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窪塚洋介「今を生きる人々にもきっと届くはず」公開25周年『GO』2週間限定リバイバル上映決定

窪塚洋介「今を生きる人々にもきっと届くはず」公開25周年『GO』2週間限定リバイバル上映決定
©︎2001「GO」製作委員会

劇場公開25周年を記念し、監督・行定勲、脚本・宮藤官九郎、主演・窪塚洋介による青春映画の傑作『GO』が、6月12日(金)より2週間限定でリバイバル上映される。このたび、行定勲、宮藤官九郎、窪塚洋介より25周年記念メッセージが到着した。さらに、芸人で映画・ドラマ評YouTuberの大島育宙、文筆家のつやちゃんら著名人より推薦コメントが寄せられた。

窪塚洋介主演『GO』公開25周年

韓国籍を持つ所謂「在日」の高校生・杉原は、民族学校から日本の普通高校へ進学し、将来の目標も見つからないまま喧嘩に明け暮れる日々を送っていた。ある日、杉原は親友の加藤のバースデイパーティーで出会った少女・桜井と恋に落ちる。ぎこちないデートを重ね、2人で同じ場所を歩き、同じものを観て、同じものを聞く度にお互いの気持ちが近づいていくのが分かった。不器用ながらも距離を縮めていく中で、彼女に自分が「在日」であることを打ち明けるべきか葛藤する。やがて順調に思えた日常の中で、在日の親友・正一が理不尽な暴力によって命を落とす事件が起きる。突然の喪失と向き合いながら、杉原は自らのアイデンティティと世界のあり方に直面していく…。

©︎2001「GO」製作委員会

<『GO』25周年記念メッセージ>

行定勲(監督)
ある女優さんが息子さんに、「ママ、すげ〜面白い映画見つけたから一緒に観る?」と言われ、TVの前で再生されたのが『GO』だったと教えてくれた。こういう話は、今まで何度もあった。
四半世紀前に撮られた『GO』は、私の手を離れ、多くの人に愛されながら立派に一人歩きを続けている。監督として、これほど嬉しいことはない。
まだスクリーンで観たことのない方には、ぜひ新作映画に出会うような気持ちで映画館へ足を運んでいただきたい。公開当時をご存じの方には、あの時代の空気や熱を懐かしみながら、もう一度再会していただけたら幸いです。
杉原が放つエネルギーが境界線を突破して、時代を超えて皆様に届きますことを願っています。

宮藤官九郎(脚本)
『GO』は映画の脚本としてはデビュー作で、今観返すと構成とかイキがってて恥ずかしいけど、やっぱ窪塚くんはイイし、柴咲さんは可憐だし、大竹しのぶさんも山崎努さんも最強だし、汗とか血とか涙とか体温とか、2000年代の青春映画ってこうだったよなぁと身につまされました。
なんつっても初めては1回しかないので、こんな最高の瞬間たちをフィルムに残せたことは一生の宝です。

窪塚洋介(主演)
“国境線なんか、俺が消してやるよ”
『GO』の公開から四半世紀。
自分自身の生き方にも大きな影響を与えた作品がリバイバル上映されるというのは、うれしいのと同時に非常にエモいです。
当時そこにあった熱量と、世代を超えて響く色褪せないメッセージは、今を生きる人々にもきっと届くはず。
初めて観る人も、25年ぶりの人も、この機会に是非、劇場でご覧ください。

<推薦コメント>

大島育宙(芸人/映画・ドラマ評YouTuber)
中学時代、国語の便覧に載っていた一枚のスチール写真に私は魅了された。
文学史のコーナーに「映画化された小説」として紹介されていた。
原作を読み漁り、セリフを暗記するまでDVDを繰り返し観た。

平成生まれの俺たちがあらゆる場面で模倣してきた映画は、
公開から25年経って、この国にもっと必要な映画になった。

やっとスクリーンで観られる歓びと、
エンドロールが終わって思考しながら走り出したくなる衝動を、
観る前から感じている。

つやちゃん(文筆家)
今の時代から少しずつ失われつつある“雑味”が、そのままに刻まれている。政治、暴力、ユーモア、ストリート——今だったら整理されるはずのものたちが、剥き出しの熱を保ったまま。ここでは、アイデンティティのラベリングより先に、まず身体があり、恋があり、怒りがある。なんという生々しさ、なんという切実さ!

西森路代(ライター)
主人公の荒々しくて、でもナイーブな魅力がさく裂していて、もうこんな映画は作れないだろう。確かにこの映画を見ているといろんな面で社会は変わったと感じる。でも、こんな風に彼が傷つく出来事は今はないよね、と過去を忘れて自分を安心させてはいけないだろう。

ハン・トンヒョン(日本映画大学教授)
公開から25年、「移民社会ニッポン」はさらに多様化した。
でも在日コリアンをはじめ、今ここにいる様々な人たちのことを「日本人」はどれだけ知っているのだろうか?
「国境線なんか、俺が消してやるよ」
今これをカッコいいと思うなら、その前にやるべきことは、その「線」について考え、その向こう側を知ること。
この青春も、この恋愛も、すべてここ日本社会のことだから。

©︎2001「GO」製作委員会

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