【追悼】田中敦子の吹替作品を厳選TV放送 アニメだけじゃない“あつを少佐”のキリリと美しい声を洋画でも
唯一無二の声優・田中敦子
2024年8月、声優の田中敦子さんが亡くなった。享年61。学生時代に演劇とダンスを学び、会社員経験を経て声優養成所に所属しながら様々な作品に出演した田中さん。90年代から活躍している彼女は国内外に幅広い世代のファンを持ち、まさに日本を代表する声優の一人だった。
なかでも代名詞と言えるのが、1995年の映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の主人公・草薙素子役だろう。役にちなんで“少佐”と呼ばれるほどのハマり役で、後に続くシリーズ化を支えながらアニメファンだけでなく多くの映画ファンにも愛された。
本日11月14日は、『攻殻機動隊』シリーズで草薙素子役を演じられた田中敦子様がご生誕された日です。
在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。Today, on November 14, we remember and honor Atsuko Tanaka on her birthday.
Her legendary portrayal of Motoko Kusanagi in Ghost in… pic.twitter.com/8rBxyDe16R— 攻殻機動隊【公式】GHOST IN THE SHELL official (@thegitsofficial) November 14, 2024
どれもハマり役ばかり 洋画吹替でも活躍したレジェンド
主演デビューが1992年の『不法侵入』で主人公を演じたマデリーン・ストウの吹替だったという田中さんは、その後も数々の洋画吹替を担当。ほかにもニコール・キッドマンやケイト・ベッキンセール、ケイト・ブランシェット、シャーリーズ・セロンなど、キリリと芯の強い女性を演じることが多い印象だった。
そんな田中さんが吹替を務めた洋画作品が3作、CS放送中なので紹介したい。『セブン』(1995年)などで吹替を担当してきた一人であるグウィネス・パルトローが出演する『アイアンマン』(2008年)など、近年の“あつを少佐”ボイスを堪能できる洋画の地上波吹替版をテレビ鑑賞し、稀代の名優を追悼したい。
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