日本での大ヒットと台湾同日公開
シリーズ累計発行部数200万部突破の東野ミステリーの新たなる最高傑作との呼び声も高い『白鳥とコウモリ』が、松村北斗と今田美桜のダブル主演により実写映画化され、9月4日(金)より全国公開されている。
映画をいち早く目撃した観客からは「一瞬も目が離せなかった」「松村北斗さんと今田美桜さんの切なくも力強いバディ像に引き込まれる」「単なるミステリーに留まらない、重厚な人間ドラマの傑作」「映像と大森元貴さんの主題歌『灰色』の重厚な旋律が心に刺さる」「真実を追う二人の姿に胸が熱くなった」といった絶賛の声がSNSなどで溢れている。
そして公開3日間で興行収入は4.3億円を突破。ミステリーとしてだけでなく最上級の人間ドラマとして深い余韻を残し、日本中に感銘と衝撃が広がっている。
そんな『白鳥とコウモリ』が台湾で同日公開されたことを記念し、9月5日(土)台湾のLUX Cinemaにて、主演の松村北斗、今田美桜、岸善幸監督が登場し、レッドカーペットおよび舞台挨拶を実施した。
現地メディアやファンが詰めかける中、熱いトークとファンサービスを繰り広げ、台湾現地でのイベント全体で合計約3000名ものファンが熱狂した。
現地の熱狂と温かい交流「レッドカーペットイベント」
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
9月5日(土)の朝から行われた記者会見には、台湾現地の50媒体が駆け付け、現地での注目度の高さがうかがえた。その後、熱狂的なファンと現地メディアが詰めかけたレッドカーペットエリアに、主演の松村北斗、今田美桜、そして岸善幸監督が登場。フォトセッションでは、オフィシャルカメラへのポーズやファンからの手振りに笑顔で応え、司会者から「ハートポーズ」のリクエストが飛ぶ一幕も。3人でキュートなハートポーズを披露すると、集まったファンやカメラマンから大きな歓声が上がった。
続いて、松村が「大家好!我是松村北斗」と現地の言語で挨拶。鳴り止まない大歓声の中、「この映画とともに台湾の地に来られたこと、皆様にお会いできたこと、そしてこの映画が台湾の地で観ていただけることを本当に嬉しく思います」と感謝を述べた。
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
今田も「大家好!今田美桜です。大家今天開心嗎?」と笑顔を見せ、「今日はお集まりいただきありがとうございます。雨予報でしたけど、皆様のパワーもあってとっても晴れました!」と天候の回復をファンとともに喜んだ。さらに「『白鳥とコウモリ』が台湾でも公開されるということで、こうして直接皆様に映画のお話ができること、届けられること大変嬉しく思います」と語った。
岸監督も「本当に今、空が晴れてきて…もう本当に嬉しいです。歓迎していただいてありがとうございます。『白鳥とコウモリ』よろしくお願いいたします」と万感の思いを言葉にし、レッドカーペット会場は終始温かな熱気に包まれた。
また、この日は100年以上の歴史を誇るレトロな赤レンガ建築「西門紅楼の広場」を訪れて写真撮影するなど、台湾らしいスポットも堪能。現地の空気感を存分に味わってから、一行は劇場内へと移動した。
制作背景と役柄へのアプローチ「舞台挨拶・トークセッション」
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
続く劇場内での舞台挨拶では、大きな拍手に迎えられてキャスト・監督が登壇。登壇直後、松村が「大家好!我是松村北斗」、今田が「大家好!今田美桜です」、岸監督も「大家好!」と声をかけ、会場を一気に沸かせた。
トークセッションにて、司会者から「作品への出演・監督を決めた理由」を問われると、松村は「基本ミステリーというものが軸にありながらも、登場人物たちの関係性や空気をじっくりと描いて堪能するような余白がたっぷりあって、リズムが変わることがすごく面白かった」「パートによって何がメインに据えられているかがコロコロ変わるような魅力があり、映像化は難しいだろうけれど、出来上がった時に自分でも面白いものができたと思えそうだと感じ、ぜひ参加したいと言いました」と振り返った。
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
続いて今田は「容疑者の息子と被害者の娘という禁断のバディが、父を信じたり疑ったりしながら真相を探っていく姿がすごく新しいと思いました」「美令の父親を信じる強さの中にどこか切なさや寂しさを感じて、役にすごく惹かれ、演じさせていただけるのは幸せなことだなと思ってお引き受けしました」と役への熱い思いを明かした。
岸監督は「容疑者の息子と被害者の娘がタッグを組んで追い求めていくというのは現実にはほとんど起きない設定ですが、演出する上で一番惹かれた部分でした。お2人ならあり得ないかもしれない状況の中でもバディになっていく姿を表現できるという確信がありました。台湾の撮影監督ウェイン・ローさんと光と影の演出を色々と話し合い、とても良い映像が撮れてやり甲斐がありました」と作品への深い自信を覗かせた。
観客とのQ&Aとキャストが語るメッセージ
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
会場の観客からのQ&Aコーナーでは、熱心なファンから直接質問が寄せられた。劇中で美令が身につける赤いアイテムが途中でなくなることへの演出意図について問われた今田は、「真相が分かった後は色味を落としていこうというと話を事前にしていて、そこに気づいてくださって嬉しいです」と笑顔で回答。
さらに、「役を通して得たもの」を問われた松村は、「監督が『その場の気持ちで演じていればいい』と安心させるように言ってくださり、観てくれる方をもっと信用して自分はその瞬間の一瞬一瞬に集中していいのだなという勇気をいただけました」と熱く語った。今田も「情報が溢れる時代だからこそ美令のように自分の目で見極めて行動に移す大切さを感じました。また白黒だけで割り切れない人の複雑な感情や優しさに触れ、もっと物事を広く見て許す心を持てるようになりたいと感じました」と言葉に力を込めた。
温かい熱狂に包まれた幕引きと振り返り
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
最後の挨拶では、松村が「自分たちの作った映画が海外や台湾でどう影響するのか想像できなかったですが、この場に来てポジティブなエネルギーを感じて力強い時間を共有できました。また映画とともに台湾を訪れたいです」、今田が「台湾で映画が公開され、皆さんのお顔やメッセージにとても感銘を受けました。またぜひ台湾に来てお会いしたいです」、岸監督が「台湾でも非常に人気のある東野圭吾先生の原作のもと、日本と台湾で同時に公開できたことが本当に嬉しいです。台湾の素晴らしいスタッフ陣に助けられて一緒に作れたことが、この作品にとってとても大事なことでした」と、それぞれ熱い感謝を伝え、会場に詰めかけたファンを魅了。熱狂的な歓声と温かい拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。
降壇後、2人が1日を振り返り、松村は「熱狂的だなと思いましたし、東野さんの映画が公開するっていうのが、かなり楽しみなことなんだなっていうのを体で感じられて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました」とコメント。今田も「こんなにも温かく歓迎していただいて、本当に感謝でした。そして(観客と)直接お話しすることができたので、より映画を届けられたのかなと思ったりしています。楽しかったです」とコメント。国境を越えて『白鳥とコウモリ』の魅力が力強く伝わったスペシャルな1日を噛みしめた。
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会