ポップ・カルチャーの最前線に立ち続けるアーティスト、チャーリーxcxが発案し自ら主演を務める映画『the moment/ザ・モーメント』。米国公開後の大きな反響を受け、日本でもエンターテイメント業界やファッション業界からの熱い期待に応える形で、 6月5日(金)より公開が決定した。このたび、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
世界中で話題になった“BRAT”現象のその先へ
「スターの賞味期限を延ばすには…?」音楽、ファッションのジャンルを超越した“時代のアイコン”・チャーリーxcx が暴く、<波乱ばかりのショービジネスの裏側>を、笑え。2024年、アルバム「BRAT(ブラット)」で世界を熱狂させ、“ブラット・サマー”と呼ばれる社会現象を巻き起こしたポップスター・チャーリーxcx。大胆で媚びない彼女は、日々自分らしさを追い求めていた。ところが、マネージャーや SNS担当、音楽レーベルは、「ブラット・サマー・フォーエバー」を合言葉に、このムーブメントを、無理やり延命させようとする。やがてAmazonを出資につけた「ブラット」のライブ映像配信のプロジェクトが始動。突如現れたライブの演出家は、チャーリーの表現に理解を示さず、ティンカーベルのような衣装を着させ天井から吊るす演出を提案。炎の演出など派手な仕掛けを次々と重ね、彼女を“ベタなスター像”へと押し込めていく。ついには、銀行をスポンサーにつけ、「brat」の文字があしらったクレジットカードの大規模キャンペーンまでも始まる。多忙を極めたチャーリーは、ライブまであと数日というタイミングで、イビサ島へバケーションに出かけてしまい、現場はパニックに…。
本作は、映画スタジオA24とチャーリーxcxがタッグを組み、ビリー・アイリッシュらのミュージックビデオを手がけてきたエイダン・ザミリが監督を務めた話題作。アーティスト自身が物語の発案から参加し、主演・楽曲の両面で作品を牽引する、極めてパーソナルかつ実験的なプロジェクトとなっている。
2024年、アルバム『BRAT(ブラット)』の爆発的ヒットにより“ブラット・サマー”という社会現象を巻き起こしたチャーリーxcx。そのムーブメントは音楽シーンにとどまらず、ファッションやインターネットカルチャーへと波及し、彼女は“時代のアイコン”としての地位を確立した。さらに、日本国内でリリースされた国内盤『ブラット[ジャパン・エディション]』もロングヒットとなり現在もなおセールスを伸ばし続けている。本作は、その成功の直後を舞台に、トップスターとしての立場と、業界からの過剰な期待や圧力の間で揺れ動く姿を描く。
「スターの賞味期限を延ばすには?」「チャーリーのブラット・サマーの流行を、来年まで長引かせるためには?」音楽レーベルからの圧力や、マネージャーの曖昧な対応、移動時間に捻じ込まれるSNSのコメント投稿、「ティンカーベルのような衣装を着て、天井から吊る」「造作物の中に入り、派手に点火される」などライブの演出をめぐる舞台監督との軋轢など、本作は「ここまで描いて大丈夫!?」と実際の業界人も驚かせる程の裏話が連発される。また、「クールにきめたい」と言いながらも意志がブレ続ける大スター(主人公)を、チャーリーxcx 自身が演じることで、リアルとフィクションの境目を曖昧にしていく斬新な作りとなっている。
主人公の心をかき乱す“エンタメ業界のヴィラン”には、『センチメンタル・バリュー』で父親役を演じたステラン・スカルスガルドの長男、アレクサンダー・スカルスガルド、『グラン・ブルー』『パルプ・フィクション』のロザンナ・アークエット、ティモシー・シャラメとの関係に注目が集まる実業家でタレントのカイリー・ジェンナーらが名を連ね、どのキャラクターも毎度最悪のシチュエーションで登場する。
さらに本作では、『BRAT』の収録曲たちがと密接にリンクし、音楽と映像が一体となった“ライブ体験的”な映画表現を実現している激しい光とサウンドに包まれる本作は、従来の映画鑑賞の枠を超えた“刺激的体験”として提示される。アルバム『BRAT』で提示した価値観をさらに押し広げ、アーティストとしての自己表現を新たな領域へと拡張する『the moment/ザ・モーメント』。チャーリーxcxの「現状」そのものを切り取った、最もリアルで、最も過激な表現がここにある。
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『the moment/ザ・モーメント』は6月5日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開