市川海老蔵が語るポップカルチャーと歌舞伎の共通点とは?「東京コミコン2020」2日目はディープなトークが目白押し

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ライター:BANGER!!! 編集部
市川海老蔵が語るポップカルチャーと歌舞伎の共通点とは?「東京コミコン2020」2日目はディープなトークが目白押し
「東京コミコン2020」アンバサダー 市川海老蔵

2日目はオトコノコ大喜びコンテンツ満載!

2020年12月4日(金)、映画『モンスターハンター』と『トップガン マーヴェリック』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(すべて2021年公開)の予告編映像から幕を開けた2日目の「東京コミコン2020」は、杉山すぴ豊氏による各作品解説からスタート。『クワイエット~』主演のエミリー・ブラントにはMCU入りを求める声が多いらしく、“あの作品”の新シリーズがその有力候補と噂されているそうだ。

『G.I.ジョー』最新作への期待が高まる貴重対談!

そして1発目のコンテンツは2021年公開、あの人気シリーズのスピンオフ『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』! 日本から平岳大が参加し、谷垣健治がアクション監督を務めたことでも話題の超期待作だ。そんな本作から、主演のヘンリー・ゴールディングと、スネークアイズの生みの親でもある伝説的アーティスト、ラリー・ハマ氏のスペシャル映像が到着。

本作はアクションフィギュアからはじまった人気アニメ「G.I.ジョー」をベースに製作された映画シリーズで、正義のG.I.ジョー軍団のなかでも絶大な人気を誇るキャラクター、スネークアイズの原点を描くスピンオフだ。今回のスペシャル対談映像では、この謎多きキャラの誕生秘話から、日本をはじめアジアを大フィーチャーしたスピンオフ作の意義、登場人物たちの絆などをたっぷり語り合った両者。激しいアクションがウリの作品のトーンとは裏腹に和気あいあいの内容となったが、スネークアイズだけでなく改めて「G.I.ジョー」という作品の重要性を実感できる、かなり貴重な内容だった。

マーベル×ジャンプ! 日米コミック誌の編集長がじっくり語り合う

続いて注目したいのは、マーベル・コミックスのC.B.セブルスキーと「少年ジャンプ+」の細野修平という、日米を代表する人気コミック誌の編集長が全ファンへ熱いメッセージを贈った<マーベル×ジャンプ:日米編集長対談>! 幼少期から「少年ジャンプ」から多大な影響を受けてきたというセブルスキー編集長は、マーベルでも日本のマンガと同じようなことを実現したいとリスペクトを贈る。そして「マーベルの世界はあなたの窓の外にある」というスタン・リー氏の言葉を引用し、コミックから派生したアニメや映画などが世界中で大ヒットしたことで、多くのファンが原点であるコミックに回帰することを“エコシステム”と例えつつ感謝を述べた。

セブルスキー氏いわくアメリカのコミック界も日本のマンガの影響で、よりパーソナルな物語を描く作品が増えつつあるという。そして細野編集長から、なんと12月10日(木)より少年ジャンプ+にて「デッドプール:SAMURAI」(原作:笠間三四郎/作画:植杉光)の連載が始まるという大ニュースが! 読み切り掲載時は一度きりのコラボかと思われたが、この国を超えた夢のコラボ新連載には世界から注目が集まることだろう。

市川海老蔵が語る! ポップカルチャーと歌舞伎の共通点は?

さらに「東京コミコン・エンタメ談義」と題して、市川海老蔵氏のスペシャル・トーク・ショーを開催。ポップカルチャーとは縁遠いように思える海老蔵氏だが、「スター・ウォーズ歌舞伎」でSF映画と日本の伝統文化を融合させた経緯がある。そんな海老蔵氏いわく、昔はマンガやアニメとのコラボは考えられないことだかったが、歌舞伎も荒事(あらごと:演出法の一つ)と呼ばれる強い感情表現を使った勧善懲悪の物語を演じることが伝統となっているという。実は歌舞伎は、約400年前からアメコミなどと並ぶ物語を紡いできたのだ。

世界に歌舞伎を広めてきた海老蔵氏が語る、エンターテインメントにおける善と悪の定義。現代カルチャーとの共通点も大いに見出だせる、とても興味深いお話を聞くことができた。「スター・ウォーズ歌舞伎」は権利関係などをクリアするのが相当大変だったそうだが、今後“歌舞伎化”できそうなアメコミ作品についてのお話などは、まさに「東京コミコン」ならではと言えるだろう。

「東京コミコン2020」アンバサダー 市川海老蔵

「東京コミコン2020」は2020年12月4日(金)から12月6日(日)までオンライン開催中(有料会員は見逃し配信あり)

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