マイケル・ベイ、パンデミックがテーマのスリラー『ソングバード』を都市封鎖中のロサンゼルスで制作!

マイケル・ベイ、パンデミックがテーマのスリラー『ソングバード』を都市封鎖中のロサンゼルスで制作!

『トランスフォーマー』シリーズ(2007年〜2017年)のマイケル・ベイ監督が、米パラマウント・ピクチャーズの前取締役社長のアダム・グッドマンの製作スタジオ「インビジブル・ナラティブ」とタッグを組み、パンデミックを題材にしたスリラー映画『ソングバード(原題)』を製作することが明らかになった。

封鎖中のロサンゼルスで映画を撮影するという、異例のアプローチを計画しているという。今後5週間以内に製作を開始する予定で、封鎖中の市内での映画撮影は初めてとなる見通しであると、米Deadline誌が報じた。

この映画は、『パラノーマル・アクティビティ』(2007年)や『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008年)のような緊迫したスリラー映画になるという。舞台は今から2年後で、ウイルスの世界的大流行はまだ終わっていない未来。都市封鎖は一度は引き下げられるも、ウイルスの変異が続くにつれてさらに深刻になっていき、再び都市封鎖を余儀なくされる。そこには政府の陰謀などが隠されており、都市封鎖に留まる登場人物に影響を与えていく。

キャスティングについては現在進行中。監督は『ハングマン』(2015年)のアダム・メイソンがつとめ、『ハングマン』で共同製作したサイモン・ボイズとともに本作の脚本を執筆する。マイケル・ベイは製作スタジオ「インビジブル・ナラティブ」のアダム・グッドマン、エベン・デイヴィッドソンと共にプロデュースする。撮影監督をつとめる『パージ』(2013年)のジャック・ジューフレ。

都市封鎖中での撮影とあって、製作における独自の安全手順をまとめている状況とのこと。労働組合に製作の計画について承認を得たことについては明らかになっているが、撮影の計画についてはまだ発表さていない。

都市封鎖中の街で撮影を考えるマイケル・ベイだが、過去には『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017年)でイギリスのバッキンガム宮殿でのカーチェイスや、世界遺産のストーンヘンジで大爆破シーンを撮影するなど、考えついたとしても誰もやらないようなことをする、“ハリウッドの破壊王”ぶりは健在のよう。今回もベイ監督らしい規格外の企画となりそうだ。続報を待とう。

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