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夜空の先へ。無限の銀河で「人間の絆と奇跡」に涙する、極上の宇宙映画5選

夜空の先へ。無限の銀河で「人間の絆と奇跡」に涙する、極上の宇宙映画5選
画像はイメージです

7月7日は七夕でした。夜空を見上げて、織姫と彦星の遥かなる再会に思いを馳せた人も多いのではないでしょうか。

年に一度しか会えない切ないロマンのその先には、私たちが想像もつかないほど広大で、冷たく、孤独な宇宙空間が広がっています。しかし、映画の中で描かれる宇宙は、不思議と人間の「温かさ」を教えてくれる場所でもあります。

今回は、無限の銀河を舞台に、人間の深い愛や不屈の絆、そして奇跡のドラマを描いた傑作宇宙映画を5本厳選しました。涼しい部屋で、星空のその先にある胸熱な人間ドラマに浸ってみませんか?

宇宙は広く、深く、果てしなく

漆黒の無重力空間。生きる執念が紡ぐ91分

『ゼロ・グラビティ』(2013年)

監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー ほか

【あらすじ】
地表から600キロ上空。スペースシャトルで船外作業を行っていたメディカル・エンジニアのストーン博士と、ベテラン宇宙飛行士のマット。そこへ、破壊された衛星の破片(宇宙ゴミ)が猛スピードで襲いかかります。シャトルは大破し、二人は漆黒の無重力空間へ放り出されてしまいました。地球との交信も途絶え、残された酸素もあと僅か。絶望的な暗闇のなか、二人は手を取り合い、生きて地球へ帰るための命懸けのサバイバルを始めますが……。

【おすすめポイント】
映画館を「宇宙空間」に変えたとまで称された圧倒的な臨場感スリラー。一瞬で命を奪いにくる宇宙の怖さと、目の前に広がる地球の美しさの対比が息をのむほど神々しいです。孤独に押しつぶされ、生きることを諦めかけたストーンを、ユーモアと優しさで支え続ける相棒マットの男気が最高にクール。「生きて地球へ帰る」という人間の執念に胸が熱くなります。

時空を超えた究極の愛。親子の絆に涙が止まらない

『インターステラー』(2014年)

監督:クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン ほか

【あらすじ】
近未来、異常気象と深刻な食糧不足により、人類は滅亡の危機に瀕していました。元宇宙飛行士のクーパーは、人類が移住可能な新たな惑星を探すという命懸けのミッションに挑むため、幼い娘を地球に残して宇宙へと旅立ちます。ワームホールを抜け、時間の流れが地球とは全く異なる未知の領域へ足を踏み入れるクーパー。やがて彼らは絶望的なトラブルに直面しますが、「必ず生きて戻る」という娘との約束が彼の希望となり……。

【おすすめポイント】
クリストファー・ノーラン監督が放つSF映画の最高峰。ブラックホールや五次元空間といった圧倒的な映像美に目を奪われますが、本作の真の主役は「親子の愛」です。何光年も離れた宇宙の果て、そして何十年という「時間」の隔たりすらも飛び越えて届く愛の強さに、観終わったあとはただただ涙が溢れます。七夕のロマンに通じる、切なくも美しい家族の物語です。

世界中が彼を諦めなかった奇跡の実話(風)ドラマ

『オデッセイ』(2015年)

監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ ほか

【あらすじ】
火星での有人探査中に猛烈な嵐に襲われ、死亡したと見なされて一人置き去りにされてしまった植物学者のマーク・ワトニー。生存を知る者は誰もいない、空気も水も食料もない極限の孤立無援。しかし、ワトニーは絶望せず、自身の科学知識をフル活用して火星での「ジャガイモ栽培」を始め、生き延びようと奮闘します。やがて彼の生存に気づいた地球のNASAのスタッフや、かつてのチームメイトたちは、国境も危険も顧みず彼を救出するための前代未聞のミッションを始動させ……。

【おすすめポイント】
宇宙の孤独をポジティブな知恵とユーモアで蹴散らす、爽快感抜群のストーリーです。何より胸を打つのは、「たった一人の仲間を救うために、世界中が、そして宇宙にいるチームメイト全員が命を懸ける」という圧倒的な団結力。地球から火星へと繋がる見えない絆の熱さに、心がじんわりと温かくなる傑作です。

知性と情熱で宇宙の扉を開けた裏方たち

『ドリーム』(2016年)

監督:セオドア・メルフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ ほか

【あらすじ】
1960年代初頭、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた時代。NASAのラングレー研究所には、天才的な数学の能力を持ちながらも、人種隔離政策や性差別のせいで日陰の身に置かれていた3人のアフリカ系アメリカ人女性がいました。国家の威信を懸けた有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」が難航するなか、彼女たちは圧倒的な計算能力と情熱を武器に、NASAの男だらけの頭脳集団に挑み……。

【おすすめポイント】
宇宙飛行士たちが輝くその裏側で、計算と情熱だけで宇宙への道を切り拓いた女性たちの「シスターフッド(絆)」を描いた実話の傑作です。理不尽な差別の壁を、怒りではなく「圧倒的な仕事の成果」で叩き潰していく彼女たちの姿がとにかく爽快! 彼女たちの知性を信じて背中を押す上司(ケビン・コスナー)との信頼関係や、夢を支え合う3人の友情に、心の底からエネルギーをもらえる一作です。

40年越しの約束。老兵たちの最高の友情

『スペース カウボーイ』(2000年)

監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド ほか

【あらすじ】
1958年、宇宙飛行士になる夢を目前にしながら、NASAの組織改編によって引退を余儀なくされた「チーム・ダイダロス」の4人の若者たち。それから40年後、軌道上を周回する旧ソ連の通信衛星が故障し、地球に落下する危機が迫ります。その衛星のシステムを修復できるのは、当時それを設計したフランク(クリント・イーストウッド)だけでした。フランクは条件として、かつての不器用な仲間たちを宇宙へ連れて行くことを要求。平均年齢60歳オーバーの「おじいちゃん宇宙飛行士」たちが、ついに念願の宇宙へと飛び立ちます。

【おすすめポイント】
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた、最高に小粋で、泥臭く、愛おしい大人の青春ドラマ。最新のハイテク機材を使いこなす若手を横目に、昭和の頑固職人のようなチームワークと長年の絆でピンチを切り抜けていく老兵たちの姿がめちゃくちゃカッコいいです。ラスト、月をバックに描かれる切なくも男らしい約束の結末は、まさに一生モノの余韻を残してくれます。

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美しくも冷酷な宇宙空間。そこは、人間が一人では決して生きていけない場所だからこそ、誰かを想う気持ちや、仲間との確かな絆が、夜空の星のように何倍もまぶしく輝き始めます。

七夕の余韻が残る今週は、無限の銀河に飛び込んだ彼らの物語を観て、あなたの周りにある大切な人との絆を、ぎゅっと確かめてみてはいかがでしょうか。

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