最後まで先の読めない展開
杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)
森の一軒家に住む邪悪なる者、そこに囚われし無垢なる2人という定番のホラー映画設定でありながら、最後まで先の読めない展開に見入ってしまいます。ヒュー・グラントの“温かい目”に震え上がる。『異端の家』はとても“痛い家”であり絶対“居たくない家”です。
SYO(物書き)
インテリおじの粘着質な圧迫面接スリラー。
罠だらけの魔改造ハウスからの脱出ホラー。
一作で二つの恐怖に攻め立てられるお得感!
しかもきっちり伏線回収までやってのける。
上手い、怖い、面白い、そして――新しい。
辰巳JUNK(ライター)
ラブコメの王ヒュー・グラントが演じるヴィランは「論破王」!
若者に崇高な論議をしかけていく知識人ぶりは、魅力的ながらも恐ろしい。
SNSで議論が飛び交う今だからこそ震える、知的なスリラー。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
ヒュー・グラント劇場。彼の眼球、表情筋、一挙手一投足から狂気が滲み出ている。研ぎ澄まされた緊張と外しの緩急を生身一つでやってのける。あの超人的な言いくるめ力はもはや兵器。それに対峙する宣教師の女性2人もまたガッツの塊。あの怒涛の説教、私なら即サレンダーしてました。
マライ・メントライン(ドイツ公共放送日本支局プロデューサー)
「Z世代」と「信仰心」を浮き彫りにしながら、今までありそうで実はなかった心理的ツボを突く人怖系、という実にA24らしい逸品。しかもJホラー的な湿度の「わかってる」感が素晴らしい!
ミミカ・モーフ(ホラー映画紹介Vtuber)
信仰か不信仰か
ちょっとコミカルなヘンテコおじさんが
信仰心を理詰めと屁理屈で責めてくる最悪の家
トリックと議論で突き進む信仰問答頭脳派脱出映画
気づくと時間を忘れて聞き入る110分!
森直人(映画評論家)
恐怖の頭脳改革を仕掛ける博覧強記のヒュー・グラント先生がヤバすぎ!
宗教からポップカルチャーまで縦横無尽に横断する見事な知的パフォーマンスだ。筆者は彼に“屁理屈バトル”を挑みたい!
矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)
これは、神を信じる者たちと、自分を神と信じている者との対決だ。信じる力は強く、一方的に見えたパワーバランスの相次ぐ逆転がたまらない。真の勝者は誰なのかを考える愉しみに満ちている。
山崎まどか(コラムニスト)
まことしやかな理屈で若い娘の魂を潰そうとする狡猾な男に、シスターたちは対抗できるのか?
宗教論ホラーサスペンスという新ジャンルがA24から爆誕してしまった。
RaMu(タレント/YouTuber)
ヒュー・グラントが怪しく胡散臭いイケおじを熱演!
布教活動の為訪問した家がヤバかった……。
じわりじわりと不穏な空気に飲み込まれていき、
話が進むにつれヒュー・グラントにどんどん飲み込まれていくこの感じ、
新たな快感。
ただ…めちゃ陰湿。笑
『異端者の家』が4月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
ヒュー・グラント出演『トゥー・ウィークス・ノーティス』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2025年5月放送