「彼らには借りがある」億万長者ジェイクの計画とは？ラッセル・クロウ主演・監督『ポーカー・フェイス／裏切りのカード』

新着ニュース

2024.02.07

ライター：#ニュース編集部

「彼らには借りがある」億万長者ジェイクの計画とは？ラッセル・クロウ主演・監督『ポーカー・フェイス／裏切りのカード』 — 『ポーカー・フェイス／裏切りのカード』© 2022 Poker Face Film Holdings Pty Ltd

全9枚

1 2

< 前のページを読む

タイムリミットは8時間、生死を賭けたラストゲーム

予告編は、ディーラーの女性が「テキサス・ホールデム　一人勝ち」と今宵行われるポーカーゲームの説明をする場面から始まる。参加者は、ラッセル・クロウ演じる主人公ジェイクの幼馴染。十数年ぶりに集まった旧友らにとって、それは楽しいポーカーナイトとなるように思えた。

しかしその後、掛け金を吊り上げ何かを企むジェイクの表情、ピストルを構えた謎の男の侵入、人質にとられた女性など、パニックの連続が矢継ぎ早に映し出される。「彼らには借りがある」と答えるジェイクの計画とは？謎の侵入者らとの戦いはどうなるのか。

共演は、ヒップホップアーティストであり、監督・俳優としても活躍しているRZA。RZAが監督した『アイアン・フィスト』（12）ほか、ラッセル・クロウとRZAは、共演作も多数あり、旧知の仲である。ほか、『インデペンデンス・デイ　リサージェンス』（16）の俳優リアム・ヘムズワースや、『ワイルドスピード』シリーズの俳優エルサ・パタキーも登場。リアム・ヘムズワースは言わずと知れた、『マイティ・ソー』シリーズでラッセル・クロウと共演したクリス・ヘムズワースの弟。エルサ・パタキーは、クリス・ヘムズワースの妻である。

『ディバイナー戦禍に光を求めて』（14）以来、本作が2度目のメガホンとなったラッセル・クロウは、本作で様々な映画への愛を追求。冒頭は、『スタンド・バイ・ミー』（86）を思わせる、無鉄砲な少年らの青春時代をみずみずしく映し出し、時代が現代に切り替わると、先の読めないサスペンス感、侵入者により事態が変わっていくクライムスリラー感、秘密に迫る人間ドラマ感などあらゆるジャンルを盛り込んだ力作が完成した。