夏目真悟監督の初となるオリジナル長編劇場アニメーション『ghost/夜の果て』が、2027年2月11日(木・祝)より公開される。このたび、本作の「シッチェス・カタロニア国際映画祭」「釜山国際映画祭」への出品が決定、夏目監督と主人公の少女ニケを演じた堀田真由から喜びのコメントが到着した。
夏目真悟監督 × マッドハウス
夏目監督は、『ワンパンマン』『ACCA13区監察課』『Sonny Boy』『四畳半タイムマシンブルース』など原作・オリジナル問わず数多くのアニメ作品の監督を務め、初のオリジナルTVアニメ『Sonny Boy』では独自の作家性を発揮。そんな夏目監督が自身の想いを丁寧に積み上げて創りあげた本作では、誰しもの心にある言葉にならない「本物の気持ち=“ゴースト”」をテーマに描く。アニメーション制作は、今敏監督『パプリカ』や細田守監督『時をかける少女』『サマーウォーズ』など今なお愛され続ける名作映画を多く世に生み出し、長らく夏目監督ともタッグを組んできたアニメーションスタジオ「マッドハウス」が担当。キャラクター原案を、漫画家のオノ・ナツメ、キャラクターデザインは久貝典史が手掛け、TVアニメ「ACCA13区監察課」チームが結集。さらに、羊文学が書き下ろした全6曲の楽曲と、君島大空によるソリッドで幻想的な劇伴が物語を美しく彩る。
本作の主人公であり特権を持つ優秀な少女ニケ役は、透明感と確かな演技力を兼ね備えた若手実力派女優の堀田真由、ニケが出会う、深い喪失を抱えるマス役は、独特の存在感と高い演技力で映画や舞台に幅広く活躍する高橋一生が演じる。
「第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭」(2026年10月8日~10月18日/スペイン・シッチェス)のアニメ・コンペティション部門であるAnima’t部門に正式出品。ワールドプレミア上映が決定した。1968年に創設された「シッチェス国際映画祭」は、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認のコンペティション映画祭で、世界屈指の規模と権威を誇る三大ファンタスティック映画祭のひとつ。世界各地から多彩なアニメーション作品が集まるAnima’t部門は、過去には本作と同じくマッドハウスがアニメーション制作を担当した今敏監督『東京ゴッドファーザーズ』や細田守監督『サマーウォーズ』、他にも新海誠監督『君の名は。』など、日本を代表するアニメーション作品が同部門の最優秀賞に輝いている。本上映には夏目真悟監督が現地・シッチェスへ渡航し、上映後のQ&Aなどへの参加を予定している。
「第31回釜山国際映画祭」(2026年10月6日~10月15日/韓国・釜山)の特集企画“Special Program in Focus:Japanese Animation”への選出が決定(非コンペティション部門)。同部門は、手塚治虫、大友克洋、押井守、りんたろう、湯浅政明ら日本アニメーションの巨匠たちの代表作の数々とともに、国際的に注目を集める新鋭監督たちの新作を紹介する特集企画。日本アニメーションの歴史を彩ってきたクラシック作品と並び、『ghost/夜の果て』は新世代を代表する1本として選出され、アジア最大級の国際映画祭でアジアプレミアとして上映される。本上映には夏目真悟監督とアニメーションプロデューサーの福士裕一郎が現地・釜山へ渡航し、スペシャルトークイベントなどへの登壇を予定している。
<コメント>
夏目真悟監督
世界に向けて『ghost/夜の果て』のプレミア上映を行えることを、光栄に思います。絶望と祈り。本作は「目には見えない本当のこと」を知るため、夜の底へと落ちていく15歳の少女の軌跡です。私自身が制作という暗闇の中で「ちゃんとそこにある美しいもの」へ手を伸ばし、掴み取った光景が、海を越えた観客の目にどう映るのか。スクリーンに投影された光を、見届けていただければ幸いです。暗闇の中で皆さまとお会いできることを、楽しみにしています。
堀田真由(主人公:ニケ役)
言葉や文化を越えて、この作品に触れていただけることをとても嬉しく感じています。世界の皆さまには、この物語がどのように届くのか、今からとても楽しみです。きっとそれぞれの場所で、同じように悩んだり、傷ついたり、それでも明日へ進もうとしている人がいるのだと思います。遠く離れた誰かの心にこの作品がそっと届き、その人の中にある「本当の美しさ」と出会う瞬間が生まれたら嬉しいです。夜の果てが、光へとつながっていきますように。
堀田真由
『ghost/夜の果て』©ghost production committee
映画『ghost/夜の果て』は2027年2月11日(木・祝)より全国公開