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“隠れリッチー”はどこ!? ガイ・リッチー『ジェントルメン』のトリビアを紹介！過去作との共通点とは？
長編デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』（1998年）、そして『スナッチ』（2000年）の2作をもって世界中の映画ファンのハートを強奪した鬼才、ガイ・リッチー監督。その後は興行的に振るわない、というよりむしろ大赤字メーカーと呼ばれるような時期を過ごすも、『シャーロック・ホームズ』（2009年）シリーズ、『コードネーム U.N.C.L.E.』（2015年）などのヒット作を世に放ち、近年ではディズニー・アニメーションを実写映画化『アラジン』（2019年）でも世界的な成功をおさめた。
『ジェントルメン』© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
そんなガイ・リッチー監督の最新作『ジェントルメン』は、“イギリスのアンダーグラウンド”、“ならず者”、“群像劇”などの要素で構成され、監督のファンの間で原点回帰作と注目を浴びているが、他にもファンにとって喜ばしい要素として、歴代のガイ・リッチー作品と“関連するポイント”が本作にはいくつか散りばめられている。監督の粋な遊び心として脚本、設定に組み込まれたものだが、隠れミッキーならぬ“隠れリッチー”としてトリビアを紹介したい。
『ジェントルメン』© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
遊び心に酔いしれる…隠れリッチー探し!?
①ガイ・リッチー作品常連俳優トム・ウーの役名
香港生まれのイギリス人俳優トム・ウーは本作ではチャイニーズマフィアの頭ロード・ジョージ役として出演。彼は『リボルバー』（2005年）でロード・ジョン役、『キング・アーサー』（2017年）でジョージ役を演じている。ガイ・リッチー作品の常連俳優ならではなの、役名の共通点だ。
『ジェントルメン』© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
②主人公の名前はミッキー
マシュー・マコノヒー演じる『ジェントルメン』の主人公ミッキー。彼は大麻の大量栽培／販売で財を成したアメリカ人だが、『スナッチ』でブラット・ピットが演じたパイキーのならず者の名前もミッキーだ。
『ジェントルメン』© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
③『コードネーム U.N.C.L.E』のポスター
本作の製作会社ミラマックスにヒュー・グラント演じるゲスな私立探偵フレッチャーが“ネタ”を持ち込みに訪れる様子が描かれるが、その背後にはヒュー自身も出演していた『コードネーム U.N.C.L.E』のポスターが。こちらは既に解禁済みの予告編でも確認することができる。予告編0:51あたりで一瞬登場するのでお見逃しなく！
④豚さん
『スナッチ』ではアラン・フォード演じるギャングのボス ブリックトップが残酷にも裏切者などを豚に餌として食べさせていたが、今回は……。
他にも監督が所有するビールブルワリー会社のバンが登場するなど、ガイ・リッチー監督のやりたい放題が詰まった本作。公開に備え、過去作を復習するのもいいかもしれない。
『ジェントルメン』は、2021年5月7日（金）、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
ギャラリー
『ジェントルメン』
ロンドンに緊急事態発生。長年にわたる大麻の大量栽培／販売で財を成したアメリカ人ミッキーが、ビジネスを売却し、引退するというウワサに暗黒街に激震が走った。その利権総額なんと500億円。目の色変えた強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、さらには下町のチーマーまでもが跡目争いに参戦。一筋縄ではいかないジェントルメン＝一流のワルたちによるダーティでスリリングな駆け引きが始まった――！
| 制作年： | 2020 |
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| 監督： | |
| 脚本： | |
| 出演： |
2021年5月7日（金）、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー