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「保守派は殺されても構わないというメッセージだ」番組降板のジミー・キンメルを故チャーリー・カークの広報が追撃

「保守派は殺されても構わないというメッセージだ」番組降板のジミー・キンメルを故チャーリー・カークの広報が追撃
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ジミー・キンメル降板、番組休止への圧力の余波

人気コメディアンのジミー・キンメルが自身のトーク番組で、保守系活動家チャーリー・カークの死に言及したモノローグをきっかけに、番組降板に追い込まれた。発端は、カークがユタ・バレー大学でのイベント中に射殺された事件。容疑者タイラー・ロビンソンは逮捕され、検察は死刑を求刑している。

キンメルはABCの深夜番組<ジミー・キンメル・ライブ!>でこの事件に触れ、「MAGA側は犯人を自分たちの仲間ではないと主張し、政治的得点を稼ごうとしている」と皮肉った。また、カークの死に際してメディアからコメントを求められたトランプ大統領が“ホワイトハウスの改築”ついて嬉々として話した珍事についても揶揄していた。

「あれは“保守派は殺されても構わない”というメッセージなんだ!」

こうした発言に対し、カークの広報担当アンドリュー・コルヴェットは「“保守派は殺されても構わない”というメッセージを含んでいた」と陰謀論的レトリックで非難。キンメルの発言を「悪意ある嘘」と断じ、「彼は謝罪を拒否し、むしろ開き直った」と追撃している。

さらにコルヴェットは、「キンメルのモノローグは、保守派に対する暴力を正当化するようなメッセージだった」と主張し、ABCによる番組の休止を支持。一部の保守系メディアでは、キンメルの発言を「憎しみに満ちた嘘」と断じる声も上がった。

一方で、キンメルの番組停止にはFCC委員長ブレンダン・カーによる圧力が関係していたという報道も。一連の騒動を発端に言論の自由をめぐる議論が広がっている……と言いたいところだが、現状は”それ以前”の問題も山積みだ。

ジミー・キンメルが声優として出演した『ボス・ベイビー』(2017年)『パウ・パトロール ザ・ムービー』(2021年)はU-NEXTほか配信中

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