トラウマ必至!盲目の娼婦が殺人鬼に脅かされる“見えない恐怖”を映像化『ダークグラス』場面写真解禁

トラウマ必至!盲目の娼婦が殺人鬼に脅かされる“見えない恐怖”を映像化『ダークグラス』場面写真解禁
『ダークグラス』Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S. 

“ホラーの帝王”巨匠ダリオ・アルジェント監督の最新作『ダークグラス』が、4月7日(金)より公開。このたび、場面写真が解禁となった。

ホラーの帝王、再臨

ダリオ・アルジェント監督は、『サスペリア』(77)で驚異的大ヒットを記録し、『フェノミナ』(84)や『サスペリア PART2』(75)など数々の名作を生み出してきた。その誰にも模倣できない鮮血の美学は、リメイク版『サスペリア』のルカ・グァダニーノ、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン、さらにはクエンティン・タランティーノらを熱狂させ、世界中のクリエイターに影響を与え続けている。

そのアルジェントが82歳にして、前作から10年ぶりに完成させた本作は、自身のルーツであるジャッロに立ち返ったイタリアン・ホラー。2000年代初頭に脚本を執筆しながらも、製作サイドの事情で中止を余儀なくされた幻の企画がついに実現。盲目のヒロインがサイコパスの殺人鬼に脅かされる“見えない恐怖”をスタイリッシュに映像化し、「第72回ベルリン国際映画祭」におけるプレミア上映で大きな反響を呼んだ。

『ダークグラス』Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.

『ダークグラス』Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.

瞬き針責めや蛆虫プールなど、恐ろしい描写で人々にトラウマを生み出してきたダリオ・アルジェント監督。10年ぶりに放つブラインド・ホラーは、自身で描き続けてきたジャッロの要素が満載。ヒロイン・ディアナが事故後に目覚める病室の場面は、監督お得意の極彩色の配色で、青を基調とした中にも数箇所真っ赤な小物が配置されている。 他にも、鮮血の魔術師とも呼ばれるアルジェント監督の十八番である血みどろに横たわる女性の姿など、自身の過去作へのオマージュが随所に見られる。

82歳にして発表した本作は、『スリープレス』(01)、『デス・サイト』(04)、『オペラ座 /血の喝采』(87)などでタッグを組んだフランコ・フェリーニと共に脚本を担当し、 自身のキャリアへの原点回帰とも言える生粋のジャッロ作となっている。

『ダークグラス』は4月7日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

『ダークグラス』Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.

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