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ルークにはダークサイドに落ちてほしかった⁉『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』をルッソ兄弟とマーク・ハミルが振り返る!

ルークにはダークサイドに落ちてほしかった⁉『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』をルッソ兄弟とマーク・ハミルが振り返る!
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『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟によるInstagram上の映画学校 「ルッソ・ブラザーズ・ピザ・フィルム・スクール」の第4回目のゲストに、『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じた俳優のマーク・ハミルが登場し、公開40周年を迎える『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)の裏話を明かしている。

「ルッソ・ブラザーズ・ピザ・フィルム・スクール」は、ルッソ兄弟に大きな影響を与えた映画を取り上げ、ゆかりのある人物をスペシャルゲストとして招き、地元のピザを食べながらディスカッションするという企画だ。

実はルークをよくわからないまま演じていた⁉︎

「ルークを演じることは台本を読んでから決めたのか、それとも台本が出来上がる前から決まっていたのか?」というジョー・ルッソからの問いにハミルは、ルークとして配役されるまでの経緯を語った。

「10〜12ページの台本のスクリーンテストを受けて、ルークを演じることに決まったんだ。選ばれるまで本番用の台本を読む機会がなかったんだけれど、ルーク役に決まったときに“送るよ“って言われたんだ。その台本をはじめて読んだ時、とても驚いてしまった。この映画がどういうジャンルなのかを理解しようと、スクリーンテストにもいて『アメリカン・グラフィティ』(1973年)でジョージ・ルーカス監督と仕事したことがあるハリソン・フォードにいろいろ尋ねたんだ。わからないことが多すぎて、もしかしてからかわれているんじゃないかと思ってね。そしたらハリソンは、“ただやってみようぜ!”って言ったんだ……全然助けにならなかったよ。監督もそうだった。いろいろ聞いてみても、“とりあえずやってみて、あとで話そうよ”っていうんだ(笑)。」と明かした。

ヨーダを猿に演じさせようとしていた⁉

ルークだけでなく、あのヨーダが誕生するまでのエピソードについてもハミルは明かしている。

「ヨーダというキャラクターがいるというのが信じられなくてね。スタッフがどのようにヨーダを撮影するのかが分からなかったから、撮影方法について監督と話したことがある。すると彼は、本物の猿を使うか、マスクをつけたり、小柄な役者を使ってやってみようって言ったんだ。でもその後、(メイクアップ・アーティストの) スチュアート・フリーボーンがヨーダをデザインすることになったんだ。」

ルークにはダークサイドに落ちて欲しかった‼︎ 『スター・ウォーズ』はおとぎ話?

「ルークは、父であるダース・ベイダーのようにずっと試され続けるんだ。 ダークサイドに落ちることがより簡単な道だとね。『帝国の逆襲』でルークが片腕を失ってしまうシーンは、ダース・ベイダーととても似ていると感じた。だからきっと次の作品では、ルークはダークサイドに落ちて、新たに甦るという話になるだろうと思っていたんだ。
でも『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)の台本を読んだらそうなっていなくて、監督に、ちょっと失望したよと話したのを覚えているよ。すると監督は、“マーク、この映画は子供向けに作られたものであって、おとぎ話はそういうものだろう?”って言われた。元々おとぎ話だと知っていたから僕も同意したけれど、俳優としての自分が、悪い主人公を演じてみたいって思ってしまったんだ。」と回想した。

そのほかにも、『スター・ウォーズ』にまつわる興味深い話が盛りだくさんのインタビュー。ファン必見のその内容を、ぜひチェックしてみてほしい!

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