土屋太鳳主演の話題作『哀愁しんでれら』公開記念！ 土屋太鳳出演の人気作を一挙おさらい！

土屋太鳳が主演する禁断の“裏”おとぎ話サスペンス『哀愁しんでれら』が、2021年2月5日（金）より全国公開される。ますます目が離せない女優、土屋太鳳が出演する今こそ観たい必見作品3選を紹介したい！本作で土屋太鳳は、一筋縄ではいかない人間関係の中で、こわれゆく女性を演じた。パブリックイメージや本来の気質から明るいキャラクターを演じることの多い彼女だが、本作では人間の影の部分を凄みのある演技で表現し、観客に強烈な印象を与えている。今回はそんな勢いに乗る土屋太鳳の近年の必見作品を紹介する。

『哀愁しんでれら』©️2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

『累-かさね-』 （2018年）

キスをした相手と顔が入れ替わってしまう不思議な口紅に引き寄せられた女性二人の顛末を描く同名コミックの映像化作品。土屋は、美貌に恵まれながらも女優として花開かず、大成することに異常な執念を燃やす丹沢ニナ役を演じた。ニナはある日、天才的な演技力を持ちながらも顔に大きな傷があり、自身の容姿に強いコンプレックスを抱く淵累（芳根京子）と出会う。二人は互いの足りない部分を埋めるため、口紅の力で入れ替わることを決断するが、やがて欲望や嫉妬心が渦巻く闘いへと発展してしまい……。本作では、罵声を浴びせたりハイヒールで踏みつけるなど、土屋太鳳の沸点を超えた演技が話題となった。ニナとニナの顔になった累の二役を演じ分けるところにも注目だ！

『今際の国のアリス』 （2020年）

命懸けのゲームに突如参加を余儀なくされた者たちを描くNetflixのオリジナルドラマ。優秀な弟と比較され続け、人生に意味を見出せず鬱々とした日々を送る有栖良平（山﨑賢人）は、ある日、仲間二人と渋谷をブラついていると、突如閃光が放たれ、気づけば周囲の人気は消えていた。不安を感じつつも、誰もいない解放感にはしゃぐ3人。しかしそこは、様々な「げぇむ」をクリアしなければ生き残ることができない「今際の国」だった……。土屋は仲間を作らずたった一人で「げぇむ」に挑み続ける謎めいたクライマーのウサギを演じる。身体能力に定評のある土屋だが、本作のアクションシーンでも遺憾無く発揮。サバイブする役柄に説得力を持たせている。

『哀愁しんでれら』

幸せを追い求めるごく普通の女性が凶悪殺人を起こすに至るまでを描くサスペンス作品。市役所に勤める小春（土屋太鳳）は平凡な毎日を送っていたが、ある夜、数々の不幸に見舞われ全てを失ってしまう。人生を諦めかけた彼女だが、その日偶然にも出会ったのは、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医・大悟だった。小春は、優しく裕福で、まるで王子様のような彼のプロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの絶頂へと駆け上がるが…。本作で土屋は役への違和感から出演を3度断った。しかし「役が産まれたがっている」と感じ、4度目のオファーで出演を決意。生真面目がゆえに狂気に絡め取られていくという難役を、微細な変化をつけながら見事演じきった。

『哀愁しんでれら』©️2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

幸せを追い求めたその女性は、なぜ社会を震撼させる凶悪事件を起こしたのか―⁉︎
『哀愁しんでれら』は、2021年2月5日（金）より全国公開。