『ジョン・ウィック：パラベラム』チャンバラとバイクの超絶シーンは『悪女／AKUJO』へのオマージュ

アグレッシブなバイクチェイス、あの映画のオマージュだった！

超人気シリーズの3作目にして完結編となる『ジョン・ウィック：パラベラム』。2019年10月の公開に先駆け場面写真や映像がちらほら公開され始めているが、劇中の苛烈なアクションシーンについてキアヌやスタエルスキ監督、ジョナサン・エウセビオ（戦闘/スタント・コーディネイター）、ベイジル・イヴァニク（プロデューサー）がコメントするショート動画が、本国の公式SNSで公開されている。

Motorcycles with swords. Take a look inside the dance choreography of #JohnWick3, in theaters and @IMAX on May 17. https://t.co/mu4ce6UzE3 pic.twitter.com/sMkEo2o2ME

— World of John Wick (@JohnWickMovie) May 2, 2019

キアヌ：映画の伝統は実に豊かだよ。『悪女／AKUJO』（2017年）という韓国映画を観たんだけど、実はチャドも観ていたことが判明したんだ。

チャド：『悪女／AKUJO』は素晴らしいアクション映画で、ものすごいバイクのシーンがあるんだ。2回ほど観たんだけど、僕とスタントチームと特撮技術チームは「実にクールなアイデアだ！」って感動したよ。だから、このシーンはあの作品へ敬意を払ったオマージュなんだ。「最高のシーンだったぜ！（Good Fucking Job!）」ってね（笑）。

ジョナサン：前2作であまりにもハードルを上げてしまったから、それらを越えなきゃならなくなった。ギリギリ現実的でリアルでありながら、それでいて映画的（なスケールの演出）にしなければならなかったんだ。

キアヌ：彼らが演出したバイクチェイスのシーンは画期的で、僕たちにとっても新しく未知の領域だったね。

ベイジル：このチェイスシーンのために（ニューヨークにある）ヴェラザノ＝ナローズ・ブリッジを封鎖したよ。

ジョナサン：まるでダンスの振り付けみたいな動きの流れがあるんだ。彼らの“動きの言語”があって、それを演じなければならない。

キアヌ：まあ、つまりはバイクとチャンバラってわけさ、ハハハ！

『ジョン・ウィック：パラベラム』は2019年10月公開