シーズン4の第9話で、あの店の主が倒れた。演じた女優自身も、撮影直前まで知らされていなかった。
※この記事は『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』シーズン4第9話の内容に触れています。
『テッド・ラッソ』人気キャラクターに急展開
あの店のカウンターに、もう彼女はいない。
AFCリッチモンドのサポーターが集うパブ「クラウン&アンカー」。その女主人メイが、シーズン4の第9話で物語から去った。Hollywood Lifeほか複数メディアが伝えている。
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“最後”の遠征
今シーズン、テッドが率いるのはクラブに新設された女子チームだ。第9話、ブリストルでの試合へ向かう片道2時間半の道のりを、メイは年のせいで厳しいとこぼす。するとテッドとビアードコーチは、彼女をチームのバスに招き入れた。
試合の前、テッドに促されて、メイは昔の夢を打ち明ける。少女の頃、サッカー選手になりたかった。けれど当時、女性は公式にプレーすることを許されていなかった、と。
チームは勝つ。その直後、メイは倒れた。オーナーのレベッカが、テッドに知らせる。
演じた本人の言葉
メイを演じたのは英国の名脇役アネット・バッドランド。彼女は米デッドラインに対し、自分の役が死ぬことを当初は知らなかったと明かしている。知ったのは撮影の1話分前で、「衝撃だった」という。
それでも、受け止め方は静かだ。「そういうものよ。人と関わり、そして彼らはいなくなる」。メイは自分の人生を精いっぱい生き、心から楽しんだのだ、とも語っている。
なぜメイだったのか
答えは、あの告白にあるのだろう。女子がボールを蹴ることを許されなかった時代の少女が、女子チームの勝利を見届けて旅立つ。シーズン4が女子サッカーを描くと決めた時点で、この場面は用意されていたのだ。
優しさで世界を変えようとするこのドラマは、別れからも目をそらさない。翌週の最終回を、ファンは泣き腫らした目で迎えたはずだ。