江戸川乱歩賞作家・曽根圭介の傑作小説「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)が映画化。国内外の映画祭で高く評価される城定秀夫監督(「死ぬほど愛して」『名無し』)と「岸辺露伴は動かない」シリーズで脚本を手掛けてきた小林靖子が初タッグを組み、主演に鈴鹿央士、共演に成宮寛貴と森七菜を迎えた映画『藁にもすがる獣たち』が、9月25日(金)より公開される。このたび、本作が「第30回ファンタジア国際映画祭」の長編コンペティション部門(Cheval Noir Competition)に正式出品されることが決定した。
なんでもアリの“1億円争奪戦”!
たまたま見つけてしまった<1億円>をきっかけに、決して出会うはずのなかった人物たちが複雑に絡み合い、金の“獣”と化していく数奇な運命を描いた本作。バイト先のネットカフェで客の誰かが置いていった怪しいボストンバッグから思いもよらぬ大金を手にした、チャンネル登録者数“2ケタ”の弱小大学生YouTuber・佐藤寛治(鈴鹿央士)の日常は突如一変。“不良警官”江波戸良介(成宮寛貴)や、“夜職悪女”し~な(森七菜)らも現れ、想像を絶する<1億円争奪戦>に巻き込まれていくことに…。
©曽根圭介/講談社 ©2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会
「ファンタジア国際映画祭」は、カナダ・モントリオールで1996年から開催され、今年で30回目を迎える北米最大規模のジャンル映画祭。北米やヨーロッパ、アジアの作品を中心に毎年約400作品が上映され、会期中の来場者は10万人にものぼるなど、世界的にも高い注目を集めている。
今回、そんな「ファンタジア国際映画祭」での長編コンペティション部門(Cheval Noir Competition)に正式出品が決まり、7月16日(木)~8月2日(日)の開催期間で北米プレミア上映されることが決定した。
<コメント>
鈴鹿央士(主演・佐藤寛治役)
『藁にもすがる獣たち』がこうして、海外で評価してただけたことが、素直に嬉しいです。そして、この映画はニコラス氏がおっしゃってくださったように、心から楽しめる極上のエンターテイメント作品です。欲望にまみれた獣たちの運命が交錯し、激しいアクションシーンだったりノンストップの映像体験をお楽しみいただけると思います。ますます日本での公開を待ち遠しく思いますし、たくさんの方に届くことを願っています。
城定秀夫(監督・脚本)
「映画はただ面白ければそれでいいんだ!賞なんていらない!」という思いで作ったのですが、このような素晴らしい映画祭に呼ばれてとても嬉しいです!従来の日本映画とは一味違う舌触りになっていますので、海の向こうの皆様にどう受け止められるのか、今からワクワクしています。そして、願わくば賞も欲しいです!
ファンタジア国際映画祭プログラマー Nicolas Archambault(ニコラス・アーカムボルト)
初めて『藁にもすがる獣たち』を観た瞬間、私はこのスリラーとブラックコメディが融合した傑作の虜になり、絶対にCheval Noir Competition部門に招待しなければならないと考えました。そして2回目に観た時、その愛はさらに深いものになったのです。城定秀夫監督は、観る者を笑わせ、身悶えさせ、そして心から楽しませてくれる、極上のエンターテインメント作品という名の輝かしい宝石を創り上げました。
©曽根圭介/講談社 ©2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会
『藁にもすがる獣たち』は9月25日(金)より全国公開