「世界興収100億超え」インド映画界の勢力図を塗り替えた？『K.G.F』2部作が2ヶ月連続TV放送

世界的ヒットのインド映画がCS初放送

日本で社会現象化したインド映画といえば『ＲＲＲ』（2022年）と答える声が多いだろう。アクスタ消費量でも日本一だったのではないかと思うほどの大ヒット作となったわけだが、映画大国であるインド本国では早々に盛り上がりが更新されたようだ。2023年に日本にも上陸した『K.G.F』2部作（2018年／2022年）がそれである。

『K.G.F:CHAPTER 1』 『K.G.F:CHAPTER 2』

昨今インド映画は日本でもかなり浸透したが、この『K.G.F』はサンダルウッドと呼ばれるカンナダ語映画界の作品。ボリウッドやトリウッドなどと呼ばれるメジャー地域とは比べ物にならない規模だったようだが、まず2018年に『K.G.F』のチャプター１が全国的にヒット。4年後にチャプター2が公開されると、『ＲＲＲ』を超える大ヒットを記録したのだ。

『K.G.F:CHAPTER 2』

そんな『K.G.F』については日本公開時の掲載記事でじっくり解説されているので、そちらを読んで予復習していただければと思う。今回ふたたび本作を取り上げたのは、『K.G.F』のチャプター１＆２が２ヶ月連続でCS初、しかも日本語吹替版で放送されるという、TV鑑賞のチャンスをお伝えするため！

しかも、日本におけるインド映画ブームの先鞭をつけたコリウッド映画の名作『ムトゥ 踊るマハラジャ［4K＆5.1chデジタルリマスター版］』も放送。2024年～2025年は“年またぎインド映画ざんまい”で決まり、である！

『ムトゥ 踊るマハラジャ 』©1995/2018 KAVITHALAYAA PRODUCTIONS PVT LTD. & EDEN ENTERTAINMENT INC.

👇️『K.G.F』解説記事はこちら👇️

『ＲＲＲ』超え大ヒット『K.G.F』の魅力と攻略法を解説！ インド映画界にカンナダ語の「サンダルウッド」旋風

👇️『ムトゥ 踊るマハラジャ』解説記事はこちら👇️

インド映画スター、与党を倒す影響力 『ムトゥ 踊るマハラジャ』セリフに隠された政権へのメッセージ

映画タイトルのセンス勝ち 『ムトゥ 踊るマハラジャ』歌って踊るインド映画ブームの源流