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「命がけでやりました」80歳の繊維職人魂に火を点けた本編映像が解禁 著名人コメントも到着『わたのまち、応答セヨ』

「命がけでやりました」80歳の繊維職人魂に火を点けた本編映像が解禁 著名人コメントも到着『わたのまち、応答セヨ』
『わたのまち、応答セヨ』©ゴンテンツ
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映画『わたのまち、応答セヨ』の本編映像が解禁。公開に先駆けて本作鑑賞した鈴木おさむ、鎌田 實、田原総一朗ら各界のプロより絶賛コメントが到着した。

伝説の繊維職人魂に火

今回解禁となる本編シーンは、岩間監督との出会いが伝説の繊維職人魂に火をつけ、誰も見たことがないヨコ糸が誕生した瞬間をとらえた場面。

その職人の名は、テキスタイルデザイナー鈴木敏泰さん。わたを種から育て糸を紡いで三河木綿を作り出す稀有な職人で、そのこだわりから「伝説の存在」とも「変わり者」とも言われてきたが、岩間監督との出会いが80歳を越えた職人の背中を押し、あらたなチャレンジを促していく。

そして映し出されたのはカラフルな色に染まった綿。「2色3色って混合して混ぜ合わせて、糸を紡いでいくっていうのは綿では見たことがない。ここまで来るのに20年くらいかかりました」と語る鈴木さんの手によって紡ぎ出された糸は一定の太さではなく、「規格外」と本人も説明するまさにユニークなもの。

『わたのまち、応答セヨ』©ゴンテンツ

『わたのまち、応答セヨ』©ゴンテンツ

その傍らには長年戦友として織物づくりに励んできた妻がおり、その二人があうんの呼吸で糸を仕上げていく…。そして「やったじゃん!」「こういうコットンは見たことないだろう。嬉しい」と喜びをかみしめ、そして静かに「命がけでやりました」と語る鈴木さん。誰も見たことがない糸の美しさと、職人の本気、その一瞬一瞬を岩間監督はカメラに収めていく。

各界のプロも大絶賛

そして、そんな本作の本気を、公開に先駆け鑑賞した各界のプロも大絶賛。鈴木おさむ(スタートアップファクトリー ゴーイングメリー代表)、鎌田 實(医師・作家)、田原総一朗(ジャーナリスト)、中野香織(著作家・服飾史家)、深井晃子(服飾研究家)、金丸弘美(総務省地域力創造アドバイザー)、宮田理江(ファッションジャーナリスト)、西村真里子(HEART CATCH代表)より、絶賛コメントが到着した。

鈴木おさむは「やれるもんならやってみろ!と言われて作られたこの映画は、結局、やらなきゃ何も始まらない!やった人たちにだけ神様は微笑んでくれるのだと言うことを証明する記録である。誰にだってどこにだって、『やれる』可能性は足下にある!大人の本気に胸が熱くなる」とコメントし、鎌田 實は「静かな熱狂の中で、人が変わり、街が変わり、キセキが起きる。熱い熱いドキュメンタリーを久々に観た。すごい映画だ!」と絶賛。

また先日、地元の蒲郡で実施された試写会で本作を初めて鑑賞した鈴木敏泰さんは上映後に登壇し「素晴らしい!そうだ、これが三河の本気、蒲郡の本気なのだ。俺たちはこんな映画が生まれる地に暮らしている。誇りと自信を持とうじゃないか。この熱い映画を、未来を担う子どもたちに是非見てもらいたい。この映画は決してゴールではない。大いなる始まりなのだから」と熱く語り、大きな拍手を得ていた。

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