あなたが観たい映画・ドラマを一発的中※ 会員登録が必要です

気分(複数選択可)
年代(複数選択可)
作品タイプ(複数選択可)

“AIとの出会いが、青年の世界を再構築する” 国内外の映画祭で最優秀賞や観客賞を受賞!社会派SF映画『Hakoniwa』

“AIとの出会いが、青年の世界を再構築する” 国内外の映画祭で最優秀賞や観客賞を受賞!社会派SF映画『Hakoniwa』
『Hakoniwa』©2026 Project Hakoniwa

アート・オブ・ブルックリン映画祭の最優秀ドラマ、ボーデン国際映画祭長編部門の最優秀男優賞・最優秀女優賞、マイアミ国際SF映画祭長編部門の最優秀女優賞、ハンブルグ日本映画祭及び東京神田ファンタスティックフィルムコンペティションの観客賞を受賞するなど、世界各国で評価された映画『Hakoniwa』。このたび、日本で劇場公開が決定した。

国内外の映画祭で最優秀賞や観客賞を受賞!

奇しくも、AIと特別な絆を持つことも不思議ではなくなった2027年に公開されることが決まった本作の主人公は、それぞれ問題のある両親とうまく信頼関係を築けずに孤独の中育った誠。彼が働く会社は、感情治癒型AIの開発のため、人間の脳を持つAI搭載のアンドロイドを開発しており、誠はヒューマノイド・AGEHAの開発のために脳波を繋げる実験を繰り返すうちに、「こうやってお互いのことを深く知れたら、世界はもっと優しくなる」と希望を持つ。しかし、ある日実験中にエラーが起こり、AGEHAは存続の危機に。AGEHAが処分されるのを防ぐため、誠は精神科医の忠告を押し切り、危険を顧みず、原因を追究することに…。

本作の監督・脚本・編集・VFXを務めた若松宏樹は、カリフォルニア州チャップマン大学大学院の映画製作学科監督専攻で美術学修士号を取得。幼少期に親との信頼関係を上手く築けず、孤独感を抱えてきた監督自身の体験をもとに、監督が23歳の時に癌で亡くなった厳しくも正義感が強く孤独な父と、DVを受けながらも献身的に看病を続け見送った母への感謝や想いを込めて本作を制作した。

『Hakoniwa』というタイトルは、小さな箱や器に石やミニチュアなどを使って小さな世界を構築する箱庭と、それを応用した心理療法の一つである箱庭療法に由来。幼少期に両親とうまく信頼関係を築けずトラウマを抱えた主人公が、自分自身の世界を再構築していく姿を箱庭療法に重ねている。

主人公・月城誠役で本作で映画主演デビューとなったのは、舞台及びテレビドラマ版「弱虫ペダル」シリーズ計7作で黒田雪成役を演じた秋元龍太朗。ヒューマノイド・AGEHA役を演じたのは、ワルシャワ国際映画祭正式出品作『月光』主演での演技を絶賛された佐藤乃莉。二人の演技は、本作で最優秀男優賞・最優秀女優賞を受賞するなど、海外でも評価された。

マコト役は、2025年に、『Gift』でマドリード国際インディペンデント映画祭のFICIMAD Clavileño 最優秀新人俳優賞及び渋谷佐世保短編映画祭2025の最優秀助演俳優賞を受賞した志村瑛多。マコトの父・明役で、『スポットライトを当ててくれ!』主演の森本のぶ、母・京香役で、井土紀州監督の『卍』主演の小原徳子、主人公が働くシュピーエラム社の西園寺剛士社長役で『獰猛』主演の入江崇史、主人公が心情を吐露する精神科医・影山凛役で『カメラを止めるな!』のしゅはまはるみが脇を固める。

シュピーエラム社の面々には、上司・橘川隆太役で松浦慎一郎、同僚・木場雄一役ではぎの一、科学者・上沼翠役で大山真絵子、エンジニア・岸元淳平役で木田友和、AGEHAの後任・STERA役で新井花菜、相田重蔵専務役で藤井太一、そして西園寺社長の妻・光役で水沢朋美という個性豊かな面々が揃った。

また、マコトのくまのぬいぐるみとして、インディーズSF界隈でカルト的人気を誇る職業怪人カメレオールの友人・無疵が出演。システム音声・GODaは、『みぽりん』出演の合田温子が担当した。

自分の幼少期や家族との想い出、「愛」や「孤独」とは何かをテーマに脚本を執筆しました。
SNSやAIの発達により一方的なコミュニケーションが増え、溢れる刺激で「孤独」や「本当の自分」を紛らわせてしまう時代です。もしこの作品がきっかけとなり、少しでも本当の自分と向き合い、相手を尊重して会話する機会が増えたなら、これ以上の喜びはありません。

主演の秋元龍太朗さんは、主人公・誠の葛藤や苦悩に真摯に向き合い、まっすぐに、もがきながら成長していく姿を演じきってくださいました。佐藤乃莉さん演じるAGEHAは、優しさと強さ、そして儚さが同居した美しい佇まいで、誠との関わりの中で共にお互いを成長させていく姿が印象的です。

マコト役の志村瑛多くんの、子どもとは思えない迫力と奥に秘めた想いの強さを感じるお芝居は、海外の映画祭でも多くの賞賛をいただきました。厳しい父親役を演じてくださった森本のぶさんの、ひりつくような佇まいと後悔や孤独を感じさせる背中、DVに耐えながら家族を支える母親役の小原徳子さんの、何かに救いを求めるような心を揺さぶる眼差しにもご注目ください。

また、入江崇史さんは社長役として圧倒的なオーラと会社を支えてきた貫禄を圧巻の演技で魅せてくださり、精神科医役のしゅはまはるみさんの、奥底にある感情がこぼれ落ちるような表情と誠の気持ちに寄り添う姿には、私自身も救われるような気持ちになりました。本当に個性的で素晴らしい役者陣とこの作品を作り上げられたことは、私にとって至上の幸せです。

ありがたいことに、海外の映画祭でも「とても美しい映画だ。誰もが共感できる人間の根本的な問題が何層にも重なって描かれており、心に刺さった」というお言葉をいただきました。ぜひ映画館という空間でご覧いただき、何か少しでも感じたことがありましたら、ぜひその声を聴かせていただけたら嬉しいです。
(監督・脚本・編集・VFX 若松宏樹)

『Hakoniwa』は1月15日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook