レネー・ゼルウィガーに降りかかった賃貸トラブル
『ブリジット・ジョーンズの日記』などの大ヒット作で知られる人気女優レネー・ゼルウィガーが、不動産絡みで巨額の損害賠償を求められていた泥沼訴訟に、ついに大きな進展があったようだ。
この一件は、ゼルウィガーの恋人でTV司会者のアント・アンステッドが借りていた物件で、滞在客が転倒・負傷したトラブルをめぐるものだった。その顛末について、事の発端から最新の状況までを改めて時系列で振り返ってみよう。
2024年~2025年:賃貸トラブル発生→1000万ドルの訴訟へ発展
一昨年の夏、アンステッドがカリフォルニア州ラグナビーチに借りていた賃貸住宅を、滞在客であるトレイシー・ベランドが訪問。ベランドは、パティオの穴を隠すために敷かれていた薄いラグにつまずいて転倒し、右膝を負傷したと主張した。
そして昨年初頭、転倒によって身体的・経済的・精神的な被害を受けたとして、ベランドは過失を理由に訴えを起こした。アンステッドとゼルウィガー、さらに物件の家主であるグレン・アラン・ウィルソンの3名が被告として名指しし、1000万ドル(約16億円)の賠償を求めた。
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2025年6月~10月:被告間で責任の押し付け合いに発展
ベランドからの訴えに対し、ゼルウィガーとアンステッドは同年6月に過失を法的に否定。その一方で、同じくベランドから訴えられていた家主のウィルソンは同年10月、アンステッドに対して反訴(カウンタースーツ)を起こすという展開を見せる。
ウィルソンは「単独の賃借人として物件を維持する責任があったのはアンステッドである(ため、ベランドに対する責任も彼にある)」と主張。さらに、ゼルウィガーも賃貸契約書に記載はないものの、多くの時間をこの家で過ごしていたと指摘した。
これに対しゼルウィガーは、賃貸契約を結んでいないため敷地内の点検や修理、警告を行う義務はないとする共同声明を発表。さらに、アンステッドも賃借人として求められる義務を合理的に果たしていたと反論し、原告ベランドへの賠償責任をめぐって被告同士も争う状態となった。
今年9月:ゼルウィガーが訴訟から除外される
裁判資料により、原告のベランドがゼルウィガーを被告から除外したことが明らかになった。これは「偏見を伴う棄却(dismissed with prejudice)」という扱いで、同じ訴訟でベランドがゼルウィガーを再び提訴することはできない仕組みだという。
関係者によると、ゼルウィガーは近くに自身の家を所有しており、該当の賃貸契約には一切関与していなかった模様。ただし、原告ベランドによるアンステッドに対する訴訟は現在も継続しており、アンステッドは引き続き法的責任を否定している。
なお、家主ウィルソンが起こした反訴の現在の行方については報じられておらず、アンステッドは依然として厄介な法廷闘争の渦中にあると言えるだろう。
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