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「捕虜交換の真実」描くウクライナ発“実録”戦争アクション映画『ザ・エクスチェンジ』公開決定!戦地からキャスト&スタッフのコメント到着

「捕虜交換の真実」描くウクライナ発“実録”戦争アクション映画『ザ・エクスチェンジ』公開決定!戦地からキャスト&スタッフのコメント到着
『ザ・エクスチェンジ』 © LLC “COMPANY “2016”, 2022
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ロシアのウクライナ侵攻を描く戦争アクション

2014年に起こったロシアのウクライナ侵攻を舞台に作られた戦争アクション『ザ・エクスチェンジ』(原題:Obmin)が、2024年3月29日(金)より全国順次公開。

このたび公開情報と併せて日本版ビジュアルと予告編、さらに主演&脚本家兼プロダクションデザイナーのコメント動画が解禁となった。

『ザ・エクスチェンジ』 © LLC “COMPANY “2016”, 2022

「捕虜は常に人道的に待遇しなければならない」は守られているか?

『ザ・エクスチェンジ』は、2014年のウクライナを舞台に、2014年11月8日、2017年12月27日、2019年9月7日、2019年12月29日に行われてきたロシア・ウクライナ間の捕虜交換など、様々な実話から着想を得て製作された映画。撮影は2021年末のキエフで行われており、2022年にはロシア軍によって多くの撮影場所が破壊された。

『ザ・エクスチェンジ』 © LLC “COMPANY “2016”, 2022

捕虜交換とは、双方で捕虜となっていた兵士らを互いに解放し母国へ帰還させることで、今もなおロシア・ウクライナ間で繰り返し行われている。捕虜は、赤十字国際委員会によると「その運命が敵側に委ねられていること、また、戦時に抱いた敵意や憎しみが向けられる対象であることから、常に虐待のリスクが伴う」とされており、それだけに、捕虜をどのように守っていくかどうかは長年の問題となっている。

捕虜の保護を定めているジュネーヴ第三条約では、「捕虜は常に人道的に待遇しなければならない」とされ、世界中で共有されたルールとなっているが、それでもなお、捕虜虐待の問題は後を絶たないのが現状だ。

『ザ・エクスチェンジ』 © LLC “COMPANY “2016”, 2022

本作は、そのような状況で苦悩を経験しながらも、捕虜交換にて帰国し家族と再会を果たした人々など、その他様々な実話を織り交ぜ、人質に取られた息子と、息子を助けるべく奮闘する父親の家族愛を描いている。

『ザ・エクスチェンジ』 © LLC “COMPANY “2016”, 2022

次ページ:戦地からキャスト&脚本家のコメント動画到着
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『ザ・エクスチェンジ』

2014年、ウクライナ。真夜中、キエフの外科医であるオレクサンドルに、息子コスチャの携帯電話から着信が。電話の発信者によると、コスチャは志願兵として軍隊に入隊し、「ゴースト」と名乗る元警官に捕らえられたという。息子を解放するためには、3日後に戦いの最前線に行き、身代金を支払わなければならない。息子を助けたい一心で、オレクサンドルは、精鋭部隊とともに戦場へ向かうことを決意。しかし、そんな彼の前に冷酷なロシアの大佐が立ちはだかり、何もかも予定通りにいかない。 一本の電話によってオレクサンドルたちの人生は一変し、それぞれが生死を賭けた選択を迫られることになる―。

監督:ボロディミル・ハルチェンコ・クリコフスキー
脚本:コスチャンティン・リナルトビッチ ヴラド・ドゥドコ

出演:ヴィチェスラフ・ドヴジェンコ エゴール・コズロフ ドミトロ・リナルトビッチ ヴラディスラフ・マムチュール

制作年: 2022