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車ゲー好きからプロのレーサーに! 映画版『グランツーリスモ』はヤン・マーデンボロー選手のマンガ的サクセスストーリーを描く【今秋公開】

車ゲー好きからプロのレーサーに! 映画版『グランツーリスモ』はヤン・マーデンボロー選手のマンガ的サクセスストーリーを描く【今秋公開】
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1997年に初作が登場するや、世界中の自動車マニアたちを唸らせ、瞬く間に多くの熱狂的なファンを獲得するまでに至ったゲーム「グランツーリスモ」シリーズ。PlayStation5用ソフトとして2022年に発売された最新作は既に7作目となっているが、そんな同シリーズを映画化した作品『グランツーリスモ』のスニークピーク映像は、すでにご覧になっただろうか。

豪華キャストとド迫力のレース映像

この映像はソニー・ピクチャーズの公式Twitterで告知され、公式YouTubeチャンネルでも公開中。『GRAN TURISMO – Exclusive Sneak Peek』と題されたこの動画では、ゲーム以上に臨場感あふれる映像の一部に加え、ヤン・マーデンボロー役のアーチー・マデクウィや、ダニー・ムーア役のオーランド・ブルーム、そしてジャック・サルター役のデヴィッド・ハーバーといった豪華な顔ぶれによるコメントも紹介されている。

なお、今回のYouTube映像でも垣間見れるが、この映画は『グランツーリスモ』で腕を磨き、実車を運転する本物のレーシングドライバーとなってしまったという、まさに漫画のような人生を謳歌するイギリス人の実在ドライバー、ヤン・マーデンボローのサクセスストーリーをベースとしている。“『グランツーリスモ』好きの少年”に過ぎなかった10代の彼が、その腕前を懸命に磨き続けて大会で勝ちまくり、やがてはプロドライバーにまでなるという物語。「大好きな車ゲーをやり込んでたら、ガチのレーサーになっちゃった!」という、なんとも夢のある話である。

車ゲーにハマり、やがて本物のレーサーになった男

ちなみに、『グランツーリスモ』をプレイしたことのないという人にとっては、主人公ヤン・マーデンボローについて、いくら“車ゲー”の腕前が良くても、実車とは勝手が違うのでは? と多くの人が感じるかもしれない。たしかに差がまったくないわけではないが、実際に彼はレーシングカートの経験すらないままゲームで腕を磨き、プロのドライバーになってしまったのだ。しかも2013年には、あの<ル・マン24時間レース>で3位に入賞するほどの活躍ぶりを見せている。マーデンボローの例を見ていると、いかに「グランツーリスモ」という作品が、ドライビングシミュレーターとしても完成されているかが窺える。

『第9地区』(2009年)や『チャッピー』(2015年)などで知られるニール・ブロムカンプが監督をつとめ、今秋に全国公開を予定している映画『グランツーリスモ』。同ゲームやクルマ好きはもとより、夢のあるサクセスストーリーが好きな人にもオススメできる作品になりそうだ。

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