「消えたアベンジャーズの仲間を復活させるなら誰?ロキは?」『アベンジャーズ/エンドゲーム』クリス・ヘムズワース&ジェレミー・レナー特別インタビュー

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ライター:小西未来
「消えたアベンジャーズの仲間を復活させるなら誰?ロキは?」『アベンジャーズ/エンドゲーム』クリス・ヘムズワース&ジェレミー・レナー特別インタビュー
ジェレミー・レナー&クリス・ヘムズワース© HFPA
「アベンジャーズ」初期メンバーである、クリント・バートン/ホークアイ役ジェレミー・レナーとソー役のクリス・ヘムズワースが、衣装や髪型、撮影の舞台裏などを語ってくれた。

クリス「『アベンジャーズ』を初めて観たとき、壮大な作品の一部になった達成感を感じた」

クリス・ヘムズワース© HFPA

-クリス・ヘムズワースさんは、ソーの衣装に慣れましたか?

クリス:最初の映画『マイティ・ソー』(2011年)のときから、現場ではハロウィーンの仮装のような気恥ずかしさがあった。映画館で見るとクールなんだけど、現場では滑稽に思えて。

ジェレミー:なにしろ片手にハンマー、もう一方の手にラテを持ってるから(笑)。

クリス:その通り(笑)。トイレに行くのも大変だよ。脱ぐにも着るにも15分はかかる。おまけにアトランタで撮影しているときはとてつもなく暑くなるので、着心地のいい衣装とは言えないんだ。でも、最初の『マイティ・ソー』のときにアンソニー・ホプキンスに言われたんだ「ミニマムな演技に徹するべきだ。あとは、この衣装が雄弁に語ってくれる」とね。

-ジェレミー・レナーさんにお聞きします。『アベンジャーズ』シリーズに復帰した気分はいかがですか?

ジェレミー:実は遠ざかっていたつもりはまったくないんだ。2作(『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』)を同時に制作していて、それぞれの撮影が入り組んでいたから。追加撮影も数ヶ月前にやっていたしね。

-今作では髪型が大胆に変わっていますね。

ジェレミー:あれは僕のアイデアで、監督のルッソ兄弟も気に入ってくれたんだ。それなりの覚悟が必要だったけど、上手くいったと思う。『アベンジャーズ』シリーズでは、毎回、それぞれのメンバーのコスチュームや髪型が変わっているから、成長や時間の経過を示す上で必要だと思ってね。

-監督のジョー&アンソニー・ルッソとの仕事はいかがでしたか?

ジェレミー:二人のことは、実はこの映画の前から知っていたんだ。テレビドラマや映画の企画について話したことがある。とても頭がよくて、思慮があって、とてもエモーショナルだ。おまけに、役者にさまざまな挑戦をさせてくれる。だから、すごく楽しいよ。

クリス:この映画のプレッシャーはとてつもなく大きいから、ストレスだらけで、カオスな現場になる可能性があったんだ。あるいは、30年続いたテレビドラマのようなマンネリと倦怠感に満ちた現場になっていたかもしれない。僕自身としては『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)で打ち出したソーの新たなキャラクター像が気に入っていて、その続きを追求したいと思っていた。昔のソーには戻りたくないなあ、と。その気持ちをルッソ兄弟に伝えたら『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』ではまた違った新しいバージョンのソーを用意してくれることになったんだ。俳優の気持ちを尊重してくれる監督だよ。

-シリーズが続くにつれてあなたたちも年を重ねていますが、そろそろアクションがきついと感じませんか?

クリス:一度もないね。

ジェレミー:同じく。

クリス:今は、これまでで一番良いコンディションになっている。ソー役を演じるときは、前作と体型を合わせなくてはいけないし、新作の度に新しいアクションを習得しているので、体がどんどんアップデートされているんだ。

ジェレミー:最近、両手を骨折したけど、すでに快方に向かっている。まだ年を取り過ぎているとは感じてないね。

-ジェレミーさんにお聞きします。『ウインド・リバー』のようなドラマ映画と、『アベンジャーズ』シリーズでは役者としてどちらのほうが充実感がありますか?

ジェレミー:充実感の種類が違うんだ。『ウインド・リバー』(2017年)のような映画は自己満足的な喜びを得ることができる。それに対して『アベンジャーズ』の場合は、壮大な作品の一部になった達成感がある。この手の超大作を作るには、小さな町の全ての住人程のスタッフが必要になる。スタッフがVFXやセットを作って、そして編集をして、初めて成立する作品だ。最初の『アベンジャーズ』を観たとき、自分が映画のなかにいることに奇妙な興奮を覚えたのを今でも覚えている。大好きな映画の中に、自分が映っているんだからね。この興奮は、他の種類の映画では得がたいものだ。

-最後に、もしも『インフィニティ・ウォー』で消えたキャラクターを誰でも生き返らせることが出来るとすれば、クリスはやはりロキを選びますか?

クリス:なぜその必要があるんだ?

ジェレミー:同感(笑)。

クリス:ロキはソーを何度となく騙してきた。誰でも生き返らせることができるとしても、あいつを復活させるのはどうかな。

ジェレミー:この時点で生き返らせる価値なんてない。誰も望んでないし。

-ロキのファンがいますよ。

クリス:確かに、観客動員を増やすためには意味があるかもしれないね。ソーとロキはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でたくさんの経験をした。ソーが成長できたのは、ロキがいたからだ。トム(・ヒドルストン)とは1作目からの付き合いで、彼からたくさんの事を学んだし、友情を育んだ。たくさんのいい思い出があるよ。

インタビュアー:小西未来

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』

最強を超える敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命は、半分に消し去られてしまった…。35億人の未来のために、そして“今はここにいない”仲間たちのために、最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>に挑む。最強チーム“アベンジャーズ”の名にかけて──。

制作年: 2019
監督:
出演:
  • BANGER!!!
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