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5月13日は「愛犬の日」!犬と子どもの名共演が光る『きれっぱしの愛』ほか初夏公開の“スター犬”映画3選

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ライター:#BANGER!!! 編集部
5月13日は「愛犬の日」!犬と子どもの名共演が光る『きれっぱしの愛』ほか初夏公開の“スター犬”映画3選
『きれっぱしの愛』©︎STILL VIVID, SNOWGLOBE, HOBAB, MANEKI FILMS, FILM I VÄST, ARTE FRANCE CINEMA

わんこ好きの皆さんはご存知かと思いますが、5月13日は「愛犬の日」! ということで、古くから結びつきの強い人間と犬との関わりの深さを感じさせる日に、これから日本公開を迎える特別な「愛犬映画」をご紹介します。

犬を飼っている人も飼っていない人も、あるいは猫派でも、その見事な演技に魅了されてしまう極上の“わんこ映画”たち。癒されたり、勇気をもらったり、ときには恐怖を感じたり……様々な感情を引き出してくれるワンちゃんたちの尊い存在を、ぜひスクリーンで堪能してみては?

🐾『きれっぱしの愛』(7月3日公開)

北欧・アイスランドの田舎町。芸術家のアンナは、しっかり者の長女イダ、わんぱくでいたずら好きな双子グリムールとソルギス、そして愛犬パンダと暮らしながら、芸術家としての道を模索していた。

若くして結婚したものの、今や<もう夫婦ではなくなった>はずの元夫マグヌスは、いまだに情を断ち切れず、何かと理由をつけては家を訪ね、食卓を囲み、ピクニックにまで付き合う始末。気がつけば、まるで<まだ家族>であるかのような日常を再び送るようになるが――。

『きれっぱしの愛』©︎STILL VIVID, SNOWGLOBE, HOBAB, MANEKI FILMS, FILM I VÄST, ARTE FRANCE CINEMA

19世紀のアイスランドを舞台に、若き牧師の布教の旅を壮大なスケールで描き多くの映画ファンを魅了した『ゴッドランド/GODLAND』で名を馳せた、いま最も注目を集めるアイスランドの気鋭監督フリーヌル・パルマソンの最新作。

片田舎に暮らす、ごく普通の家族のささやかな日常。大きな事件は起こらない。移りゆく四季とともに、ときにブラックに、シュールに、ユーモラスに紡がれる日常のスケッチが映し出すのは、変わりゆく夫婦、家族、そして失われてもなお残る愛の行方――。

『きれっぱしの愛』©︎STILL VIVID, SNOWGLOBE, HOBAB, MANEKI FILMS, FILM I VÄST, ARTE FRANCE CINEMA

パルマソン監督の実子たちと愛犬パンダが家族役として出演した本作。私的でありながら、豊かな陰影に満ちたビターでスウィートな家族劇に仕上がっている。第78回カンヌ国際映画祭への正式出品を経て、第98回アカデミー賞®アイスランド代表作としても選出された注目作だ。

『きれっぱしの愛』©︎STILL VIVID, SNOWGLOBE, HOBAB, MANEKI FILMS, FILM I VÄST, ARTE FRANCE CINEMA

離婚してもなおつかず離れずの距離感を保ち、少しいびつな家族の形を貫く主人公一家。そんな状況を知ってか知らずか、呑気に家族みんなに愛嬌を振りまき自由気ままに立ち回るのは、アイスランド・シープドッグのパンダ。パルマソン監督の実子である3姉弟と愛犬が、そのまま“子ども役と愛犬役”として出演し、ありのままの家族の風景を切り取ったかのような、ナチュラルでエネルギッシュな魅力を放っている。

そんな自然な演技と観客をメロメロにする愛くるしさが評価され、パンダは第78回カンヌ国際映画祭のパルム・ドッグ賞を受賞。飼い主よりも先に国際映画祭で評価されてしまったパンダの魅力を、ぜひスクリーンで存分に堪能しよう。

『きれっぱしの愛』は7月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

『スーパーガール』(6月26日公開)

昨夏、全世界興行収入950億円を超える特大ヒットを記録した『スーパーマン』で華々しいスタートをきった、ジェームズ・ガン率いる【新生DCユニバース】の最新作。スーパーマンの従妹であるスーパーガールを主役に迎え、Z世代最強の新たなヒーロー像が誕生する。

『スーパーガール』© & TM DC © 2026 WBEI

スーパーマンが地球を救った、その後の世界。故クリプトン星を失った壮絶な過去をもつカーラ・ゾー=エルは、唯一の心の拠り所である愛犬クリプトと静かに暮らしていた。そんなとき、突如現れた謎の敵・クレムの攻撃によってクリプトが毒に侵されてしまう。解毒剤を求めるカーラは、同じくクレムに家族を奪われた少女・ルーシー、そして宇宙最凶の賞金稼ぎ・ロボとともに、宇宙をまたにかけた壮大な冒険へと乗り出していく。残された時間はわずか《3日間》。果たして、カーラはクリプトを救えるのか。そして、銀河を揺るがす戦いの行く末とは――。

本作でスーパーガールの相棒として登場するのは、『スーパーマン』にも登場したスーパードッグのクリプト。スーパーマンと同じ惑星クリプトンからやって来て、驚異的なパワーやスピード、そしてキュートさ持ち合わせた“最強の愛犬”だ。本作ではスーパーガールとの出会いが描かれ、さらには敵の手により危機に瀕したクリプトを助けるために彼女が戦いに挑むという、人と犬の絆が物語の軸となっている。

『スーパーガール』© & TM DC © 2026 WBEI

このクリプトのモデルは、ジェームズ・ガン監督が保護した愛犬オズ。オズの体と動きをキャプチャーしフルCGで演技が施されているが、まるで実在しているかのようにリアルに躍動するクリプトの姿には、『スーパーマン』登場時にハートを射抜かれる観客が続出した。果たしてクリプトは今回、スーパーガールと共にどんな大暴れを見せてくれるのか? さらなる活躍に期待したい。

『スーパーガール』は6月26日(金)より全国公開

🐾『GOOD BOY/グッド・ボーイ』(7月10日公開)

誰もいない部屋の隅をじっと見つめる。何かに反応して吠える。――そんな、誰もが共感する飼い犬の不思議な行動の先にある恐怖を、全編犬視点で描く異色ホラー映画。2025年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、最優秀犬演技賞を受賞した。「2025年最も心を打つホラー映画の一つ」と称され、全米2週連続トップ10入りを果たした話題作だ。

『GOOD BOY/グッド・ボーイ』© 2025 Whats Wrong With Your Dog, LLC. All Rights Reserved.

アパートで飼い主トッドと暮らすレトリバー犬のインディ。最近トッドの体調が悪く、ある日、吐血。偶然アパートを訪れたトッドの妹ヴェラが病院へ急いで連れて行く。やがて退院したトッドはインディを連れ、祖父の家に移り住むことに。その家は祖父が謎の死を遂げて以来、空き家となっていた。

トッドは隣人から予備の発電機を借り、少しの灯りとともに昔ホームビデオで撮られた祖父が映っている映像を見て過ごすが、インディは家の中に何か異変を感じ取る。トッドはヴェラとの電話で、祖父とこの家に呪いでもあるのではないかと話す。もちろんインディには理解できないが、何かがおかしいと感じ、何かの物音を聞き、家の隅から影が漂ってくるのを感じる。邪悪な存在がトッドの容態を悪化させ、インディは不気味な何かから必死にトッドを守ろうと奮闘するが……。

『GOOD BOY/グッド・ボーイ』© 2025 Whats Wrong With Your Dog, LLC. All Rights Reserved.

全編が「犬視点」の本作で主人公を演じるのは、本作で長編映画デビューを果たしたノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーのインディ。カナダ生まれの犬種で、レトリバー種としては体つきは小柄だが、やさしく明るい穏やかな性格だそう。2026年のアストラ映画賞【ホラーまたはスリラー作品部門】では、イーサン・ホークやアリソン・ブリーといった錚々たる俳優らを退け、インディが最優秀演技賞を受賞する歴史的快挙を達成した。

とくに演技指導を受けたことがなかったインディだが、ベン・レオン・バーグ監督は「まばたきをしない彼の眼力に惹かれた」とキャスティングの理由を明かしている。薄茶色の美しい毛並みと儚げな瞳が可愛らしいインディも、ひとたび演技モードに入れば“恐怖の演じ手”になる、驚異の変貌ぶりに要注目。人間俳優の存在を脅かす、新たなスター俳優犬の誕生と演技力に戦慄しよう。

『GOOD BOY/グッド・ボーイ』は7月10日(金)より全国公開

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