『ミッション:インポッシブル』シリーズ(1996年〜)のベンジー役(登場は『Ⅲ』[2006年]~)で知られる俳優サイモン・ペッグが、現在進行中の『ミッション:インポッシブル』シリーズについて、米Colliderのインタビューで明かしている。
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同シリーズのプロデューサーでもあり、完璧主義でこだわりが強い俳優といわれるトム・クルーズ。一緒に仕事するのは疲れるのでは……? という世間のイメージに次のように明かしてくれている。
「トムと撮影するのはいつも楽しいよ。彼は信じられないほど寛大な役者で、他のみんなのことをとても気にかけてくれている。そして、いつも確認用のモニターの周りをうろうろしているよ。トムが飛行機からぶら下がるスタントの後に、僕の怖くも何ともない殴り合いの場面について心配してくれるんだ。彼は常に自分自身に求められていることを考えて、行動しているんだ。トムとの共演はいつも良い経験になっているよ。100%の責任と熱意を持って取り組んでいて、それを当たり前としているのは素晴らしいことだと思う。」とペッグは、世間の声とは裏腹に、『ミッション:インポッシブル』シリーズの撮影をとても楽しんでいる様子だ。
「監督は製作前に僕をディナーに連れ出して、映画の全貌を明かしてくれるんだ」
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最新作の全米公開が2021年11月19日と2022年8月8日に予定されている本作。最新作が二部作になった理由も語ってくれている。
「今では伝統のようになっているんだけど、(『ローグ・ネイション』以降の)監督のクリストファー・マッカリーは製作前に僕をディナーに連れ出して、映画の全貌を明かしてくれるんだ。その中にはもちろん実現しないアイデアもあるよ。最新作では、彼にはとてもはっきりとしたアイデアがあるんだ。二部作に分けた理由は、それぞれの作品を経て、キャラクター全員の感情がどう移り変わるか、キャラクターがどう変化するかを表現しようと決めたからなんだ。1つの映画にすべてを詰め込むのではなく、2つの映画で表現しようとしてるんだ。」と明かしている。
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「トレーラーで、ニコラスと話したのを覚えてる。ベテランになった気分だったよ。」
また、次回作で新しくキャストの仲間入りを果たす俳優、ニコラス・ホルトについてもジョーク混じりに語っている。
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「トレーラーで、ニコラスと話したのを覚えてる。ベテランになった気分だったよ。僕はもう4作に出演してるけど、彼にとっては初めての出演なんだよ。彼から作品のために「トレーニングした方がいいかな?」と聞かれたんだ。え、僕は4作も出てるのにそんなこと一度も言われたことないよ! マズいかな……。ただ、ベテランになるのは面白いよね。きっとヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル役)が僕と初めて会った時も、もう自分はベテランみたいだって感じてたんだろうな。彼は1作目からずっと出ているわけだから。」
制作が進むにつれて明らかになっていく貴重な裏話。こうしたエピソードを押さえつつ本編を観ると、一層楽しいこと間違いなし!
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