人気BLコミック『僕らの食卓』待望の実写化 性別を超えた、暖かく浸み込むハートフルドラマ

人気BLコミック『僕らの食卓』待望の実写化 性別を超えた、暖かく浸み込むハートフルドラマ
©三田織/幻冬舎コミックス ©︎「僕らの食卓」製作委員会

人気コミックが待望の実写化

「雑誌ルチル」(幻冬舎コミックス)で連載され、2017年に単行本が刊行された三田織原作『僕らの食卓』が、今年4月にBS-TBS放送にてドラマ化が決定。このたび、第一弾ビジュアルが解禁となり、キャスト、原作者のコメント、描き下ろしイラストが到着した。

原作は、現在連載中「ライオンハーツ」も話題の三田織が描く、e book japanのBL読者が選ぶ「BLアワード2018」の第3位に選出された注目作品。BLジャンルでありながら、食卓を囲むことで縮まっていく距離感、性別を超えた暖かく、浸み込むようなハートフルドラマに、BLファンのみならず幅広い層に支持された作品だ。

©三田織/幻冬舎コミックス

誰かと一緒に食べるごはんが
こんなにうれしくておいしいなんて、僕は知らなかった。

会社員の豊は、家族と疎遠で人と食事をするのが苦手。ある日、公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた豊たち。やがて、家族のような存在となり、そして豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。食事を通し、人のつながりを描く人間ドラマ。

主人公・穂積 豊を演じるのは、犬飼貴丈。2020年主演映画『ぐらんぶる』が公開、以降も2021年NHK「青天を衝け」にて大河初出演を果たし、2022 年にはドラマ「ケイ×ヤク‐危ない相棒-」(読売テレビ・日本テレビ)の出演が話題に。現在放送中のドラマ「ひともんちゃくなら喜んで!」(テレビ朝日・朝日放送テレビ)でも主演を務めるなど、今映像界に欠かせない俳優の一人。本作では、幼少期のあることをきっかけに人と食事をするのが苦手となった、孤独のサラリーマンを繊細に演じる。

また上田穣を演じるのは、飯島寛騎。近年は、2019年ドラマ「チャンネルはそのまま!」(北海道テレビ)、2022年「僕もアイツも新郎です」(関西テレビ)、2023年現在放送中「最終列車で始まる恋」(メ~テレ)で主演を務めるなど話題作の出演が続いている。本作では、弟のお世話をする面倒見のいい“兄貴”を好演している。

そして上田種役を演じるのは、多数の応募の中からオーディションを勝ち抜いた子役の前山くうが。本格的なドラマ出演は本作が初となり、飯島演じる穣の弟を演じる。

監督は、石橋 夕帆、飯塚 花笑、上村 奈帆の3名がメガホンをとる。石橋は、『ぼくらのさいご』で田辺・弁慶映画祭コンペティション部門【映画.com賞】を受賞、国内複数の映画祭に入選。2018年にMOOSIC LAB長編部門作品として『左様なら』(原作:ごめん)を監督。長編2作目となる『朝がくるとむなしくなる』が本年劇場公開予定。昨年、TXで放映されたドラマ『北欧こじらせ日記』の全話のディレクターを務めている。飯塚は、大学在学中は映画監督の根岸吉太郎、脚本家の加藤正人に学び、トランスジェンダーである自らの経験を元に制作した『僕らの未来』が、ぴあフィルムフェスティバルにて【審査員特別賞】を受賞。2022年には、初の劇場公開作品『フタリノセカイ』が話題を呼び、最新作『世界は僕らに気づかない』は、大阪アジアン映画祭コンペティション部門にて来るべき【才能賞】を受賞した。上村は、日本映画学校卒業後『蒼のざらざら』で城戸賞最終選考にノミネート。その後、映画美学校脚本コースを受講、『ばぁちゃんロード』で第1回映画美学校プロットコンペティション【最優秀賞】を受賞し脚本家デビュー。2018年には『書くが、まま』で脚本と監督を務め、「MOOSIC LAB 2018」で【観客賞】と【最優秀女優賞】のW受賞を果たす。

<コメント全文>

犬飼貴丈(穂積 豊 役)
豊役を演じさせていただきます犬飼貴丈です。地元徳島の空気を吸いながら自然体でお芝居できる環境を設けていただき感謝しています。やはり地元の空気は体に馴染むなぁと感じました。美馬市の風景とこのドラマの雰囲気がとてもマッチしていて、ほっこり感動きゅんきゅんしていただけるのではと思います。

飯島寛騎(上田 穣 役)
原作・脚本を読み、温かく優しい物語だと感じました。登場人物それぞれが持っている気持ちがつくっていく空間は読んでいて幸せな時間をつくってくれました。
犬飼さんはお久しぶりの共演と言うこともあり楽しさと共に、互いに何がしたいかをすぐ汲み取る事が出来たのですんなり豊、穣に入り込む事が出来ました。あと、地元が徳島と言うこともありおすすめのラーメンを行ききれないほど教えて頂きました。くうがくんとは兄と思って貰えるよう常に近くにいるように心がけました。彼は天真爛漫でまさに種くんそのもの。元気すぎて現場がとても和みました。
生きていく為には食事が必要。当たり前かもしれませんがその当たり前があるからこそ人と人とが繋がっていき自然と心が落ち着く。食は心の糸を繋げてくれる。何気ない小さな幸せがこの作品には沢山溢れています。そんな優しく温かいおいしい『僕らの食卓』へ是非。

前山くうが(上田 種 役)
種くん役に選ばれてとっってもうれしかったです!ぼくにとって初めてのドラマです!マンガをよんで種くんはとってもかわいくて、やさしくて、ゆかた、にいちゃん、おとんのことが大すきだなと思いました。マンガでみたばくだんおにぎりがすごくおいしそうで家でもたくさんつくりました。おもしろいセリフもたくさんあって、台本読みの練習もたのしかったです!撮影も毎日とってもたのしくて、撮影中に食べたごはんぜーんぶおいしかったです!がんばったので、たくさんの人にみてほしいです!上田家だいすきー!

原作:三田織
ドラマ化のお話を頂いてからずっと、どこか現実ではないような、信じられない気持ちでいたのですが、徳島でのロケを見学させて頂いて、目の前に豊、穣、種くん、おとうが生きているのを見て、これは夢じゃないんだなぁ…と、胸がいっぱいになりました。とてもあたたかい、光に満ちた現場でした。
『僕らの食卓』は、家族のお話でもありますし、男性二人の恋のお話でもあります。ドラマではそのどちらも、時には原作以上に丁寧に、大切に描いて下さっていると感じ、本当に嬉しく思っております。脚本を読むだけでも、ときめいたり、ぐぅっとくる場面が沢山ありました…!
キャラクターを生きて下さった俳優の皆様、物語の世界を現実に作り上げて下さったスタッフの皆様、そして原作漫画を読んで応援して下さっていた読者の皆様、ここに至るまでに関わって下さった全ての皆様に心から御礼申し上げます。

©三田織/幻冬舎コミックス

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