雪に閉ざされた世界を舞台に、家族の平穏な日常が突如“白い怪異”に侵されていく“侵蝕感”ホラー『氷血』が、7月3日(金)より公開される。このたび、優しい表情から冷酷な眼差しまで、主人公・稔(北山宏光)の“二面性”を捉えた場面写真が解禁となった。
北山宏光ホラー映画初主演!
近年、『8番出口』『近畿地方のある場所について』『事故物件ゾク 恐い間取り』などヒット作が相次ぎ、かつてない活況を呈する日本ホラー界。その最前線に、新たな衝撃が殴り込みをかける。主演を務めるのは、7年ぶりの映画出演で本作がホラー映画初主演となる北山宏光。ヒロインには、新境地に挑む加藤千尋(セントチヒロ・チッチ)。認知症の父役を、圧倒的な存在感と怪演で描き出すのは佐野史郎。さらに、山谷碧都、佐津川愛美、福島リラ、渡邊哲ら精鋭キャストが、狂気と恐怖をリアルに描き、不穏な世界へと引きずり込む。監督は、『ミスミソウ』でJホラーに革新をもたらした内藤瑛亮。脚本は、「第3回日本ホラー映画大賞」を受賞した片桐絵梨子が担当する。さらに、撮影監督には『ドライブ・マイ・カー』の四宮秀俊が参加し、白の世界を、静謐で耽美、そして残酷な映像体験へと昇華させる。
古くから雪国で語られてきた“白い存在”。 それが何なのか——確かなことは誰も知らない。“それ”を感じた瞬間から、人の視線は狂い、行動は歪み、日常は静かに、しかし一気に壊れていく― 吹雪は強まるほど視界を奪い、人を迷わせる。絶望的なホワイトアウトの恐ろしさと、その奥に潜む異様な美しさ。 “白の恐怖“は、呼吸が凍りつく速度で、観る者の感覚を侵蝕していく——。この夏、美しくも残虐な体感型ホラー、誕生。
©︎2026映画 「氷血」 製作委員会
本作で7年ぶりの映画出演、ホラー映画初主演で主人公・稔を演じた北山宏光は、2023年に1st Single「乱心-RANSHIN-」でソロデビューを果たし、今年4月に4枚目のシングル「ULTRA」をリリースしたばかりの人気アーティスト。その人気は音楽活動にとどまらず、ドラマ「君が獣になる前に」(24)、「AKIBA LOST」(26)や、舞台では「醉いどれ天使」(25)でも主演を務め、俳優としても精力的に活動の場を広げ、様々な分野で常に第一線で活躍し続けている。本作では、家族を思いやる優しい夫である一方で、狂気や冷酷さを窺わせる、二面性のある難役である主人公・稔を見事に演じ俳優としての新境地を開拓している。
そんな稔を映した場面写真が到着。息子・晶(山谷碧都)を膝に乗せながら仕事をこなす仲睦まじい姿や、妻・悠希(加藤千尋)と晩酌をしながらどこか寂しげな表情で会話をする場面では、家族との穏やかな時間が切り取られている。その一方で険しく鋭い眼差しで悠希を振り返り見つめる姿や、どこか冷たさを感じる視線で悠希を抱きかかえる場面など、同一人物でありながら、冷たい空気を変える“表裏の顔”が捉えられており、温かさと冷酷さ、優しさと緊張感が交差するカットは稔に潜む二面性を感じさせる。
©︎2026映画 「氷血」 製作委員会
北山について、内藤監督は、「この段階ではどのぐらい匂わせていいのか?二面性の側面をまったく出さなくていいのか。 にじませるにしても何パーセントぐらいなのか?というバランスを、北山さんはしっかり考えながら演じていました。ご自身もクリエイター、アーティストとして活動していらっしゃるので、作品全体を見てやっている、そんな印象を受けました」と絶賛している。
また、北山は今回の役について、「稔は稔なりに自分の葛藤だったりトラウマだったり、そういうものを抱えている役です。見方によって、その人物の側面によっては捉え方が違う役なんじゃないかなと思うので、ぜひそういう視点でも見ていただきたいなと。そういう意味でも、僕と、稔というキャラクターとをかけ合わせて見てもらえたらいいなと思います」と語っている。
俳優としての表現力と、アーティストとしての感性。そんな二つの視点を併せ持つ北山が、稔というキャラクターに深みを与えている。その繊細な表現をスクリーンで見届けてほしい。
©︎2026映画 「氷血」 製作委員会
『氷血』は7月3日(金)より新宿バルト9ほか全国公開