2020年7月31日(金)夜、ロサンゼルスにあるザ・グローヴの駐車場で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)のドライブインシアターが開催された。このイベントは、シャーリーズ・セロンが設立した慈善団体「シャーリーズ・セロン・アフリカ・アウトリーチ・プロジェクト」によるチャリティ・イベントとして行われた。イベントには女戦士フュリオサを演じたセロンと「ウォーボーイズ」のニュークスを演じたニコラス・ホルトが登場し、Q&Aも行われ、撮影秘話を明かした。
https://www.instagram.com/p/6ntPMMFA4I
トラクターでセロンと戦うシーンを回想したホルトは、「セロンが僕の顔に唾を吐くシーンがあると知って、僕は俳優として有名になったなあと思ったんだ。」とセロンに語った。「僕は丁寧に“唾を吐き返してもいいかな?”とセロンに聞き返したよ。」と伝えたことを明かした。子役でデビューしたホルトは『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)など大作の出演もあったものの、本作への出演時は主演作も片手で数えられる程度。本作公開当時は、まだ俳優としての確固たる地位を築けてはいなかった。
セロンは撮影にかかった9ヶ月間について「怖くてたまらなかった」と語る。先日セロンは、撮影現場では俳優同士が衝突しており、かなり過酷なストレス下に置かれていたことを赤裸々に明かしている。
また、監督ジョージ・ミラーから最初に見せられたカットが4時間だったことを明かし、「長くても、飽きることは決してなかったわ。」とも語った。
ちなみにセロンは、このドライブインシアターの開催を記念し、フュリオサを演じるために頭を丸刈りにする瞬間をとらえた動画をInstagramに投稿している。
https://www.instagram.com/p/CDUZJYrhhyx
当初、ロングヘアの設定だったフュリオサだが、セロン自ら坊主頭の方がキャラクターに合っていると監督に打診していたことを明かしていた。
役作りのために丸刈りにするというのは彼女にとっても思い出深い瞬間だったようだ。
https://www.instagram.com/p/CDW-7mIhlWb/
気になる会場のレッドカーペットでは、なんとドライブスルー方式が採られたという。1人のカメラマンが、車に乗って登場するゲストをレッドカーペットで待ち構えるというもので、新型コロナウイルスの感染予防対策が万全にとられた上でイベントは開催されていたようだ。
Guys, there’s a red carpet. A drive-thru red carpet. @CharlizeAfrica @CTAOP pic.twitter.com/CimqKXPdsx
— Marc Malkin (@marcmalkin) August 1, 2020
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
石油も水も尽きかけたMADな世界。生き残りたいなら走り続けろ。
サイコーにMADな映画がやってくる。始まったが最後、息つく暇は微塵もない。ノンストップ、ハイスピードの二輪、四輪入り乱れる驚愕のカーバトルが、異常なまでの興奮を巻き起こす!
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