜査テクニックを正面からぶつけることでカタルシスを醸成し、かつサスペンスとしての完成度をぐんと上げているあたりも見事だった。
興行面でも限定上映規模ながら堅調な稼働を見せた同作は、「ジャッキー・チェンの本格アクション回帰」として世界中の映画ファンの信頼を完全に取り戻したと言えるだろう。
続編『捕風追影2』クランクイン! スタッフ再集結&豪華新キャストも
この世界的な成功と熱狂的な反響を受け、早くも製作がアナウンスされていた続編『捕風追影2(原題)』が、正式に撮影フェーズへと突入した。
2026年10月18日、中国・広東省恵州にてクランクイン儀式(開機儀式)が執り行われ、主要スタッフ・キャストが集結。前作および『ライド・オン』でジャッキーと息の合ったコンビネーションを見せたラリー・ヤン(楊子)監督が、引き続き監督・脚本としてメガホンを取る。
この続編の注目ポイントは、前作の魅力をそのままスケールアップさせた鉄壁のキャスティングだろう。主人公である元警察の追跡エキスパート・黄徳忠を演じるジャッキー・チェンはもちろんのこと、前作で鬼気迫る怪演を見せつけたサイバー犯罪集団のボス「影」役のレオン・カーフェイ(梁家輝)、そして若き相棒刑事を好演したチャン・ツィフォン(張子楓)ら主要キャストが揃ってカムバックを果たすようだ。
さらに、香港映画界の重鎮から新世代の実力派まで多彩な新戦力が合流している点も見逃せない。ジャッキー映画の盟友としても知られる名優エリック・ツァン(曾志偉)の参戦のほか、『封神・妖姫とキングダムの動乱』で脚光を浴びたナラン(娜然)が強烈な敵役として抜擢。
加えてシャン・ハンジー(向涵之)や、太極拳チャンピオンなどの経歴を持つ女優リャン・ビーイン(梁壁熒)らが顔を揃え、世代や個性を超えた豪華なアンサンブルが劇中のドラマとアクションをさらに激化させてくれそうだ。
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物語はさらに巨大な闇へ? 2027年夏の公開を目指す
『捕風追影2』の物語は、前作で「影」が収監された後の世界が舞台となる模様。前作以上に複雑怪奇な闇の犯罪ネットワークを暴くため、登場人物たちが逃れられない極限の頭脳戦とフィジカルバトルに引きずり込まれていく様が描かれるという。
撮影は約3ヶ月間の実景ロケーションを予定しており、劇場公開は2027年の夏を予定しているとのこと。前作で証明された骨太なハード・アクション路線をさらに研ぎ澄ました、2027年最大級の注目作になるだろう。