• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • Y2Kの大ヒット映画『ロッタちゃん』って知ってる?北欧発“不機嫌キュートな女の子”が巻き起こすプンスコ劇「はじめてのおつかい」&「赤いじてんしゃ」連続公開

Y2Kの大ヒット映画『ロッタちゃん』って知ってる?北欧発“不機嫌キュートな女の子”が巻き起こすプンスコ劇「はじめてのおつかい」&「赤いじてんしゃ」連続公開

Y2Kの大ヒット映画『ロッタちゃん』って知ってる?北欧発“不機嫌キュートな女の子”が巻き起こすプンスコ劇「はじめてのおつかい」&「赤いじてんしゃ」連続公開
『ロッタちゃん はじめてのおつかい』© 1993 AB SVENSK FILMINDUSTRI ALL RIGHTS RESERVED
『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』© 1992 AB SVENSK FILMINDUSTRI ALL RIGHTS RESERVED
1 2

『ロッタちゃん』がスクリーンに帰ってくる

90年代のスウェーデン映画が2000年初頭に日本で劇場公開され、興収“億超え”の大ヒットを記録……そんな異例づくしの映画が『ロッタちゃん』シリーズ。ミニシアター時代屈指のヒット作であり、主人公ロッタちゃんの児童映画らしからぬ、でも猛烈に愛らしい“ふくれっ面”に多くの映画ファンが骨抜きになった。

そんな名作シリーズから、『ロッタちゃん はじめてのおつかい』『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』の2Kリマスター版が、2024年3月1日(金)/3月22日(金)より劇場公開。当時夢中になったファンも、初めて見るロッタちゃんの姿にピンときた若い世代も、この機会をお見逃しなく。

『ロッタちゃん はじめてのおつかい』© 1993 AB SVENSK FILMINDUSTRI ALL RIGHTS RESERVED

2000年の日本で異例の大ヒット!ぬいぐるみも爆売れ

映画『ロッタちゃん』シリーズの原作者は、「長くつ下のピッピ」で知られるスウェーデンの国民的童話作家アストリッド・リンドグレーン。5歳の女の子ロッタちゃんと彼女の相棒、ブタのぬいぐるみバムセが巻き起こす愉快なエピソードの数々が、何気ない日常生活とともに描かれる。

『ロッタちゃん はじめてのおつかい』© 1993 AB SVENSK FILMINDUSTRI ALL RIGHTS RESERVED

北欧らしいお洒落な雰囲気と、どこか懐かしさを感じさせる温かい映像――『ロッタちゃん はじめてのおつかい』(1993年)の2000年1月15日に日本で初公開され、恵比寿ガーデンシネマで動員80,000人、興収1億2,000万円を記録(2010年休館時時点で同館歴代5位)する大ヒットに。その人気を受けて、同年6月24日からシリーズの前作にあたる『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』(1992年)も公開。その後も全国で2作品合計およそ20万人を動員し、3億円を超える興行収入をあげて2000年屈指のミニシアター・ヒット作となり、映画に登場する人気キャラクター、バムセのぬいぐるみも大ヒット商品となった。

『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』© 1992 AB SVENSK FILMINDUSTRI ALL RIGHTS RESERVED

ロッタちゃんを演じるのは500人の候補者の中からオーディションで選ばれた天才子役グレテ・ハヴネショルド(撮影当時5歳)。監督・脚本のヨハンナ・ハルドは本シリーズの他、同じリンドグレーン原作の『カッレ君の冒険』(96)やコリン・ナトリー監督の『太陽の誘い』(98)の脚本を手掛けている。

なお、現在37歳のハヴネショルドは3児の母となり、日本公開時の思い出を語るメッセージ動画も公開されている。

次ページ:映画『ロッタちゃん』2作のあらすじをサクッと紹介
1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook