マ・ドンソクの大ヒット“暴力刑事”シリーズ『犯罪都市』 4作目に最強ヴィランが登場か?

マ・ドンソクの大ヒット“暴力刑事”シリーズ『犯罪都市』 4作目に最強ヴィランが登場か?
『犯罪都市 THE ROUNDUP』©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION

シリーズ最強の敵が登場?

韓国で観客動員数1200万人を突破し、日本でも熱狂的ファンを生み続けているクライムアクション映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』。愛嬌と腕っぷしの強さを兼ね備えた“マブリー”ことマ・ドンソク演じる最強刑事のマ・ソクトと、ソン・ソック演じる最狂の2代目ヴィラン、カン・ヘサンの桁外れの迫力アクションで多くの観客をスクリーンに引き込んだ。

『犯罪都市 THE ROUNDUP』©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION

立て続けのヒットで期待が高まる続編だが、すでに昨年11月にクランクアップしているシリーズ第3作(2023年公開予定)と、ほぼ同時にクランクインしたとされている。中でも注目が集まっているのが、4代目ヴィランとなるペク・チャンギだ。彼は元傭兵で不法オンライン賭博を主導する人物で、シリーズ4作中で最強キャラという声も上がっている。

このペク・チャンギを演じるのは、Netflixドラマ『車輪』で国会議員の補佐官役を演じていた俳優キム・ムヨル。これまでミュージカルを皮切りにドラマ、映画と幅広い分野で活動しながら、『神弓-KAMIYUMI-』(2011年)、『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』(2017年)など時代劇をはじめ、カン・ドンウォンと共演したSFサスペンス『人狼 JIN-ROH』(2018年)などで“魅せる”アクションシーンを披露。主演作『食われる家族』(2021年)では、精神的に徐々に追い詰められる複雑な役どころながら体を張った演技を見せ、彼のフィルモグラフィを代表する作品となった。

『悪人伝』ぶりのドンソク×ムヨル

『犯罪都市4』(仮題)で共演するマ・ドンソクとは映画『悪人伝』(2019年)ですでに一度タッグを組んでおり、その相性の良さは折り紙付き。同作では暴力団の組長をマ・ドンソクが、荒くれ刑事をキム・ムヨルが演じて絶妙な共闘を見せていたが、『犯罪都市4』では立場が完全に逆転した2人の本格的な拳のぶつかり合いが堪能できそうだ。

製作関係者は4代目ヴィランのペク・チャンギについて、「歴代で最も口数が少ないが、最も戦い方がうまい」と明かしている。鍛え上げられたボディを持つキム・ムヨルが、剛腕マ・ドンソクとすさまじい肉弾バトルを繰り広げているとのことで期待は高まるばかりだ。

韓国最大の不法オンライン賭博組織を捕まえるため、サイバー捜査隊と専門担当チームを結成した怪物刑事マ・ソクトの、さらにアップグレードされた犯罪掃討作戦を描いた『犯罪都市4』。韓国公開は2024年6月予定となっている。

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