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権力や悪徳を批判しまくり!「今さら“知らない”なんて言えない」伝説の音楽家たちが映画になって日本上陸

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ライター:#BANGER!!! 編集部
権力や悪徳を批判しまくり!「今さら“知らない”なんて言えない」伝説の音楽家たちが映画になって日本上陸
『Eno』© Film First
『ロジャー・ウォーターズ「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル:ライヴ・フロム・プラハ」』
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あのブライアン・イーノロジャー・ウォーターズの映画が、どちらも7月に日本上陸。そう聞いて、オッ! と腰を浮かせる音楽ファンは少なくないだろう。お互い活躍してきたジャンルは異なれど、音楽史を語るうえで避けては通れない正真正銘のレジェンド。そして両者には、世の中の腐敗や悪徳と闘ってきたという共通点がある。

『ロジャー・ウォーターズ「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル:ライヴ・フロム・プラハ」』

ブライアン・イーノとロジャー・ウォーターズを映画で知る

7月11日(金)より公開の『Eno』は、つねに時代の先を走り続け唯一無二の存在として50年以上にわたり明確なビジョンを提示してきたイーノの真髄に迫る、世界初の完全ジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画。

監督のギャリー・ハストウィットがイーノへのインタビューや500時間を超える貴重なアーカイブ映像を組み合わせ、アーティストのブレンダン・ドーズと共同開発した自動生成システム「Brain One(ブライアン・イーノのアナグラム)」を導入することで、“観るたびに構成や内容が変化する”全く新しい映画体験を実現した。

映画『Eno』は7月11日(金)より東京を皮切りに名古屋・大阪にて順次公開

7月23日(水)より日本公開の『ロジャー・ウォーターズ「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル:ライヴ・フロム・プラハ」』は、ピンク・フロイドの創設メンバーとして知られるロジャー・ウォーターズによる、大成功を収めたワールド・ツアー「THIS IS NOT A DRILL」より、2023年5月25日にチェコ共和国・プラハのO2アリーナで開催されたライブショーを収録・撮影したコンサート映画。

『ロジャー・ウォーターズ「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル:ライヴ・フロム・プラハ」』

“フェアウェル・ツアー”として位置づけられたこのショーは、誰もが生き抜こうともがく企業支配によるディストピア社会を強烈に批判するもので、「人類の魂をかけた闘いのさなかにある、世界中の兄弟姉妹たち」に捧げられている。

『ロジャー・ウォーターズ「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル:ライヴ・フロム・プラハ」』は7月23日(水)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか公開。

 

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