マッドマックス×ゾンビ!! 『新感染』の4年後の世界を描くカン・ドンウォン主演『半島』予告公開!

マッドマックス×ゾンビ!! 『新感染』の4年後の世界を描くカン・ドンウォン主演『半島』予告公開!
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コン・ユが主演を演じ、マ・ドンソクをスターダムにのし上げた大ヒット韓国ゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)の公開から4年。第73回カンヌ国際映画祭公式セレクションに見事選出され、話題沸騰中の続編最新作『半島(原題)』(英題:PENINSULA)の予告編が公開された。

感染が広がり荒れ果てた地域を脱出した兵士ジョンソクだったが、極秘任務に就くことになり、ゾンビが溢れる危険な地域に舞い戻ることに。その任務を通して再び”絶望的な恐怖”を味わうことになる。生存者と出会いながらゾンビと戦う過酷な状況の中で、彼らの運命は、人間の本性に委ねられることになってしまう…… という、背筋がゾクゾクしそうなあらすじだ。

主人公ジョンソクは『華麗なるリベンジ』(2016年)のカン・ドンウォンがつとめ、『軍艦島』(2017年)のイ・ジョンヒョン、子役のイ・レらが名を連ねる。前作にひきつづき、監督はヨン・サンホ、脚本はイ・ドンハが手がける。

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#peninsula is coming

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公開された予告編では、生き残りをかけたゾンビとの激しい戦いが繰り広げられる。まるでゾンビ映画と『マッドマックス』が融合しているようにも見えるが、英国スクリーン・デイリーの取材によると、これはどうやら監督の意図的なものだったようだ。というのも、監督のヨン・サンホは、本作が影響を受けた作品にジョージ・ミラー監督の『マッドマックス』シリーズ(1979年〜)と、ジョージ・A・ロメロ監督『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005年)の名前を挙げているからだ。

「野蛮で、古代のような、でも同時に廃墟と化した現代のような、独自のルールを持ったポスト黙示録的な世界を構築するというアイデアは、私にとって興味深いものだった。“あの世界”から脱出するというストーリーは、他にもたくさんあるかもしれないね。破壊され、孤立しているけども、脱出したいという希望やヒューマニズムの希望を持ちあわせる舞台において、世界の権力がどうなるのか。その点で、もっと大きな意味を持っているかもしれない。」と語っている。

『半島(原題)』の日本公開日は今のところ未定。韓国に限らず世界から注目される本作が日本で公開されることを祈る!

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