松雪泰子と芦田愛菜が主演し、2010年に日本テレビ系列で放映された大ヒットドラマ『Mother』が、ドラマ大国トルコでリメイクされていたのをご存知だろうか。この度、『Mother』トルコ版が、CSの女性チャンネル♪ LaLa TVで2020年7月より日本初放送される。
同作は実の母親に捨てられた悲しい過去を持つ女性(松雪泰子)と、母親とその恋人から虐待を受けている少女(芦田愛菜)の逃避行を描いた、つらく切ない社会派サスペンス。当時5歳だった芦田愛菜の出世作としても知られる。海外ではトルコ、韓国、中国などでリメイク版が製作されていて、日本だけでなく世界的にも評価の高い作品だ。
母性や血縁、家族関係を描いた本作はトルコでリメイクされ、2016年から2017年にかけ『ANNE』というタイトルで同国で放映、同国圧倒的な高視聴率を獲得した。主演の女性ゼイネブをトルコの人気女優ジャンス・デレが、少女メレクを人気子役のベラン・ギョキルデが演じている。
トルコ版『Mother』は、実の母に捨てられたつらい過去を持つ写真家のゼイネプ(ジャンス・デレ)が、パートタイムで勤めることになった小学校で、一風変わった生徒メレク(ベラン・ギョキルデ)と出会うところから始まる。メレクは年齢のわりには体が小さく、母親や、母の恋人から虐待を受けていて体中にアザがある。ゼイネプは、夜の街にひとりでいるメレクをしばしば目撃し、ふたりで何度か会っているうちに、次第に心を通わせていく。
ある日、ゼイネプはメレクが忘れていったノートを返すためにメレクの家を訪ねると、信じられない光景を目の当たりにする。なんと、ゴミ袋に入れられたメレクが、家の前のゴミ置き場に捨てられていたのだ。衝撃を受けたゼイネプは、すぐさまメレクを自宅に連れ帰る。本来であれば公的な機関に通報してメレクを保護するはずなのだが、どうしてもそうすることができなかったゼイネプは、メレクを虐待から守るため彼女を誘拐し、母親になる決意をする。ここから、ふたりの逃避行が始まる……。
本放送は2020年7月20日(月)よりスタート。それに先駆けて、7月5日(日)の15:00より第1話と第2話が先行放送される。複雑にアレンジされた衝撃的なサイドストーリーや、日本のオリジナル版とは異なるラストシーンは必見!
日本のみならず世界的に大ヒットした本作は、トルコでどう料理されたのか!? 7月の放送を是非チェックしよう!